間違いだらけのネットワーク作り(546)2008/07/19
「固定も、携帯も通信時間は減少」(20年度版情報通信白書)

 今日、東京はじめ全国の梅雨明け宣言が出されました。  実感としては7月に入ってから梅雨らしい雨の降り方はなく、とっくに明けていたように思いま す。  梅雨明け前には集中豪雨の被害が出やすいのですが、今年は水害がなかったのが幸いでした。  来週末は研究会コアメンバーの旅行で岡山の牛窓と備 前を訪ねます。   牛窓は古い歴史のある港町ですが、近年はリゾートになっています。  備前では備前焼を体験します。  この旅行も春の京都研究会同 様、すっかり恒例になり今年で11年目です。  12名が東京、名古屋、京都、松山などから参加します。

 22日(月)にITproに新しいコラムが掲載されます。 表題は「あなた、また『目 的』を忘れていませんか?」です。  提案や設計では目的指向が重要ですが、ベテランでもついつい忘れがちです。 2つのエピソードと1つの質問 で「目的から考える」ことの大切さについて、あらためて述べています。  おまけの話として、ドコモがiPhoneをサービスするのはたぶん間違いないだ ろう、という証拠(?)を発見しました。 その証拠写真も掲載しています。  もりだくさんで面白いと思いますので、ぜひお読みください。

「固定も、携帯も通信時間は減少」(20年度版情報通信白書)
 
 毎年7月は総務省から新しい情 報通信白書が公表されます。  情報通信の仕事をしている人であればニーズがどう変わっているか、知って置くことは「目的指向」の仕事をするには 必要なことです。 無料で公開されているのですから、眼をとおすことをおすすめします。 

 ここ2、3年、「電話の利用は激減しているのだから、IP電話に大きな投資をしたり、電話の取次ぎや話中のムダをなくすためのプレゼンスやユニファイ ド・コミュニケーションの提案など的外れ」という主張をしています。  その根拠は情報通信白書の統計です。 20年度版情報通信白書でも、通話時間の減 少というトレンドは変わっていません。  FMCだなんだと、ややこしいことをして通話料を削減しなくても、使わなくなっているのだから放っておいても通 話料は減るのです。

 よく、「固定電話は使われなくなったが、携帯の通話は増えているのでは」という意見を聞きますが、固定も携帯も減っているのです。 携帯は端末数の増加 で微増ていますが、1端末あたりの通信時間が減少を続けており、通話時間は1日わずか3分程度なのです。  今年度のグラフにはありませんが、平成12年 度は1日約4分でした。 ちなみに、図表2−1−3−2の18年度の総通信時間は43.3億時間になっていますが、平成13年度は70.3億時間でした。   5年で約4割減少しています。  ビジネス通話だけだともっと減少しているのですが、それは「メー ルが電話より3倍エライ理由---IP電話の採算を見直そう」を読んでください。

            

  企業ネットワークでよく使う広域イーサネットとIP−VPN。  広域イーサネットがIP−VPNを抜いたかと思っていましたが、IP−VPNは健闘 していますね。




  企業ネットワークとは関係ないですが、国内でインターネットに公開されているブログの数は今年1月時点で約1700万もあります。 ただし、月1回以 上更新されるアクティブブログは300万強しかありません。  グラフを見るとブログの数は増えても、アクティブブログの数は横ばいなのが面白いですね。   誰でもブログを持つことは簡単だけど書き続けることは難しい、ということでしょう。






ホームページへ