間違いだらけのネットワーク作り(529)2008/03/22
「京都研究会予告」

 今週火曜日に明治記念館で行った講演は好天にめぐまれ、いつも以上に庭の緑が映えて気持ちよく話せました。  部屋は二階で演台から向かって左が全面ガ ラス窓だったので、カーテンを閉めず、森の中のようにたくさん木が見える状態で講演しました。  時間は3時間半。  途中15分の休憩を一度取りました が、あとは立ちっ放しで話しました。

 1月末のITproEXPOでプレゼンを聴いてくれた方がけっこう来ていたようで、そのうちの一人からはITproで時間がなく説明しなかった点を聴こ うとこの講演に来たのに、今日は秘密だからと省略された、と突っ込まれ、場内爆笑になりました。  仕方がないので、タネ明かししました。  答えてしま えば、なあんだということでしかないのです。 翌日はやはりITproEXPOに来てくれた別の人から感想メールが来ました。  皆さん、このホームペー ジやITproのコラムを熱心に読んでくれているようです。  ありがとうございます。

 そのITproの新しいコラムが24日月曜日に掲載されます。 テーマは「メールが電話より 3倍エライ理由−IP電話の採算を見直そう」です。  かなり刺激的で面白くもあり、耳が痛い人も多いと思います。 
 
 京都研究会まで2週間になりました。 現時点で26名の方が出席予定です。  

第9回京都研究会「商用 NGNを解剖する+非NGNな話」(4月5日京都リサーチパーク)



「京都研究会予告」

 京都研究会が2週間後に迫ったので予告編を書きたいと思います。

テーマ「商用NGNを解剖する+NGNはもういい、次の話題」
  
1.イントロダクション
・企業ネットワークの動向
・これから企業ネットワークに求められるもの
→電話のトラフィックは激減しているのですが、局所的例外があります。 コンタクトセ ンターです。 数年前と比較してトラフィックが3倍になった例もあります。
では、コンタクトセンタのトラフィックはどう増えているか?  トラフィッ ク=件数×1件あたり通話時間です。  増えている主な原因は次のうちどれでしょう?
@件数、通話時間とも増えている  A件数が増えている  B通話時間が伸 びている
 答と何故、そうなるか、をお話します。 もちろん、これは話の一部です が、こういう実態を知らないでネットワークの企画・設計なんて出来ません。
 
2.商用NGNを解剖する          
・商用NGNは予定どおり、3月末に始まったか?
・料金は期待どおりのものか?
・LAN型通信サービスは広域イーサに勝てるのか?
・インターネット上のSaaSより、NGN上のSaaSは何が有利なのか?
→日経コミュニケーションの記事によると、NGNのサービス開始は3月27 日に相互接続の問題が解決されて、ぎりぎり3月31日に開始、となっています。
さて、4月5日の研究会時点でサービスは始まっているのか。  NTTがどの程度のセレモニーや広報活動をするかにも興味があります。 NTTにとっては これからの期待をになう重要なサービスなのですが、それをどの程度社会にアピールするか、それによって力の入れ具合や自信が分かります。

3.NGNはもういい、次の話題
・ワイヤレス・ブロードバンドの近未来を予測する
→W−CDMA(3.5G、3.9G)、WiMAX、次世代PHS。 日本 だけでなく、グローバルに成功をおさめるのはどれか?  企業のネットワークやアプリケーションにどんなメリットをもたらすのか?
・MVNOは発展するか?  
・米でMVNOに失敗したディズニーが日本でサービスを始める理由は?
・MVNOの存在意義はなんですか?
→IIJや日本通信が始めたドコモのMVNO。  MVNOはユーザと提供 元(ドコモ)にとって、どんなメリットがあるのか?  売れているのか?
・アプリが制約されるドコモのワイヤレス・ブロードバンド。 IIJのサービスで制約がないのは何故?
・フェムトセルは流行るのか?
→1日3分しか使われないケータイでの電話。 フェムトセルで電話を使えて も誰も喜ばない。 データ通信が快適に安くできるとユーザは嬉しい。  フェムトセルは企業向けの高価な無線LANを不要にするか?
・さよなら、マイクロソフトはどこまで進んだか? どうなったStartForce
→昨年の京都研究会では「さよなら、マイクロソフト」をやるぞ、と言ったの ですが、それは商売として成り立ったのか? 
・ユニファイドコミュニケーションを笑う
・実績が出来始めた企業におけるオープンソースを使ったメール/グループウェアの利用
→企業によってメール文化も多様。 電話を駆逐し、コミュニケーションの主 役となったメールのこれから。
・etc


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