間違いだらけのネットワーク作り(528)2008/03/15
「ソニーはドコモを見限ったのか?」

 昨日、5週間の南米一人旅に出ていた三男が帰ってきました。  成田からヒューストン経由でペルーのリマに入り、ペルー→チリ→アルゼンチン→ウルグア イ→アルゼンチンとまわり、ブエノスアイレスからニューヨーク経由で帰ってきたのです。 行きかえりの航空券と最初のリマのホテルだけ予約してあり、あと は万事未定。  マチュピチュ、ナスカの地上絵、チチカカ湖、イグアスの滝など有名な観光地や街をまわっていました。 あまり疲れた様子もないので、 1000枚ほど撮ってきた写真(の一部)をさっそく見せてもらいました。

 カメラとDVDプレーヤーがPanasonicなので、SDカードを挿すと簡単にテレビに映せます。 テレビはPではなく、AQUOSですが。  チチ カカ湖の空と湖の青さ、地元の人のカラフルな幾何学模様の入った衣装がきれいでした。 有名な空中都市マチュピチュには日本の60歳前後の中高年ツアー客 がいっぱい写っていました。 よく眼にするマチュピチュの写真の背景に、三角形の高い山が写っています。 ワイナピチュという山なのですが、その頂上へは 切り立ったがけの細い道を時には岩にもたせかけたはしごを登り、時には鎖につかまりながら2時間以上かけないと登れないそうです。 三男はそこで知り合っ た18歳のベルギー人、ボリビア人と3人で登ったそうです。 ベルギー人はスペイン語の勉強のため、ボリビアに留学しているとのこと。 ボリビア人が英語 を話せないので、3人の会話はスペイン語です。  ワイナピチュの頂上はせまく、さすがに若い外国人ばかりで、中高年の日本人も若い日本人も写っていませ んでした。 ワイナピチュの頂上から写したマチュピチュの全景はかなり狭く感じられます。

 ここに書き始めると、面白いことはいっぱいあるのですが止めておきます。  あと一つだけ。 夕食を食べながらの会話です。 次男「何が一番うまかっ た?」  三男「ブエノスアイレスの肉がうまかった」 次男「フォルクスよりうまいか?」 三男「そりゃ、フォルクスの方がうまいよ」

 京都研究会まで3週間になりました。 現時点で23名の方が出席予定です。  例年通り、30名から40名になりそうです。 情報化研究会の方は会員 ページで顔ぶれを見てください。

第9回京都研究会「商用 NGNを解剖する+非NGNな話」(4月5日京都リサーチパーク)

 明治記念館での講演は来週になりました。  いつも私の講演は3、4割の人がNTTグループなのですが、今回は2割に満たないようで面白い傾向です。  とくにNTT東西さんがまったく来ないのが意外です。 まだ、最終的な名簿は確定しないので当日になってみないと分かりませんが。 

「NGN/ワイヤレス・ブロードバンドで進化する企業ネットワークの新展開」(3月 18日明治記念館)


「ソニーはドコモを見限ったのか?」

 今週はケータイ関係のニュースが面白かったですね。 特に月曜日、日経朝刊のソニーがドコモ向けケータイの生産を中止するという記事には驚くと同時に、 「これで日本のケータイのグローバル化が加速される」とある意味、好意的に読みました。  三菱や三洋がケータイから撤退するのと、ソニーがドコモを見限 るのはまったく意味が違うからです。

 三菱や三洋は「ガラパゴスと揶揄される閉ざされた、逆に言えば外から守られた市場」でならケータイ事業をやるが、世界に打って出る実力はない。 閉鎖市 場も飽和したし、過当競争だから抜けようという、情けない決断です。 対して、ソニー・エリクソンは世界市場で戦う力があるが、グローバル・スタンダード からはずれた日本を相手にしても儲からないから見限ろう。 世界市場に注力しよう、という勇ましい決断です。

 これが事実なら、日本のケータイ・ユーザは「日本はSIMロックやら何やらで、グローバル・スタンダードからはずれているばかりにソニーにまで見捨てら れる。 ソニーが世界で売っている端末を、なぜ日本でも使えないのか。」 とハッキリ気づかされます。 日本のケータイのグローバル化が加速される、とい うのはこういう理由です。  ユーザが多種多様な製品の中から、自分の好みに合ったものを選択して使える、というパソコンなどではあたり前のことがケータ イでも出来るようになった方がいいに決まっています。

 しかし、日経の記事が出たその日のうちに、ソニーは否定報道しました。  ただ、ドコモ向け生産を縮小するのは間違いないようです。 さて、真実はどの あたりにあるのか? 時間がちょっと経てば、明らかになるでしょう。   

 シャープは勇ましいですね。 3年前に日本のケータイ・メーカーが撤退を決めた中国市場に乗り込もうというのですから。 中国ではソフトバンクの AQUOSケータイを、中国で使えるように改造した端末が人気だそうです。 商品に力があれば、日本の5倍の大きさがある中国のケータイ市場に参入できる ということです。 ケータイをめぐるニュースで、コンシューマーにも「ガラパゴス状態の日本のケータイ」と、「立派なメーカーと情けないメーカーの違い」 が明白になって来ました。 ケータイの世界が良い方向に変わるにはいいことですね。

ソ ニー、ドコモ向け携帯電話から撤退・国内事業を縮小

ソニー・ エリクソン、ドコモ向け携帯電話の開発・生産中止報道を否定

シャー プ、中国で携帯参入・片山社長「新興国市場で成長」


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