間違いだらけのネットワーク作り(510)2007/11/03
「ネットワーク検定」(日経NETWORK)

 10月25日の講演、「ワイヤレス 中心で考えるNGNと企業ネットワーク」の取材記事がITproに掲載されました。  短い文章でポイントをまとめてくれています。  ただ、 NGNの10Gイーサを褒めたことが書かれているのが残念です。 同じ25日にNTT東西が発表した商用NGNのサービスではトライアルにはあった10G が消えて、最大1Gになったからです。 
 この講演は日経コミュニケーションさんが2台のビデオカメラで撮影してくれました。 それを編集してDVDにしたものが、もう手元に届きました。(写 真) 

 
 
 さすがにプロが撮影しただけあって、映像がきれいです。  人物(私)とスライド、遠近をうまく切り替えて撮影と編集がされています。  これなら講演 会に参加できなかった人も、このDVDを見れば会場にいたのと同じくらい臨場感を持って講演を聴けると思いました。 自分の講演の様子を見るのは照れくさ いものですが、やはり見てみると改善すべきことも分かります。 もっと進歩しなきゃいけないな、と思いました。 

「ネットワーク検定」(日経NETWORK)

 私はネットワーク関係の雑誌は日経コミュニケーション、日経NETWORK、NetworkWorldの3誌を購読しています。  それぞれに 特徴があり、日経コミュニケーションはニュース的な記事やトレンドの記事、日経NETWORKはテキスト的な勉強のための記事、NetworkWorld は現場ノウハウ的記事が充実しています。

 今週火曜日に大阪へ出張したのですが、新幹線の中でひまにまかせて日経NETWORK11月号の「ネットワーク検定2007」という問題を解いてみまし た。 全部で30問あります。 私はモノに触ったことがない、決して触らないことをポリシーにしている変わったネットワークエンジニアであり、プロマネな ので、ネットワーク機器のこまごましたことは知りません。 しかし、基本的なことや原理はしっかり理解し、応用できることを心がけています。 そういう意 味ではネットワーク検定の問題は細かいのが多いので、私には不向きなのですがクイズ的で面白いのでやってみました。 その中から基本的な技術の理解を問う 問題と、正答率がもっとも低かった問題を引用します。  ネットワーク検定はWeb上で行われ、約2700人が受けたそうです。 正答率はある問題につい て受験者の何%が正解したかという意味です。

 IPアドレスの意味や付与の仕方、セグメントの理解を問うのが問4です。 基本中の基本なのですが、正答率は50%程度です。  ネットワークエンジニ アを目指す人は意外に基本に弱いのですね。  こまごましたことに詳しくなるより基本をしっかり理解することが、技術を応用して提案書を書いたり、設計す るには重要です。 ネットワークの営業やプロマネをしている人でこの問題が出来ないとしたら、これも困りものです。  



  無線LANは今や山田電気にさえ、いろんな製品が並んでいて選ぶのは大変です。 8月に自宅の自分のパソコンをVistaに替えたときに無線LANも 新しいものにしました。 店員にうちは光でインターネットが来ていて、DHCPでグローバルアドレスでなくプライベートアドレスがふられている。 なの で、ルータ機能もDHCPもないブリッジ・モードで使える無線LAN製品を教えて欲しい、と言ったところ、理解できる人がいなくて本部に電話で問い合わせ てくれました。 本部の答えは単純で、最近の製品のほとんどはルータ・モードとブリッジ・モードが簡単に切り替えられるとのこと。 安い802. 11b/g対応のものを買いましたが、802.11n対応の製品も並んでいました。 

  問17は無線LAN製品を選ぶための知識を問うものです。 これ、インフラストラクチャモードとか、802.11eなどの用語の意味を知っていないと 出来ないですね。 簡単に消去できる選択肢もありますが、正解を一つ選ぶのは大変です。 正答率6.2%とは低いですね。  「MACアドレス登録機能」 というのがあるので、Cの「あて先MACアドレスによるフィルタリング機能がある」が正解だと思った人が多いのではないでしょうか。  これは引っ掛け で、MACアドレス登録機能は、あらかじめ無線LANに登録されたMACアドレスを持つ端末しか接続しないということです。 この機能は私のオフィスで 使っています。

  答えはここには書きません。 日経NETWORKを見てください。  私も出来ない、知らない問題がけっこうありました。 この特集記事は面白いので すが、各問題の解説がないのが欠点です。 それがあるといい勉強になったのですが、5択のうちどれが正解かしか書いてないのです。 Webを見ればあるの かも知れませんが、せっかく雑誌を読んでいるのだから解説して欲しいものです。 それが紙媒体の雑誌のメリットではないでしょうか?




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