間違いだらけのネットワーク作り(493)2007/07/07
「WebOSの可能性」

 今日は07年7月7日、トリプルセブンの日ですね。 七夕ですが、東京はあいにくの曇りで星空は無理かも知れません。 7月末は毎年研究会のコアメンバーで旅行をすることにしており、今年で10年目になります。 瀬戸内海が見たい、という人がいて、広島の宮島に行くことにしました。 現在のところ、13人参加予定です。 メンバーの年齢も仕事も様々で、20代から60代まで、MITの教授もいれば弁護士もいるという面白い顔ぶれです。 もっともNTTグループの人がやはり多いです。 今年はどんな話で盛り上がるか、今から楽しみにしています。

「WebOSの可能性」

 7月3日の日経産業新聞1面にWebOSの大きな記事がのりました。 ふだん日経産業新聞を読むことはないのですが、会社の広報部を通じて取材依頼があり、対応したので掲載された新聞をもらったのです。 記事自体はけっこうボリュームがあるのですが、私のコメントはわずかしか採用されませんでした。  

 「さよならマイクロソフト」がやはり分かり易いのですね。 これに関しては7月1日(日)夜のNHKニュースが面白かったです。 官公庁はオープンなソフトウェアを調達することになった、というものです。 独自仕様であるマイクロソフト製品は使われなくなる、というニュアンスでした。  これに対して数日後、総務省がただちに独自仕様のソフトが調達できなくなるわけではない、という意味のプレスリリースをしていました。 総務省があわてて否定的なコメントを出した理由は分かりませんが、また外圧を恐れたのでしょうか?

 総務省がどうコメントしようが、官公庁がオープン化に力を入れていることは事実で、LinuxやPostgreSQLを使ったシステムが増えつつあります。 この流れがオフィスソフトまで広がり始めたということでしょう。 すでに地方自治体の中にはOpenOfficeをMS Office代わりに使っているところがあります。 官公庁が「さよならマイクロソフト」の旗を振ってくれるのはすごくいいことですね。  ふつうは民の方が革新的で、官は保守的なはずなのですが、オープン化という面では逆のようです。

 私がWebOSを企業ユースで使おうと決めたのも、それがさよならマイクロソフトを可能にするものだからです。  ただ、今回の日経産業の記事はオフィスソフトだけでなく、さよならWindowsが出来る点を強調しています。 パソコンにはブラウザが載っていればよく、アプリケーションはブラウザの上で動くためOSが何だろうとかまいません。  

 この記事で、ヘエーと驚いたのはSNSにもユーザーにAPIを開放してアプリケーションを自由に開発し、公開する仕組みを持ったものがある、ということです。 アメリカのフェースというSNSではAPI公開一ヶ月で1000本以上のアプリが登録されたそうです。 インターネットのユーザーは世界に10億人以上いると言われています。 その中には天才的なプログラマーが100万人単位でいるでしょう。 マイクロソフトがいかに人材をかかえていても、この無限大に近いネット上のプログラマー集団に勝てるとは思えません。 WebOSの上で使えるアプリケーションの機能が、MS Officeを追い抜くのにさほど時間は要しないでしょう。

 
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