間違いだらけのネットワーク作り(492)2007/06/30
「EMOBILEを使い始めました」

 今日で6月も終りです。 はやいですね、月日が経過するのは。 はやいと感じるのは目標とスケジュールがあるからで、もう第一四半期が終わったか、という感じです。 
さて、25日月曜日にITproに掲載された「知らなかった加入者の意味」はまずまずの評価でした。 電話の施設設置負担金の額を間違っており、読者の指摘で修正しました。 昔よりは安くなっているのですね。  

 それにしても、「加入者」などという呼び方はNGNではやめて、「お客様」に統一すべきだと思うのですが、どうでしょう。 
 
 

「EMOBILEを使い始めました」

 今週月曜日にEMOBILEのカードが届き、さっそくノ−トPCのP’inカードをはずして、EMOBILEに替えました。 快適です。 64KのP’inに対して、下り最大3.6M、のぼり384Kなのですから、当然といえば当然です。 下りの実効速度は1−2M出ています。  定額料金で月5000円あまり。 さあ、これでメール、Web検索、テレビ会議、電話、なんでも出来るようになったなと思いました。 電話はソフトフォン+050番号で発着信OKですね。  頭の中では様々な使い方のアイデアが浮かんできます。 

 2010年頃に出てくる3.9Gでは100Mになり、さらに4Gでは静止状態で1Gになろうとしているモバイル。 こうなると、光ファイバーもADSLも不要ですね。 アクセス網はすべてモバイルになっても不思議ではありません。  「NGNとインターネット−さよなら、マイクロソフトを目指す時代へ」(Networkworld誌8月号) で詳しく書きましたが、FMCという言葉もこれからは無意味です。 なぜなら、NGNの核であるSIPには固定端末とモバイルの区別などないからです。 固定端末はたまたまジッとしているだけ。 FMC端末に060などという特別な番号をふること自体、おかしいことです。 Fixed Mobile Convergenceではなく、Mobile Only Serviceになるのではないでしょうか。 そんな想像がEMOBILEを使ってみるとより現実味を帯びてきました。

 これからは携帯網のことをよく知らないといけないな、と思っていると日経BP出版局の中川さんが「携帯電話はなぜつながるのか」を贈ってくれました。 まだ書店には出ていませんが、Amazonで先行販売しています。 内容を読む前に、パラパラとめくってみて、「お金をかけた本作り」をしているなと感じました。 本文は2色刷りで、図のデザインもいい。 私もこんな本を作ってみたいものだと思いました。 昨日手元に来たので、内容はまだ読んでいません。 

 著者は二人で、ふたりとも60代のNTT OBです。 「携帯電話」はもはや「電話」ではありません。 通話に使われるのは1日3分にすぎず、インターネットに接続してWeb検索やコンテンツのダウンロードに使っている時間が長いのです。 メールはネット接続時間の2割弱です。 つまり、携帯電話はPC代わりになっているのです。 携帯電話という表記は実態を表すものではないので、私は文章ではケータイと書きます。 この本は電話中心の解説のようですが、キャリアの携帯網の仕組みや、そもそも電波とはどういうものなのかを勉強するには良さそうです。

 EMOBILEの定額サービスはどこにいてもモバイルでブロードバンドが利用でき、ネットに接続して電話だろうが、Web検索だろうが、業務アプリだろうが、「IPで」自由に使える、モバイルの理想的なユーザー環境がもう眼の前に来ていることを実感させるものです。
 

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