間違いだらけのネットワーク作り(485)2007/05/12
「次世代インターネットvsNGN」講演予告

 GW中に書いた原稿は結局、約25,000字で書きあがりました。  まずまず予定通りのボリュームです。  編集の方からは厳密なページ数指定でなく、何ページ程度という注文だったので書きやすかったです。 読み返してみると自分でもなめらかに書けているなと思う部分や勢いが感じられる部分もあれば、ちょっと平板かなと思うところもあります。 編集の方が一読した感想をメールでくれました。 「理路整然として、いつもどおり説得力がある」と持ち上げ気味ですが、こちらとしてはそう言って貰えるとホッとするものです。

 この週末はITproの原稿を書こうと思っています。 これは4000字なので、書くこと自体に時間はかかりません。 いくつかあるネタのどれにしようか、とか、それをどう料理しようかという書き始める以前のアイデア作りが大事です。 候補の一つは「紙芝居的文章作法のススメ」です。 そう、GW中の原稿書きをネタにするのです。 紙芝居的文章作成は20年前からやっていることで最近始めたことではないのですが、毎月のコラムというのは最近のエピソードを話題にするのが書きやすいし、読む人も新鮮味があります。 

5月31日講演:「次世代インターネットvsNGN」場所:明治記念館

スピーカー:IIJ社長 鈴木幸一氏、 BTバイスプレジデント ヨン・キム氏、情報化研究会主宰 松田次博
 

「次世代インターネットvsNGN」講演予告
 

 この講演まで3週間足らずとなりました。 事務局に今申し込まれている人の名簿(社名のみ)を見せてもらうと、やはりNTTグループの人が多く、ついでNECとか、富士通といったNTTに近いメーカーの方が多いようです。 明らかに情報化研究会の方だなと社名を見て分かる人もいます。 ありがたいですね、毎回聴きに来てくれて。 製鉄会社の方もいますが、これはたぶん、私が仕事で会ったことがある人だと思います。 ユーザー企業の方もけっこうおられるので、反応が楽しみです。

 さて、次世代インターネットvsNGNという表題は事務局が考えたもので、私には次世代インターネットがどんなものか、というアイデアはありません。 皆さんに是非読んでいただきたいのは、このセミナーのWebページにインターネットイニシアティブの鈴木社長が書いた講演内容の紹介文です。 核心部分を引用します。

 「インターネットという、無限の可能性を持ちながら、その無限性ゆえに、「インターネットとはなんなのか」という問いに対して、明確な答えを誰もが持ち得ない、混沌としたまま状況だけが進展しているというのが、現状のようです。サプライヤーが利用を規定しても、カスタマーが利用法すら変えて、次の技術革新につなげていくという、あまり経験したことがない発展形態をインターネットは取り続けています。」

 この文章にインターネットとNGNを含むキャリア・ネットワークの本質的な違いが表れていると思います。 そのことはGW中に書いた原稿にも書きました。 どう違うのか、私の講演の中で説明したいと思います。 実は冒頭に書いた編集者からの感想メールでは、この部分が一番関心をそそられたと書いていました。 難しいことではないのですが、「ヘエー」と思う人は多いと思います。

 私の講演の中身はインターネットvsNGNという対立関係というより、この本質的な違いも踏まえ、企業ユーザーはインターネットとNGNをどううまく使い分けて行くのかという内容になります。 「Web2.0/NGN時代の企業ネットワーク」という表題がふさわしい内容にしたいと思っています。

 それにしてもNGNにはもっと盛り上がって欲しいですね。 掲示板にも書きましたが、最近企業を訪問すると必ず、「NTTはNGNの話をしますか?」と質問します。 すると、皆さん、「全然しませんよ」という返事です。 NTTの人に会うと「お客様からNGNについて聞かれますか?」と質問します。 すると、「質問するのは松田さんくらいですよ」と言われます。 どうなっているんでしょうね。 NTTからの情報提供が少なすぎるせいだと思うのですが、どうでしょう? もっと頻繁に新しい情報をリリースして欲しいですね。
 

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