間違いだらけのネットワーク作り(484)2007/05/05
「売れ筋のIT」

 GWも今日、明日で終りになりました。 私は予定通り、自宅でのんびりしていました。  でも、あまりに天気がいいので近くの小金井公園に散歩に行ったり、久方ぶりに神田の本屋街に出かけたりしました。 5月中旬に完成させなきゃいけない原稿は、約18000字まで書きました。 今、起承転結で言えば、転から結に入るところを書いています。 あと4000字か、5000字で完成させたいと思っています。 全体で20000字を超えることになりますが、さほど大仕事ではありません。

 原稿はノッている時は2、3時間で4000字程度は書けます。 GWに入ってからも、1日あたりで見ると机に向かっている時間はそんなに長くはないのです。 原稿のテーマは「企業ユーザーの視点で考えるNGNとインターネット」です。 これに副題が付きます。 この副題が実は一番いいたいことなのですが、ここに書いてしまうとサパライズがなくなるので書きません。 お気づきのようにこの原稿の内容は下記の講演会でも話します。 5月24日の大阪での講演でも話します。(この講演会はマスコミ関係の業界団体主催なので一般の方は聴けません) 新しいOpinionやIdeaをどんどんアピールし、実際の仕事に結びつけるつもりです。

 この原稿が印刷されて、書店で手に入るようになるのは6月中旬の予定です。 その頃、またこのページで紹介したいと思います。

5月31日講演:「次世代インターネットvsNGN」場所:明治記念館

スピーカー:IIJ社長 鈴木幸一氏、 BTバイスプレジデント ヨン・キム氏、情報化研究会主宰 松田次博
 

「売れ筋のIT」

 さて、インターネットのことを改めて考えようと、95年に村井純氏が書いた「インターネット」(岩波新書)という本を12年ぶりに本棚から引っ張り出して拾い読みしました。 今読んでも示唆に富む、いい本です。 「ユビキタス・コンピューティング」がすでに課題として取り上げられているのには驚きました。 今はインターネットやITでどんな本が売れているのだろう、と神田に出かけました。 最近は本屋といえば高田馬場の芳林堂、丸の内OAZOの丸善、八重洲ブックセンターのいずれかで、神田は実に久しぶりでした。

 ここに来ると、書泉グランデ5階のコンピュータ書籍売り場と三省堂本店5階の同じくコンピュータ書籍売り場、そして1階の文芸書売り場を見ることにしています。 書泉グランデには週間売れ行き表というIT関係のベストセラーが1枚の紙にまとめられていて、誰でももらえるようになっています。 これと、平台に積まれている本を見れば、旬なIT技術が何かが分かります。 売れ行き表は下のとおりでした。 この表はずっと手書きだったのですが、今回はじめてエクセル版を見ました。 

 ネットワーク関係の本が一冊も入ってないのが悲しいですね。 しかし、Webやブログまで含めてネットワークだと考えると、ネットワークの本だらけということになります。 要は下位レイヤのネットワークは話題がなくなり、上位に移っただけです。 とは言うもののこの変化はプログラミングとは無縁だったネットワークエンジニアには大きな変化ですね。 

 売れ行き表には入っていませんが、先週触れたAjaxの本は平台に10種類くらいありました。 やはり今が旬なのですね。 その中で内容の良さそうな本を手にとってみると、著者はほんの数年前まで高校生だった女の子でした。 今はフリーランスのプログラマーであり、ライターであり、インストラクターであるようです。 これがインターネットの世界のすごいところですね。 ネットとパソコンの普及でITの先端技術について、プロとアマチュアの境界がなくなってしまった。

 世界中にこの女の子のような人が10万人、100万人という単位でいるのでしょう。 そして、どんどん技術もサービスも進化させる。 レガシーな世界でプロだと思ってやってきた人、たまには神田に出かけてショックを受けてください。 私はこのネットの流れをどんどん吸収するつもりです。

 この日、本は一冊も買いませんでした。 Ajaxは入門書を2週間ほど前に買って、3分の1だけ読みました。 私はプログラマーになるわけではないので、「文学的に理解」すれば充分なのです。
 

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