間違いだらけのネットワーク作り(467)2007/01/06
「OnePhoneのなぞ」

謹賀新年

 今年がネットワークに関わるすべての人にとって、良き年であることを祈ります。
 
 この記事を書いているのは実際には12月30日です。 例年のごとく、30日は大掃除。 午前中から私の分担である風呂そうじに取り掛かったのですが、ユニットバスのエプロンをはずすのに一苦労しました。 結局、一人では無理ということを悟り、朝帰りで寝ている長男を起こしました。 二人がかりでやっとはずせました。 もっと簡単に取りはずし出来るようにして欲しいものです。 TOTOさん。  本来ならフローリング掃除も私の担当なのですが、風呂そうじだけで2時間あまりかかってしまい、今日はもう止めました。 

 この冬休み、出かける予定はなく、これも例年どおり、NET&COMの講演スライドを作っています。 といっても、ノート1ページに1枚のスライド原稿を書いていくだけで、パワーポイントにするのは年明けに会社の若手にやってもらいます。 自分でやると生産性があまりに悪いのです。 講演スライドや提案書はいつもこの調子でB5版60ページのうすいノートにどんどん書いていきます。 こんなノートが数10冊たまっています。 ためておいて使うことはめったにないのですが、なぜか捨てる気にならないのです。
 
 スライドはすでに30数枚書けました。 あと、20−30枚でしょうか。 今日はこれから「ユニファイド・コミュニケーションvsセパレート・コミュニケーション」のパートを書こうとしています。 いろいろアイデアを考えながら原稿を書くのは楽しいものです。 

 2007年の京都研究会の日程も決めました。 4月7日(土)です。 ホテルも5人分予約済み。 京都研究会のテーマはNGN関連にしようと思っています。 といっても、NTTがやっているトライアルの中身ではツマラナイので、先週書いたParlayAPIや海外のNGNなど、楽しい内容を話せるスピーカーを招待したいと思っています。 昨年(2006年)はIPモバイルの丸山さんに講演してもらいました。 そういえば、IPモバイルの商用サービスがこの春始まるはずです。

2月9日NET&COM2007講演「5つの『vs』で考えるNGN時代の企業ネットワーク」

間違いだらけonITpro「『提案』と『コンサルティング』の違い」

「One Phoneのなぞ」

 さて、NET&COM2007ではNGNへの各キャリアの取り組み状況についても触れます。 NTTのトライアルも今さらという気もしますが、言及します。 周知のようにフィールドトライアルについてNTT持株から公開されているドキュメントは、NTT持株、NTT東西の連名です。 ドコモは入っていません。 しかし、デモの様子をビデオで見る:NTTが開設したNGNトライアル・ショールーム「NOTE」で見て驚いたのはOnePhoneのデモがあったことです。

 OnePhoneというのはハンドオーバーが出来るFMCです。 英BTのFusionが典型例ですが、屋内ではケータイ−無線LAN−固定電話網−相手端末で通話し、話しながら屋外に出ると通話を途切らせることなく、ケータイー携帯電話網−固定電話網−相手端末へと、自動的にハンドオーバーします。 ビデオだけ見たのでは本当にハンドオーバーしているかどうか分からないのですが、NTTの人に聞くとしているとのこと。

 これはビックリですね。 ドコモが入ってないと出来ないことです。 それにFMCのインタフェースなど公開されていませんし、メニューとしてもありません。 クローズドな世界で実現されたことなのでしょうか? ハンドオーバーのない、900iLでのモバイルセントレックスなら周知のことですが、ハンドオーバーできるFMCなら画期的です。 NTT東西とドコモが仲良く連携しないと出来ないことですから。

 OnePhoneは別に携帯網や固定電話網がIP化されてなくても実現できます。 英BTのOnePhoneも昨年始まった段階ではIPではありませんでした。 たぶん、今もIPにはなってないでしょう。 NGNが全国津々浦々まで普及する必要はないのです。 NGNトライアルのメニューの中で実際の普及が早いのは見た目が現在の広域イーサネットと同じ、イーサ通信サービスかと思っていましたが、ひょっとしたらOnePhoneかも知れません。 それにしても、隠れていて、いきなり出てきたのではビックリしますね。 技術的な仕組みなど、もっと詳細が知りたいものです。 

 

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