間違いだらけのネットワーク作り(465)2006/12/16
「NET&COM予告」

明日土曜日は第27回情報化研究会なので、前日にこのページを書いています。  昨年よりちょっと参加者が少ないのですが、わざわざ大阪や名古屋から参加してくれる方や、2、3年ぶりに参加する方、毎年の常連の方がいます。 明日は大手町のKinkosにコピーと製本を依頼してあるテキストを受け取って、お台場の日本科学未来館へ向かいます。 さすがに、3000枚を超えるコピーを自分でする気は起こらず、また、きれいに製本した方が気持ちがいいので毎年Kinkosを使っています。 会社帰りに頼んでおけば、翌朝には受け取れるのですから便利なものです。 もう少し安いともっといいのですが。

12月17日追記:会員ページに第27回情報化研究会の集合写真を掲載しました。

「NET&COM予告」

既に見ていただいた方も多いでしょうが、NET&COM2007での私の講演がWebに掲載され、受け付けも始まりました。

「5つの『vs』で考えるNGN時代の企業ネットワーク」

Webに掲載されたレジュメを引用します。 このレジュメは講演依頼があった11月初めに作成しました。 こまかいところで変更があるかも知れませんが、基本的にこのままスライド化します。 来年で連続8年となるNET&COMですが、ここにも毎年来てくれる常連の方がたくさんいます。 初めての方ももちろん多いのでしょうが、毎年見かける顔を会場で発見すると嬉しいと同時に、何だかホッとするものです。
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企業ネットワークは大きな転換点を迎えている。 ここ10年、企業ネットワークの目玉は「どんな新技術を使うか」で決まった。 講師が01年に全国規模で構築したルーターレス・ネットワークでは「広域イーサネット」、02年?03年に設計・構築した東京ガス・IP電話では「IPセントレックス」、最近のネットワーク・リストラでは「差別化ルーティングとブロードバンド回線」が目玉だ。
 しかし、新しい技術がSurpriseを生み、目玉になる時代は終わった。 たとえば、NGNが我々の経験してきた数々のSurpriseを上回る何かを可能にするかというと、今のところ見えていない。 これからの企業ネットワークの目玉は「何を、どう実現するか」で決まる。 それは各企業の目的・要件・価値観で変わり、一様ではない。
 本講演では企業の主要な選択肢を対比(VS)させ、NGN(次世代ネットワーク)時代の企業ネットワークをどう企画・設計すべきか、その考え方を解説する。 5つのVSとは「専用線vsブロードバンド回線」、「ユニファイド・コミュニケーションvsセパレート・コミュニケーション」、「IP電話の集中制御vs自律分散制御」、「ネットワーク・コンピューティングvsローカル・コンピューティング」、「レガシーvsNGN」だ。
 イントロダクションでは例年どおり、企業ネットワークの動向について述べるとともに、この1年でのキャリア各社のNGNへの取り組みを概観する。

1. 企業ネットワークの動向
●企業ニーズ、通信サービス、製品・技術のトレンド図
●通信サービスの利用動向
−ケータイは電話機ではなく、メール機でもなく、○○○になった。
−減少する音声通信。 しかし、一部の用途ではトラフィックが増加。
●Skypeのその後−成功? 失敗?
●Asteriskはそんなにいいのか?
2.NGN(NextGenerationNetwork)はどうなっている?
●復習:NGNとは?
●ブロードバンド先進国=NGN先進国とは限らない
−韓国、イタリア、イギリスのNGN
●NTTのNGNフィールドトライアルと商用サービスへの期待
−主役はコンシューマ? トライアル参加企業と実験メニュー
−ドコモが入るとNGNはどんな姿になるのか?
−企業ユーザーから見たNGNへの期待
●KDDIのNGN
−ウルトラ3G構想
−ケータイ主軸のNGN
−企業ユースから見た特徴
●ソフトバンクのNGN
−「インフラ/プラットフォーム・ポータル/コンテンツNO.1」を目指す
−「NGN」という言葉は使わず
−コンシューマが主対象
3.5つの『VS』で考える企業ネットワーク
●「専用線vsブロードバンド回線」
−脱・専用線、脱・ブランド、差別化ルーティングでネットワーク・リストラを進めよう
−やって分かった差別化ルーティングのポイント
−意外なトラブルの落とし穴=トランスペアレントでないキャリア網に注意
−NGNでブロードバンド回線はどうなる? Bフレッツとの違いは何か
●「ユニファイド・コミュニケーションvsセパレート・コミュニケーション」
−もしもし・はいはいの電話もメールもテレビ会議も一つのシステムに統合しようとするユニファイド・コミュニケーション
−目的と用途で独立したツールやシステムを使うセパレート・コミュニケーション
−ユーザー視点で見た両者の比較
−先進的セパレート事例「積水化学SmileNET」
●「IP電話の集中制御型vs自律分散型」
−IT業界主導で生まれたIP電話
−IT業界とPBX業界の最大の違い=人件費
−レガシーなPBXは自律分散、そのメリット/デメリットは?
−IP電話での集中、自律分散の比較
−選択の考え方
●「ネットワーク・コンピューティングvsローカル・コンピューティング」
−Windowsで行くか、シンクライアントにするか?
−Google Docs & SpreadsheetsでMS Officeは不要?
「基本的に,現金はポケットに入れておくより銀行に預けておくほうがいいのと同じで,ソフトウェアもサーバに置いておくほうがいい」(Google社、Schmidt氏)
−両者の比較
−VMWareを使用したネットワーク・コンピューティング事例「NTTデータ」
●「レガシーvsNGN」
−レガシーが悪いとは限らない。「用が足りていれば」レガシーでも、NGNでもいい
−レガシー、NGNの比較
−企業におけるNGNの適用領域と期待される効果
−リスクを避けて実利を取る、レガシー/NGNマイグレーションの考え方
4.NGN黎明期(07−08年)の企業ネットワーク推奨像
●企画設計の考え方
−主役は誰か忘れないこと
−設計ポリシー
−ベーシックを大切に
●多拠点大規模ネットワーク構成例
●中規模大容量ネットワーク構成例
 
 

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