間違いだらけのネットワーク作り(462)2006/11/25
記事評「NGNって何だろう」

金曜日は休暇を取り、金・土と京都へ紅葉狩りに出かけました。 春、夏の京都はしょっちゅう行っているのですが、秋は10数年ぶりです。 タイミングがどんぴしゃりで、この2日間は好天でした。 一日目は清水寺、高台寺、丸山公園、知恩院と東山を歩きました。 春の京都研究会の時にも桜の咲く清水寺と高台寺を訪れたのですが、紅葉はまったく違う風情でした。 清水の舞台から見下ろす紅葉もいいのですが、もみじの林の中で太陽の光に透かされる紅葉を下から見上げるのはさらにきれいでした。

二日目は午前中、紅葉で有名な東福寺、午後は嵐山に行きました。 東福寺はすごい人出でしたが、さすがに今回見た中では一番見事な紅葉でした。 東福寺の写真を載せておきます。

11月27日(月)にITPRO「間違いだらけのネットワーク作り」の新しい記事が掲載されます。 テーマは「ベーシックで勝負しよう」です。 設計ではベーシックな力とディテールな力が必要ですが、ベーシックの重要性をエピソードを交えて書いています。  けっこう面白いと思いますので、是非、読んでください。
 


 

第27回情報化研究会大会「NGN時代のITプロフェッショナル」まで3週間となりました。 今日までに申し込んだ方の名簿は会員ページに明日、掲載するので申し込まれた方は受け付けを確認してください。 NGNのサービスを開発しているキャリアの方や機器を開発するメーカーの方が参加するので、細かいことを質問しようと楽しみにしています。
 

記事評「NGNって何だろう」(日経NETWORK12月号)

日経NETWORKは基本的なことの復習や、最先端の技術の概要を知るのに便利な本で創刊以来購読しています。 12月号のNGN特集はこれまで読んだ雑誌のNGN関連の記事の中では一番面白く、Usefulな内容でした。 Q&A形式でポイントを解説していますが、他誌では触れていない深い内容も書いてあって面白いです。 主だったQ&Aを紹介します。

Q)本質をズバリ言い表すと?
A)NGNは、IPをベースにした次世代の加入電話網です。

ちょっと淋しい定義ですが、今見えている内容だけだとこう言われても仕方ないですね。

Q)インターネットはなくなるの?
A)NGNとインターネットはIPパケットの扱い方がまったく異なります。 今後も併存するでしょう。

これはこう答えておくのが無難ということでしょうか。 図にはNGNから直接インターネットへアクセスできない、ISPにとってNGNはアクセス回線として機能する、と書かれています。 また、NGNはキャリアが許可したアプリケーションしか通信できず、QoSが保証されるのに対し、インターネットはアプリの制約がない代わりにベストエフォートだという説明がされています。

でも、これはISPの存在を前提とした話であって、NGNが技術的にインターネットに直接接続出来ないわけではありません。 キャリアとISPの現在の役割分担を保存しようという制度的意図からそうしようとしているだけです。 将来どうなるかはユーザーにとって、あるいは社会にとってNGNとインターネットが別々のままがいいのか、たまたまNGNの中でアプリが自由でベストエフォートな利用形態がインターネットになるのがいいのか、で決まるのでしょう。 ISPの都合やキャリアの都合ではなく、ユーザーや社会の利便性や経済性が高い姿に落ち着くのではないでしょうか。
 

Q)NTTのNGNはどんな仕組み
これは図がないと説明が難しいので、記事を読んでください。 図は取材に基づいて推定で書いたそうですが、かなり詳しく書いています。 

Q)どんな装置が使われる?
メーカー名、製品名が出ているので、これも読んで下さい。

Q)SIPはどのくらい重要
IMSではSDPの記述内容が追加されていること(たとえば帯域制御を要求するメッセージ)が紹介されています。 

Q&Aはぜんぶで12あります。 すべてていねいに読んではいませんが、NGNの構成や仕組みはかなり複雑で、しかもマルチベンダーで、大変そうだというのが感想です。
 

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