間違いだらけのネットワーク作り(450)2006/09/02
「企業ユーザーにとってのNGN」

今回でこの「間違いだらけ」も450回。 毎週土曜日に書き始めて、ちょうど9年たったことになります。 いつまで続けようとか、何回続けようという目標はないのですが、情報化研究会は出来る限り続けるつもりなので、研究会をやっているうちはこのHPの更新も続けようと思っています。

8月28日(月)にITPROに掲載された「NGNを面白がる」はまずまずの反応だったようです。

翌火曜日にはITPRO Watcherの別の人がNGNの記事を書いていました。 キャプテンなどという大昔のことを書いているので、40代後半か50代の中高年だと思うのですが、「通信事業者のネットワークはフルIT化した。」などという意味不明なことを書きつつ、皮肉たっぷりにNGNを評していました。  この記事はきわめて不快です。 何故、不快か。 実名で書いておらず、ペンネームという隠れ蓑に隠れて批判しているからです。 卑怯ですね。

「企業ユーザーにとってのNGN」

NTTのNGNフィールドトライアルで、企業ユーザーと一緒に何か出来ないかと検討しています。 当然ながら、実際に企業ユーザーの方やベンダーの方と会話しながら検討しているのですが、真剣に検討して感じたのはNGNはコンシューマが主たる対象なのだな、ということです。

トライアルは最初にNTTのショウルーム、次ぎにNTTグループ社員、その後が一般。 これを読んですぐ気づくべきでした。  大手電気メーカーで社内ネットワークを担当する、情報化研究会会員の方にもNGNのトライアルに参加するかどうか聞きました。 「関係ありません。 デジタル家電をやっている部署は参加するでしょうが、社内ネットワークでは考えていません。」という明解な答えでした。 

「NGNを面白がる」で書いたとおり、企業ネットワークはNGNの起爆点として有望だと思っています。 なぜなら、NGNを使う端末やサーバを企業内に一気に導入できるからです。 不特定多数ユーザー間で使うコンシューマ向けのテレビ電話などでは、NGN対応の端末がかなり普及しないと、自分が対応端末を購入しても通信する相手がいない、という状態になります。 企業ネットワークなら、一斉導入が可能で社内コミュニケーションに活用できます。

企業ユーザーでのNGNトライアルの検討で最大のネックは実験対象エリアが少ないことです。 せめて東名阪の主要拠点を接続して実験したいと考えても、その所在地が対象エリアに入ってないのです。 NGNを盛り上げるためにも、企業の本社や主要拠点が多いエリアを実験対象に追加して欲しいものです。
 

(情報化研究会の方へ)
この週末は帰省するため、会員向けのニュース・メールの配信は休みます。
 

ホームページへ