間違いだらけのネットワーク作り(445)2006/07/29
「ウェブ進化論」

明日29日は研究会旅行で京都へ出かけるため、一日早くこの記事を書いています。 なんとか、ぎりぎり梅雨明けが間に合いそうです。 研究会旅行は毎回、中高年が多いのですが、今回は研究会京都組の若手が5人参加してくれるので、楽しみにしています。 総勢14人、一番若いのは入社2年目の23歳、最年長はハッピーリタイアしている65歳(推定)です。 女性は5人。 

7月31日(月)ITPROに「タイム・イズ・マネー:積水化学のネットワーク・リストラ」が掲載されます。 興味深い内容になっていますので、是非、お読みください。

「ウェブ進化論」

今週水曜日に「ウェブ進化論」を書いた梅田望夫さんの講演を聴きました。 200人以上の主に中高年(役員、部長クラス)が受講していました。 テーマは本と同じ「ウェブ進化論」です。 私は本を読んでいるので、さほど新鮮な話はありませんでした。 

面白かったのは挙手によるアンケート。 本を出して半年経ったが、もうすでに盛り込まなくてはならない事件が起こってる。 それはYou Tube。 「知っている人、手を挙げてください」 手を挙げたのは約5%。 ちなみに、ブログを書いている人 約3%、 Mixiのユーザー約3%。 やはり中高年男性はリアルワールドばかりで、ネット社会にはうといのですね。

私は息子からYouTubeを教えてもらっていました。 「お父さん、これでCaptainEOが見れるよ」  CaptainEOは今の高校生、大学生は幼稚園か小学生の時に、 その親である私の世代は30代に見た、TDLのアトラクションです。 そう、JCBが提供し、マイケルジャクソンが主演する3Dの宇宙冒険映画です。 このアトラクションのダンスと音楽が好きで、10回以上、見に行きました。 しかし、もう10年くらい前になくなったのです。 YouTubeで見るEOは映像が粗くて、小さく、迫力に欠けますが、そうそうこれこれ、と思い出すことが出来ます。

YouTubeは誰でも無料で映像コンテンツをアップして、世界中に配信できるサービスです。 様々なジャンルの映像を見ることが出来ます。 梅田さん曰く、YouTubeにはテレビドラマもどんどんアップされるので、テレビを見過ごした時も困らない。 しかし、帰宅して息子たちにその話をすると、「お父さん、そんなの昔の話だよ。 今じゃ、映像は10分以内の細切れでないとアップできないので、ドラマなんか入らないよ」とのこと。 さすがの梅田さんも現役大学生ほどネットに追随していない、ということでしょうか。

感想。 Web2.0あるいは、梅田さんのウェブ進化論という「言葉」は、インターネットの新たな流れを発見してつけたというより、90年代から気づかれていたけどクリアでなかったトレンドに分かり易くスポットライトを当てたものだ、と思いました。 

根っこにあるのは先週の記事で書いたPublicationだと思います。 企業も個人も、誰もが自由に表現し、情報発信でき、放っておけばゴミの山にすぎないそれらの「情報」をGoogleという怪物が「目的に合ったものを検索」してくれることで、ダイヤの山に変えた。 人々はネットというPublicationの場で、必要な情報とそれにつながる企業や人を知り、それらとCommunicateし、Collaborateすることが出来るようになった。 そういうことじゃないかと思います。

先週末にNTTのNGNインタフェースが公開されました。 無味乾燥ですね。 NGN自体に情報価値はありません。 NGNでなければ実現できない、意味あるアプリケーションが登場するのか。 どんな実験が出来るのか、要注目です。
 

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