間違いだらけのネットワーク作り(443)2006/07/15
「MS Office Communications Serverとは」

今週木曜日はお客様との月次定例会で博多へ行きました。 福岡空港に降り立つと、深い青色の空に「これが入道雲だよなあ」とほれぼれするような、白い雲が高く、大きく積みあがっていました。 もう、梅雨は終わったようです。 ちょうど祇園山笠祭りの最中で、街のそこここに飾り山が据えられていました。 締めこみ姿の男衆が気合を見せていました。

さて、新社会システム総合研究所主催セミナー「ユーザー視点から見る企業の次世代ネットワーク構築」(7月18日明治記念館)」が連休明けの火曜日に迫りました。 高いセミナーなのに100名近く参加してくれるようです。 研究会の方にお会いするのを楽しみにしています。

「MS Office Communications Serverとは」

この講演でも触れますが、ここ最近のネットワークのニュースで私が一番注目したのは6月26日(アメリカでは25日)にマイクロソフトが発表した「Office Communicatons Server2007」(以下、OCS)をはじめとするRTC(リアルタイム・コラボレーション)製品群です。  これまでのプレゼンス管理システム、OfficeLiveCommunicationsServer2005と違って、電話機までラインアップされ、IP−PBXの機能を盛り込んでいるのが特徴です。

新しい2007 Office system製品が、音声、会議、IMおよびコラボレーションなどを統一する企業向けコミュニケーション ソリューションを提供

この中で、私が一番注目したのは「あらゆるコミュニケーション手段に共通する単一IDを割り当てることで、(デバイスや場所ではなく)人々(人間)をコミュニケーションの中心におき、(中略)日常の作業プロセスとコミュニケーションとを統合できるようなソフトウェアを実現」という文章です。

総務省の電気通信番号より、ずっとIP時代らしい考え方です。 SkypeNameも同様ですが。 詳しい説明を聞きたいので、今週マイクロソフトのRTC担当の方から話をうかがいました。 最初に私がした質問は「OCSはIP−PBXやSIPサーバと補完関係になるものですか、それとも排他的な関係ですか?」というものです。 回答に困っていました。 でも、究極は排他的なものとなるのがゴールであり、NECのSV7000が連携するなどというニュース・リリースもありましたが、SV7000なしで済まされるようになるのでしょう。 

単一IDが、グローバルなものであればすばらしいと思っていたのですが、今のところはプライベート(企業内でユニーク)なものだそうです。 グローバルIPアドレスのようにユニークなものなら、まさに電気通信番号を代替できるものになり、電話だろうがテレビ会議だろうが、そのIDで相手にかけたり、会議にINVITEすることが出来ます。 そうなるとMSは世界的な通信事業者という位置付けになります。 Skypeだってやれているのですから、MSが本気になれば出来るでしょうね。

といったところで、上記セミナーではGmailやGoogleTalkを持つGoogle、Skype、Microsoftの「野望」がどんなものなのか、想像を膨らませながら話したいと思います。 それにしてもマイクロソフトの方の話は面白く、勉強になりました。 1本2万円とか、1万円もするソフトフォンなんて、存在価値をなくすでしょうね。 OCS2007が出れば。
 

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