間違いだらけのネットワーク作り(421)2006/02/11
「NET&COM講演要旨(2)」 

昨日はお客様向けのAnnualNetworkSeminarを開催しました。 今年で12年目となります。  多くのお客様に来ていただき、楽しく話が出来ました。 ネットワークの構築・運用をさせていただいているお客様にはセミナー終了後、立食パーティにご参加いただき歓談しました。 36階の部屋を使ったのですが、好天に恵まれてレインボーブリjッジや富士山のシルエットがきれいに見え、皆さんに夜景も楽しんでいただけました。 このネットワーク・セミナーからルータレス・ネットワークも、東京ガスさんのIP電話も、積水化学さんのネットワーク・リストラも生まれました。 今年もお客さまとの会話の中から、新しいアイデアを創って来年のセミナーでご紹介したいものです。

先週から今週にかけてPHSに関する面白い報道がありました。 ドコモが2007年度にPHSから完全撤退するという記事と、1月末のケータイ加入数です。

「中村維夫社長は同日開催した決算会見で「PHSの事業は黒字に転換できないため,このまま続けるのが難しかった。300万の加入がないとペイしないし,設備も老朽化しており更改が難しかった」と中止の理由を説明(1月31日ITPRO)

「PHS事業者のウィルコム・グループ(ウィルコムとウィルコム沖縄)は,純増数8万200と好調を維持。累計では373万1200契約と過去最高値を更新中だ。」(2月7日 1月のケータイ契約数、ITPRO)

300万加入のペイラインに達しないので、PHSから撤退するというドコモ。 対して、設備や収益構造がドコモと同じではないにせよ、370万加入というペイラインを大きく上回ったウィルコム。 この対比は面白いですね。 どんなにいいサービスでも赤字続きではサービスの継続が望めません。 ウィルコムのPHSは安全圏に入っているのかな、と2つの記事を読んで思いました。
 

「NET&COM講演要旨(2)」 

NET&COM講演要旨の後半は自営FMCを簡単に紹介します。 050番号でOneNumberを実現し、ケータイ発信の極少化によるケータ料金の削減と、利便性の向上を目的とするものです。 自営IPセントレックスで、050番号と内線番号、090/070番号との対応づけを行います。 これにより、山田さんの電話番号が050123だとすると、山田さんに電話をかける相手は山田さんが無線LAN配下の内線が使えるところいようが、外出先で090番号しか使えないところにいようが、050123で電話をかけることが出来ます。 また、山田さんが内線環境から発信しようが、外出先から発信しようが相手には050123が発信者番号として通知されます。

仕組みは簡単です。 着信系の図をのせておきます。 発信系はケータイ/PHS網配下に端末があるときにちょっとした工夫が必要です。 

そういえば、先週末に総務省がFMCに060番号を割り当てるというニュースがありました。 何故、こんなことをするのでしょうね。 電気通信番号が物理的な回線の識別やサービスの識別に使われるのはIP時代にはふさわしくないと思います。 IP時代の電気通信番号は回線やサービスの識別でなく、「ユーザの識別」であるべきです。 英BTはFMCでケータイの電話番号をそのまま使っています。 BTの方が頭が柔らかいですね。 電気通信番号の在り方については下記のコラムにまとまった意見を書いたことがあります。 総務省が何故、060をFMCに使うのか、そのメリットが理解できません。 

FMCは新しい発想で


 

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