間違いだらけのネットワーク作り(418)2006/01/21
「企業でのSkype利用の実態」

今週は10数年ぶりにカゼで会社を休みました。 たまにカゼを引いても微熱程度で治るのですが、今回は最初からセキがひどく熱も38度に達したので病院へ行きました。 会社のヘルスケアセンターでカゼ薬はもらっていたのですが、念のためです。 結果はA型のインフルエンザとのこと。 最近よく名前を聞く、「タミフル」という抗インフルエンザ薬を処方してもらいました。 「幻覚とかの副作用があるんじゃないですか?」と聞くと、「新しい薬なので、何が起こるか分かりません。」と女医さん。 「タミフルは発症して48時間以内に飲まないと効かないですよ」とも。 もちろん飲みました。 でないとインフルエンザと診断してもらった意味がありません。 タミフルが効いたのか、1日で平熱にもどりました。 

Googleで調べるとタミフルはウィルス自体をやっつける機能はなく、ウィルスの増殖を止める働きがあるそうです。 なので、ウィルスが増えないうちに飲むと効果があるということです。 インフルエンザの症状の特徴は最初に熱とかセキがどーんとくるところだそうです。 いずれにしても、カゼの症状がでたらおっくうでも早く病院でインフルエンザか否かの診断をしてもらい、インフルエンザならその処方をしてもらうのが得策です。 ふつうのカゼ薬は症状の緩和だけなので、治るのに時間がかかります。 

NET&COM2006講演「通信サービス激変時代の企業ネットワーク設計と高度利用」2月3日東京ビックサイト

講演紹介(講師プロフィール付き)

「企業でのSkype利用の実態」

NET&COM2006の講演でSkypeにも言及するため、企業での利用について会員の方に簡単なアンケートをとりました。 1000人を超える方にメールを送ったのですが、回答は20人あまり。 このこと自体がSkypeへの関心の低さを表しているのかも知れません。 アンケート項目ごとに生の結果を掲載します。

Skypeの企業での利用は大企業ではまったく進んでいないし、今後も日本版SOX法の施行に向けて監査証跡の取得などが徹底される中、ますますSkypeの普及は困難になりそうです。 東南アジアとの通話が多い中小企業や海外出張の多い人がPDAで使うなど、限定的に使われるだけになりそうです。

Skypeアンケート
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(質問1)Skypeのユーザ管理をしたり、ファイル送信やチャットを外側から制限する ソフトが販売されています。 これを大企業が採用して、大々的に使っている事例、 あるいは使おうとしている事例があったら規模と利用内容を教えてください。 ユーザ名は不要です。
・申し訳ありませんが当社での事例はありません。(SIer)
・事例はありません。(SIer)
・申し訳ありません。わかりません。(SIer)
・知りません(メーカー)
・事例ありません。(SIer)
・聞いておりません(ユーザ企業)
・ブレイクスルーになるような事例がまだでていない。(キャリア)
・使っておりません。(ユーザ企業)
・大企業ではないと思います。(メーカー)
・存じ上げません。(キャリア)
・ありません。(メーカー)
・ありません。(メーカー)

(質問2)フュージョン・コミュニケーションズが050でSkypeに着信させるサービスを始めました。 大規模事例があったら教えてください。
*これは私の勉強不足で、サービス開始が2月だそうです。
・Fusionセントレックスのユーザからは東南アジアに出張した際に利用できないか、などと引き合いがある(Fusionセントレックスを扱うSIer)
・事例はありません。(SIer)
・申し訳ありません。 Skypeで、050着信させて、ありがたいのは、どういうシーンか?よくわかりません。 社内で、050利用なら、わざわざSkypeを利用する必要はない? 取引企業間で、プロバイダが別の場合は考えられますが、わざわざSkypeの企業利用環境(セキュリティ関連)を構築してまで、どういうメリットがあるか?疑問です。(SIer)
・知りません(メーカー)
・事例ありません。(SIer)
・聞いておりません(ユーザ企業)
・Skypeを使って050という話自体は聞いたことありません。(キャリア)
・存じません。(ユーザ企業)
・ありません。(メーカー)
・存じ上げません。(キャリア)
・ありません。(メーカー)
・ありません。(メーカー)
・知りません。(ユーザ企業)
・事例は知りません。(ユーザ企業)

(質問3)Skypeは今後、企業で普及すると思いますか。 予想とその理由をお答えください。
・企業として管理できればという前提ですが、中堅規模(500名以下のユーザ)で且つアジアなど時差のない国に出張が頻繁に発生する可能性がある企業には普及する可能性があると思っています。  しかしながら現在のSKYPEの管理ソフトは高すぎます。(SIer)
大企業での普及はないものと思われます。 セキュリティ面のリスクが一番大きいと思います。 ただし、コスト面重視という点から中小企業での普及はあると思われます。
 特に海外進出している中小企業では海外との通信費の圧縮・通信手段の多様化(海外での通信品質がよくない場所もある)のため利用が促進されるのではないでしょうか。(SIer)
・大企業では、全方位のセキュリティが要求され、そのための構築コスト・管理コストがかかり、「Skypeが生み出すコスト削減利益」を享受できないのではと考えます。(SIer)
・普及しないと思います。携帯に載らないと思うので。(メーカー)
・普及すると思われます。 昨年、米国に出張しましたがその際、ホテルからの日本に何度も電話をする必要がありましたが、非常に安い料金で電話を何度も長時間かけることができ、非常にありがたかったです。 現状ではPCが必要ですが、今後携帯電話等にSkypeの実装が進めば、料金のほとんどかからないSkypeを利用する人が多くなると思われます。(SIer)
・現状の作りでは大企業で普及しないのではと思っています。 昨今ではISMS対応などで厳しい情報セキュリティ規定を設けて運用している企業が多数あるかと存じますが、中でも「情報漏えい」に関して特に厳しい対策を儲けている企業が多いなか、SkypeはP2P技術を利用しているため、Winnyなどと同様に”ファイル交換ソフト”のカテゴリーに属しており、情報漏えいの危険性をはらんでいるため、使用禁止となっているケースが多々あるようです。(SIer) 
・難しいと思います。情シス部門としては認められません。(ユーザ企業)
・個人情報保護法の観点からセキュリテイ面にいっそうきびしくなってくると思いますが、Skype付きの携帯端末等、個人ユース利用面が充実してからになってくるのではないでしょうか。現段階で個人ユースで使いやすい端末が無いと思います。いちいちPC立ち上げないと使えないようでは。(キャリア)
・なかなか普及しないと考えます。一般ユーザーはPCでできる電話機能は,あくまでもPCのソフトの一つであって,電話とは似て非なるものというイメージがあるように思います。多大なコストメリットがあること,信頼性も問題ない事双方をユーザーに示して納得が得られるかがカギだと思いますが,反発は大きいと思います。(ユーザ企業)
・普及しない。コンシュマー向けだと思います。(メーカー)
・PCで電話をするという感じでは、年よりはなかなか分かってもらえない気がします。やはり昔ながらの電話機(構内PHS等)が前にないと難しいかもしれません。(教育)
・企業の内線用としては難しいのではないでしょうか? 業務用のソフトとの相性やサポートが難しいでは?ということと、セキュリティ管理が難しいと思います。 コールセンターなどの専業システムであれば、検討の余地があると思います。(キャリア)
・海外との連絡では既に実績があるので、このケースを中心に普及すると思われます、但し中国大陸(香港・台湾を除く)は、Skypeを音声通話を制限しているので、今後の普及には問題がありそうです。(メーカー)
中小規模で情報システム管理部門が自由に動ける企業であれば普及するのではないかと思います。 理由は通信費用削減とプレゼンスの便利さ。 最近は会議システムもSkype対応のものが出てきていることや、ヘッドセットも従来の電話機の感覚に近いものが販売されており、いわゆるソフトフォンを越えた使い勝手が魅力だと思います。
大企業だと情報システム部門がガチガチなので、スカイプ(しかも日本ではライブドアの名前がくっついているため)という名前の怪しさから、なかなか導入には踏み切れないのでは?
(メーカー)
・Skypeは、企業では普及しないと考えます。(メーカー)
・今後を日本での5年と見るなら 普及しないと思います。同時性を求めるなら 携帯、 あとでもよいのでということなら 電子メールという使い分けのなかで Skypeはなんら役割を持たないと思います(ユーザ企業)
・インターネットを利用した技術であるため、既存のインフラをそのまま利用でき、また、単なる電話としてだけの機能だけでなく、グループウェアとしての機能(電話会議やビデオ会議、情報共有)などの機能が充実していけば、企業内部だけでなくモバイルのコミュニケーションツールとしても、今後十分普及していく可能性があると思います。(不明)
 
 

(質問4)その他、Skypeに関するコメントがありましたらお願いします。(実際使った感想など)
・個人的には、他企業の方のプレゼンス機能とチャット機能をよく使っています。 プレゼンスの使い方としてよく社内で使うと効率があがるような記事などありますが社内の同一ビルより、他企業でパートナー企業などプロジェクトを一緒にしている メンバーのプレゼンスが一番有効だと思います。(SIer)
・VoIPの究極的な目標は、やはりコミュニケーションの活性化だと思います。 キャリアのセントレックスサービスやモバイルセントレックス等の設備や運用のコストダウンや社外内線利用のコストダウンも良いですが、やはり、マルチメディアコミュニケーションができなければ、VoIPの社会的なメリットはないのではと思っています。
 そういう意味では、Skypeは、非常に有効なツールであり、コンシューマの間では、利用ツールが普及すれば、爆発的にヒットする可能性があると思います。 しかしながら、大企業においては、利用目的が企業ごとに多岐にわたりかつ利便性とセキュリティのトレードオフの問題が大きく、コストに対する考え方の壁もあり、一筋縄ではいかないと思います。
大企業であればあるほど、自社構築のVoIPシステムと大差はなくなり、あえてSkypeである必要はなくなると思います。(SIer)
・現職場では、Skypeを始めとするVoIPソフトについて、ワールドワイドで利用を禁止されています。(メーカー)
・今年あたりから各上場企業は企業統制対策の為にトップダウンで社内ルールの見直しを行う所も多いと思います。 このような場合、特にSkypeのようなニッチで弱い立場にあるソフトなどは、見直しの渦の中で「はじき飛ばされて」しまう傾向が強まるのではと危惧しています。(中略) 
 Skypeの、各自のセッションが企業のFirewallをすり抜けてお互いにピアを張るという作りは、管理者から見てあまり歓迎できるものではないと思います。 更に、監査証跡の取得を真面目に考えている(考えざる終えない)IT管理者には、通信ログを集中的に取得することが不可欠なため、受け入れがたい手法なのではないでしょうか。(SIer)
・Skypeの音声通話に関する部分では、無料、高音質ということでメリットを感じる。 反面、社外ユーザーへ添付ファイルを簡単に送付できてしまい、ウイルスチェック、情報漏えいの面で非常に脅威に感じる。 トータルで考えると、リスクにほうが大きいとの判断になり、導入推進というよりは、使用禁止に動く方向になると思います。(メーカー)
・ソフトフォンは、PCを立ち上げて使用できるようになるまでが、従来の電話に比べて時間がかかります。一般業務でソフトフォンを使おうと思うと、かなり抵抗があるのでは?と思います。ただでさえ電話を使用することが減りつつある上、デスクワークしている人だけなら慣れてもらえばいいと思いますが、製造業などの現場では、別の解が必要になると思います。
ちなみに弊社では、社内規定として使用禁止になっています。 セキュリティ管理の観点から禁止なのですが、Skypeで社内情報が流出しないか、問題視しているようです。(キャリア)
・電子メールでのやり取りになって、個人的には電話をするケースが減っています。 電話は最優先の割込で思考停止の最大要因です。 なので、できるだけメールでやりとりをしています。電話で話よりも内容が整理できるので良いと思っています。(メーカー)
・弊社では台湾との日常的な連絡に、SkypeおよびSkypeOutを使用しています。 社内は勿論、FREESPOTのある場所ならPDAを使用しています。 特に、空港などでは待ち時間の間にかなりの効果を発揮します。 メールとの併用で、先にメールを送り音声で補足説明をします。
 Skypeの問題点として、RouterのLogが増えることでしょうか、暗号化しているため、意味不明のLogが溜まり、他の通信情報の分析に支障が出る場合があります。
 関与先のユーザにはすべて紹介しましたが、実際に多用しておられるのは海外やフリーハンドでの通話を希望されるユーザのようです。(メーカー)
・スカイプ自身の仕組みのため、PC自身に怪しい?負荷がかかっているような気がしてならない。アプリケーション自体を削除してもプロセスが消えずに残っている。(今はどうか不明ですが) これも最近はヘッドセット自身にスカイプのアプリケーションが搭載され、使用後にヘッドセットをUSBから外せば、レジストリー等も含めてPC側の設定が変更されないという製品も販売されているようなので、それならいいかもしれない。(メーカー)
 
 
 

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