間違いだらけのネットワーク作り(414)2005/12/24
「ケータイのナンバーポータビリティ」

毎年この時期はNET&COMのスライド作成と、何らかの原稿仕事を抱えています。 スライドは半分ちょっと原稿が出来たところで、例によってノートにどんどん手書きで書いています。 すでに30枚を超えました。 パワーポイントにするのは年が明けてから人にお願いします。 原稿は2本書き進めています。 1本はじっくり長期間にわたって書けばいいものなのですが、もう1本は1月前半で完成させなきゃいけません。 毎年、楽しい冬休みの宿題があるのはありがたいことです。

先週の情報化研究会大会に何人かの方から感想メールを頂きましたので、ご紹介します。 すでにNET&COM2006の講演に申し込んでくれた方もいるようです。 研究会で私が話した内容はNET&COM2006のイントロ的な意味もあったのですが、2月3日はさらに面白く、インパクトのある話にしたいと思います。 
 

ユーザー企業Aさん
「今年もとても実りある時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
弊社は、松田さんの思いとは裏腹に○○だらけです。
(中略)企業戦略の違いなのか、言葉の壁なのか、日本はベンチャー製造業を育てない
からなのか、さみしい限りです。
「見える化」は非常に興味深く、2月3日は目から鱗が取れるのを楽しみにして
います。
健康第一で良いお年を迎えられることを心より祈念いたします。」

学生Bさん
「先週土曜日の研究会講演をはじめ運営等、お疲れ様でした。
おかげさまで、私にはとても楽しい研究会となりました。
このような研究会に参加できたことに
感謝しております。
今回も大変勉強させていただきました。
特に、先生がおっしゃった
「ユーザーが選択することができること=多様性が大切」
ということが、特に心に響きました。
過当競争では困りますが、ニーズに合ったものを選べることは、
社会発展には欠かせないことだと思うからです。(後略)」

通信事業者Cさん
「情報化研究会大変面白く聴講させていただきました。
初めて親睦会まで参加させていただき、情報共有の大切さを
一層感じさせられました。
とても有意義な一日を過ごさせていただき、ありがとうございました。
今後とも何卒宜しくお願いいたします。」

NET&COM2006講演「通信サービス激変時代の企業ネットワーク設計と高度利用」2月3日東京ビックサイト
 
 

「ケータイのナンバーポータビリティ」

今週は今年最後の記事です。 2005年を振り返るとネットワークの世界全体ではSkypeが話題になったくらいで、さほど大きな盛り上がりはありませんでした。 IP電話のブームは完全に終り、モバイルセントレックスに注力したメーカーも苦戦しています。 私自身の仕事は以前にもここに書いたとおり、IP電話抜きの二千数百拠点規模のネットワークと2月3日に一緒に講演していただく積水化学さんの新ネットワーク(千拠点近い規模)がメインでした。 しかし、IPセントレックスは老朽化したPBXの代替として着実に浸透しています。 新設オフィスへの導入もありましたし、先週土曜日には日本橋で番号ポータビリティを伴うIPセントレックス導入がありました。 外線、内線ともきれいさっぱりIP化し、電話回線やINS回線をなくするIPセントレックスの工事も日常的なものになり、私が情報化研究会をやっているうちに工事は終わっていました。 これからもIPセントレックスはそのメリットを理解できる企業に着実に浸透して行くでしょう。 来年は何を目玉とするか、はNET&COMで話したいと思います。

さて、連休前の22日、研究会のコアメンバー8人で忘年会をしました。 一次会は虎ノ門の中華料理屋、二次会は銀座のワインレストランです。 二次会では80年代のいいワインを4本も空け、ゼイタクをさせてもらいました。 二次会は12月16日にマザーズに上場したNVCの社長、渡部さんにごちそうしてもらったのです。 一次会は上場祝いということで、我々が渡部さんをごちそうしたのですが、内容的には「エビで鯛を釣る」そのものでした。 

仕事の話はほとんどしなかったのですが、忘年会で出た話題で面白い、と思ったのはケータイのナンバーポータビリティの有効性です。 これ、有効性が乏しいでしょうね。 なぜなら、ケータイの電話番号は変更せずにケータイ会社を変えられるのですが、メールアドレスは変わってしまうからです。  知りませんでした。 しかし、考えてみれば@docomo.ne.jpとなっているメールアドレスがauに移ってもそのままではありえないのは当然です。

先週の記事に書いたとおり、ケータイが電話機ではなく、メール機だとすれば、ユーザーは電話番号が変わることより、メールアドレスが変わることを嫌うのではないでしょうか。 かくして電話番号が変わらなくても、メルアドが変わるんじゃケータイ会社は変えない、と考えるユーザーが多いと思うのですがどうでしょう。 
 
 

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