間違いだらけのネットワーク作り(413)2005/12/17
「ケータイは電話機ではなく、メール機」

今日は情報化研究会大会「2010年のネットワークを展望する」の開催日です。 会場に出かける前にこの記事を書いています。 最終的に出席者は55名出席で、昨年を若干上回りました。 大会の内容は新年最初の記事(1月7日)に掲載します。 NET&COM2006の講演の申込み受け付けが始まりました。 14800円で、日経NETWORK12ヶ月分の購読がついています。 現在購読中の方は12ヶ月追加されるそうです。 今年のNET&COMは申込みが多く、会場に来たのに入れない方がいました。 来年は広い会場が用意されるのでそんな心配はないと思います。 多くの方の参加をお待ちしています。

NET&COM2006講演「通信サービス激変時代の企業ネットワーク設計と高度利用」2月3日東京ビックサイト

「ケータイは電話機ではなく、メール機」

さて、今日の大会で総務省電波政策課長の稲田さんに講演していただきます。 スライドだけ見ても面白いのですが、その中で統計データとして面白いと思った1枚を引用させていただきます。 ケータイの1週間あたりメール利用回数です。 これと、以前のこのページで紹介したケータイ1端末あたりの年間通話時間が23時間、つまり1日あたりだと4分弱しか通話していない、ということを考え合わせるといかにケータイが電話機でないか、が分かります。 ケータイは「メール機」です。 とくに20代は3割以上の人が週30通以上使っています。 60代の人などメールを使わないのかと思いましたが、使わないのは2割程度なのには驚きました。 もっと画面の大きい、老眼用のケータイが必要ですね。

先週、IP電話についてのHPで、メーカーが「電話の利用が減少しているのでIP電話に投資すべきでないという議論もあるが、メールの洪水を軽減するには電話が有効」という趣旨の記事を書いていて、笑ってしまいました。  前半は私の意見のことを言っているのでしょう。 こういう分かり難い話をするからIP電話は売れないのです。 2つ目の図のように通話時間がどんどん減っている事実、メールが音声通信を代替していることは明白です。 たくさん来るメールをいかに効率的にさばくか、ということと、IP電話とは何の関係もありません。

IP電話でオフィスの生産性向上、などという「見える化」の難しいメリットを追及するより、レガシーPBXより安い東京ガス型のIPセントレックスをすすめた方がいいんじゃないでしょうか。 さもなければ高価なSIPサーバやIP電話機、さらには不必要に高価なLAN機器を売り込むのを止めて、レガシーPBXより安いIP電話システムを開発すべきです。
 
 


 
 
 

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