間違いだらけのネットワーク作り(393)2005/07/30
「兵庫ニューメディア協議会講演模様」

7月27日、表記の講演のため神戸へ行きました。 大阪はしょっちゅう出張するのですが、神戸は10数年ぶりです。 神戸での開催にもかかわらず、遠くは東京、名古屋からの人も含め、情報化研究会の方が10人あまり来ていました。 受付で名簿を見て初めて知ったのですが、ありがたいなあ、と嬉しく思いました。

講演のテーマは「逆転の発想でネットワークを革新する」。 講演は最初のつかみが大切です。 私の前の講演者がノーネクタイだったのでとっさに思いついたのが、「前の方はノーネクタイでしたが、今、霞ヶ関でネクタイをしめているお役人は何と言われるか知っていますか?」と問いかけました。 5秒間をおいて答えをいいました。 「反小泉だと言われるそうです。」で、皆さん爆笑。 「私は小泉は嫌いなので、ネクタイをしめたまま講演します。 ただ、上着はとらせていただきます。」 で、講演開始。

講演の中でも皆さん面白そうに笑うシーンが何度かありました。 講演が終わって会場を出ると、背の高い女性が何か言いたそうに立っていました。 声をかけると、京都大学で経済学を勉強しているものです、と自己紹介をしてくれました。 東京で私の講演を聞いた友人にすすめられて「ネットワークエンジニアの心得帳」を読んだ。 経済学を勉強していると、日本はネガティブなことばかりだと悲観的になっていたが、この本を読んでポジティブな世界もあるんだ、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと思ったとのこと。 技術的なことを知らない経済学部の学生が私の本を読んで感激し、講演を聴きに来てくれたのは意外で非常に嬉しかったです。

この女性も含め、研究会の方、事務局である兵庫県庁の方など10数人で打ち上げをしました。 新しい出会いがあり、話しもはずみ、大変楽しい時間を過ごせました。
 

「兵庫ニューメディア協議会講演模様」

打ち上げの席で出た話題で面白かったのはモバイルセントレックスでの苦戦です。 モバイルセントレックスではいろいろな端末が使われていますが、音質で苦労しているケースが多いようです。 ひどい例では本社で数100台の無線LAN端末を導入したが、トギレや雑音がひどくお客様との通話に使えない。 仕方がないので、無線LAN端末の電源は切りっぱなしにして、電話がかかるとSIPサーバが固定的に携帯電話に転送するようにしている、という話を聞きました。 これだと内線で済むべき通話が携帯電話への発信になって余計な通話料がかかります。 当然、お客様にかけるときも無線LAN端末ではなく携帯電話からかけるので携帯電話会社は大もうけになります。

もう一つの話題は自治体の持っている防災ネットワークがこれからどうなるか。 90年代に構築されたネットワークが更改時期を迎えています。 これから方々でコンペが始まるでしょう。 これは面白いですが、脂っこいのでここには具体的なことが書けません。 しかし、取り組みたいテーマです。

Skypeについては皆さんあまり関心が高くないですね。 使ったことのある人は一割程度でした。

さて、これから松山研究会に出かけるので、ここまでで終わります。 週間情報通信ニュースインデックスの更新と会員の方へのメール送信は休みます。
 

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