間違いだらけのネットワーク作り(367)2005/01/29
「Skype研究@ IP携帯電話としてのSkype」

NET&COM2005での講演、「『逆転の発想』が企業ネットワークを変える−IP電話を超えて」は今週初めに満席になりました。 高い受講料にもかかわらず多くの方に参加していただけて有り難く思います。  会場にはインターネット接続環境も準備してもらえることになりました。  2万円のソフトフォンに出来なくて、タダのSkypeが出来る「生産的」な使い方をご紹介したいと思います。

私の新著、「ネットワークエンジニアの心得帳」が手元に届きました。 編集の方にお願いしたのはIT関係の本にありがちなキラキラした表紙でなく、落ち着いた文芸書的表紙にすることです。 期待以上にシンプルでいいデザインでした。 手で持った時の紙の感触もビニールコートされてベトベトした感じのあるものでなく、さらさらした良い感じです。

いつも新しい本を最初に手にするのは、献本(出版社からいただける本)がとどくうちの家族です。 今回の本は「はじめ」の中に書いたとおり、3人の息子に読んで貰いたかったのですが、文科系大学2年の長男は「この本は読めるよ。」といい、高3の次男は「トラブル発生!対処のポイントは」というコラムについて感想を言ってくれました。 言葉数の少ない三男からはまだ感想を聞いていません。 長男と次男が最初の読者になってくれたのですが、これまでの本と比べると読み物として楽しんでもらえそうです。
 

「Skype研究@ IP携帯電話としてのSkype」

興味のあるものを追究するのが勉強の基本です。 情報化研究会のホームページではSkypeをしばらく追いかけようと思います。 SkypeはノートPCにインストールし、@FreedやAiredgeで使うと、「IP携帯電話」として使えます。 これがモバイルワーカーにはとても便利です。

大企業ではファイアウォールやプロキシの設定によってSkypeが使えないこともままありますが、@Freedで使っているかぎり企業ネットワークとは独立して使えます。 @Freedは電波の状態がいいと64K、悪いと32Kの時もあります。 使ってみて分かったのは32Kでも音質はまったく良好ということです。 

32Kで大丈夫とはスゴイと感心していたのですが、それはSkypeのCODECや音声の補正技術が優れているだけでなく、@Freedも音質に貢献していることを昨日知りました。 それは@Freedが回線交換方式だということです。 回線交換ですから、@Freed網内は糸電話のように帯域が確保され、遅延もごく少ないということになります。 

@Freed+ノートPCは立派なIP携帯電話として使えます。 ノートPCが大きすぎるならWindowsCEで動くPDAにSkypeをインストールして@Freedを装着すればいい。 さらに、携帯電話と同じ形の端末が開発されれば、限りなく携帯電話に近づきます。 現時点ではレガシーな電話や携帯からSkypeへの発信は出来ませんが、それが解決されるのも時間の問題でしょう。

さて、Skypeには便利な面もあれば、まだまだ不便も疑問なこともある。 さらに、電話番号とかがからむと制度的な問題も出てくる。 これからのIP電話の可能性を考えるのにSkypeほどいい教材はないでしょう。 

そこで、「情報化研究会 on Skype 第1回」をしたいと思います。 Skypeのチャット会議を使った研究会です。 下記の要領で行いますので、参加を希望する情報化研究会の方は私までメールで申し込んでください。 もちろん、on Skypeですから費用は一切かかりません。 チャット会議は50人まで可能なのですが、今回は30名で行いたいと思います。 情報化研究会 on Skypeの議論の内容は、情報化研究会のHPで公開してフィードバックします。 発言をせず、ReadOnlyで参加していただいても一向にかまいません。
 

情報化研究会 on Skype 第1回のお知らせ
 

1.日時
平成17年2月19日(土) AM10−12

2.テーマ「Skypeの可能性と疑問」

3.実施要領
事前に参加申込みをいただいた情報化研究会会員にSkypeName:matsudatsにサインインしていただき、チャット会議をします。
特に講師は決めませんが、Skypeに詳しい方に参加していただく予定です。

ReadOnlyでの参加も歓迎します。

4.対象
情報化研究会会員のみ

5.申込み方法
会員の方に毎週お送りしているメールの返信として、参加する旨とSkype名を書いて送ってください。 
 
 
 

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