間違いだらけのネットワーク作り(358) 2004/11/27
「情報化研究会20周年大会講演テーマ決定」

先週の記事で取り上げた日経コンピュータの特集記事、「セキュリティ、ネットワーク誰も教えてくれない100の新常識」(日経コンピュータ11.15)の企画・編集をした前日経コンピュータ編集長、現日経バイト発行人兼編集長の横田さんと昨日、話す機会がありました。 特集のことも含め色んな話をしましたが12月18日の大会で基調講演をしていただくCSK代表取締役有賀さんとも懇意とのことで、大会に来ていただけるかも知れません。

「100の新常識」は全部読みました。 中には大したことないなあ、というのもけっこう交じっていますが、話のとっかかりというより勉強のとっかかりには良いと思います。 この記事がいいのはベンダーの肩を持ったお祭り記事でなく、ユーザーの視点で書かれていることです。 ネットワーク業界の人で日経コミュニケーションしか読んでない人も、この記事は眼を通すことをお奨めします。 お祭りの後の事実が書かれていることが企業ユーザーにとっては大事です。
 

「情報化研究会20周年大会講演テーマ決定」

CSK有賀さんと国立国際医療センターの秋山さんの講演テーマが決まりました。 有賀さんが「情報サービス産業、現状と今後の展望」という大きなテーマです。 秋山さんは「ユビキタスネットワーク時代に必要な情報ネットワーク〜電子タグ・リアルタイム・GRID・デジタルフォレンジック〜」。 「デジタルフォレンジック」とは「インシデント・レスポンス(コンピューターやネットワーク等の資源及び環境の不正使用、サービス妨害行為、データの破壊、意図しない情報の開示等、並びにそれらへ至るための行為(事象)等への対応等を言う。)や法的紛争・訴訟に対し、電磁的記録の証拠保全及び調査・分析を行うとともに、電磁的記録の改ざん・毀損等についての分析・情報収集等を行う一連の科学的調査手法・技術を言います。」(デジタル・フォレンジック研究会) とのこと。  

有賀さんからは2007年問題やITスキル標準など情報サービス産業の人材育成を含む、幅広く、アイデアに富む話が聞けることと楽しみにしています。 秋山さんの「電子タグ、リアルタイム、GRID、デジタルフォレンジック」がどう結びついて、何が出来、ネットワークはどんなものになるのか。 これも普段の企業ネットワークの仕事では一つに結びつかないので、興味津々です。 

さて、お二人の後に話す私のテーマは「企業ネットワークの目指す先」となっています。 実は1ヶ月ほど前に「企業ネットワークの目指す先」と言う原稿を書き上げました。 そのエッセンスを話したいと思います。 ただ、その後も色々と勉強したり、調べたりしているので、内容は変わっています。 来年2月のNET&COMの講演時には、有賀さんや秋山さんの話の刺激も受けて、さらに「企業ネットワークの目指す先」の内容を進化させたいと思います。 これがここ3、4年のパターンなのです。

情報化研究会20周年大会

1.日時  平成16年12月18日(土) 13時−17時
2.場所  日本未来科学館
      東京都江東区青海2−41
      TEL03−3570−9151 http://www.miraikan.jst.go.jp

3.講師とテーマ
13:20−14:20 基調講演  CSK代表取締役 有賀 貞一氏 テーマ「情報サービス産業、現状と今後の展望」
講師プロフィール:85年から研究会に参加していただいているもっとも古いメンバーの一人。 IT業界で著名な論客で、最近では基幹システムの肥大化・老朽化とIT部門で働く団塊の世代の多くが2007年に定年を迎えるのに、その後継者が育っていないという「2007年問題」という言葉を作り出して話題になりました。

平成13年10月の情報化研究会大会では「ドットコムバブル、クラッシュからの脱出」、平成15年12月の大会では「高品質、高信頼性ソフトウェアを生産性高く開発する−情報サービス業界の変革とエンジニアリング化」というテーマで講演いただいた。 

14:30−15:30 国立国際医療センター情報システム部長  秋山 昌範氏 
テーマ「ユビキタスネットワーク時代に必要な情報ネットワーク〜電子タグ・リアルタイム・GRID・デジタルフォレンジック〜」
講師プロフィール:97年から研究会に参加。  優秀な医師であると同時に、医療情報システムの権威。 ネットワークから、オブジェクト指向のプログラム開発まで広く深く精通している。 自らコードを書くことも出来る。 2001年夏の研究会旅行で高知に行った際、同じクルマに乗って長時間秋山さんの話を聞いたが、天才というのはこんな人のことを言うのかなと初めて思った方。 今回は医療分野の人以外も対象となるテーマで講演をお願いしています。

15:40−16:40 情報化研究会主宰 松田 次博 テーマ「企業ネットワークの目指す先」
私のプロフィールは省略します。 企業ネットワークがこれからどう変貌するのか、ユーザーとしてどんなネットワーク像を目指せばいいのか、という私も目下思案中のことを話したいと思います。 具体的話題としてIPセントレックスや無線SIP端末のこともちりばめます。 

4.対象  情報化研究会会員および一般の方

5.会費  情報化研究会会員 5000円、一般10000円

6.申込み HPのメールアドレスまで氏名、所属、連絡先電話番号、会員・非会員の別を書いて申し込んでください。 会員の方はメーリングリストに登録されているアドレスから送信してください。 会員であることのチェックはメールアドレスで行います。
 
 

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