間違いだらけのネットワーク作り(355) 2004/11/06
「Routerlessはアメリカでも受ける」

一日遅れの記事になりました。 3日文化の日から今日まで、久しぶりにシリコンバレーへ行き先ほど帰宅したところです。 前回が99年にCISCO本社を訪ねた時ですから、5年ぶりです。 今回は東京ガスのIPセントレックスで使っているソフトスイッチのベンダーLongBoardはじめ、Juniper、Sylantroなど6社を訪問しました。 目的は「企業ネットワークの目指す先」を考えるヒントを得ることと、売れそうな製品やアイデアを探すことです。

実は私自身は3週間程前に、「企業ネットワークの目指す先」と言う原稿を書き上げているのですが、米国のベンダーやキャリアがどう考えているのか強い興味がありました。

「Routerlessはアメリカでも受ける」

各社でのミーティングの冒頭で私の勤める会社の紹介と、私がやっているネットワーク・ビジネス、訪問目的の説明をしました。 Juniper社で「Routerless Network」を売っているというと皆さん声をあげて笑いました。  ある会社ではABCという言葉を教えられました。 All But Ciscoの略です。 なるほど、アメリカでもドミナントを否定する人は多いんだと思いました。

私にとって、非常に大事なベンダーであるLongBoard社は小さな会社ですが、経営者も技術者も真面目そうなので安心しました。 新しい技術開発や新しいキャリア向けの開発も順調のようです。

Sylantroは訪問前から分かってはいましたが、IP電話関連のアプリケーションの豊富さと懲り方がスゴイと思いました。 ただ、少し機能が多すぎではないか、という印象を受けました。

問題は「企業ネットワークの目指す先」がよりハッキリ見えたか、新しい売れるアイデアを思いついたか、ということですが、帰りの飛行機の中でノートを見つつ箇条書きにすると10個くらいのアイデアになりました。

ただ、「企業ネットワークの目指す先」ということについては各ベンダーともあまり考えてないですね。 自社の製品という「部分」のことは考えても、「企業ネットワークはこれからこういう姿になるべきだ。 だから、自社の製品はこういうものを開発する。」というストーリーを感じさせるベンダーはありませんでした。  ヒントになることを言ってくれる企業はありましたが。 

ps:12月18日の情報化研究会20周年記念大会は既に20人を超える方から申込みが来ています。 2次会はワインのおいしい店を予定しています。 そう言えば、今回のサンフランシスコでは最後の夜に、ちょっとぜいたくですがOpusOneの2001年ものを飲みました。 少々高くても納得させられる深くまろやかないい味でした。
 

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