間違いだらけのネットワーク作り(344) 2004/08/21
「トラブルの原因は2つしかない」

今週は水曜日から夏休み。 四国の実家へ帰る途中、名古屋で1泊、飛騨高山で1泊し今は実家でおとなしくしています。 7月末の博多研究会に続き、私が出かけようとすると台風が付き合ってくれるようで、天気予報では台風15号の影響で高山は雨でした。  しかし、台風も雨雲も私が行くとよけてくれるようで名古屋も高山も晴天。 高山は人気の高い観光地だけあって、たしかに小京都という感じはありました。 しかし、やっぱり「小」ですね。 歴史的町並みが保存されているのはごく狭い地域だけで、狭い通りの両側にお土産屋や食べ物屋が並び、観光客があふれていました。 その地域をはずれるとふつうの田舎町です。 高山に向かう高山線から見えた飛騨川の渓谷と緑の濃い山と青空、高山の町の真中を流れる宮川がきれいで印象に残りました。 
 

「トラブルの原因は2つしかない」

さて、夏休み中なので今回は軽くすませます。 毎月20日頃になると日経バイトが自宅に届き、次の号の原稿を書くのが習慣になっています。 9月に発行される10月号のテーマは「トラブルの原因は2つしかない」。 ネットワークやシステムのトラブルはどんなものでも原因は2つしかない、というものです。

ここで種明かしは出来ませんが言われてみればなるほどそうだな、と思う原因です。 白状すれば私のオリジナルなアイデアではなく、7月末に聴いた講演に触発されたものです。 講演自体はネットワークやシステムをテーマにしたものではなく、トラブル(講演では「失敗」)を積極的に捉えて新しいモノの創造や再発防止に役立てるにはどう考えれば良いか、ということが様々な事例を交えて説明されました。

講演を聴きながらネットワークの仕事に当てはめると、その考え方のフレームワークはネットワークやシステムの仕事でも大変有用なものだと直感しました。 既にその一部は今月初めに作成したレポートに応用しました。

10月号の記事では広域イーサネットとIP電話での「思いがけないトラブル」を事例として取り上げ、「トラブルの原因は2つしかない」を当てはめてみたいと思います。

もう一つのポイントは「トラブルの原因には階層性がある」ということです。 これも聴けば納得という分かりやすく、したがって応用しやすいフレームです。 この考え方は直接原因を明らかにするだけでなく、別の階層にある真の原因を発見したり、複数の階層にわたる再発防止策を考える上で有効です。

プロローグとエピローグには博多研究会のエピソードを書きます。 けっこう面白い内容になるかと思います。
 

ホームページへ