間違いだらけのネットワーク作り(327) 2004/04/24
「京都研究会模様(その3)CallManager」

平成電電がNTT東西の法人向けIP電話への接続を拒否しているという週刊ダイヤモンド4月24日号の記事はインパクトがありました。 新規で提案中のお客様から大丈夫ですか、という問い合わせがかなりありました。 大丈夫です。 私がやっているIPセントレックスは海外も含め必要なすべての電話事業者や携帯電話事業者と相互接続されています。 

改正前の電気通信事業法では第一種電気通信事業者が相互接続の申し入れを受けたときには拒絶できない規定になっていたと思います。 4月から施行された新しい事業法では第一種と二種という区別がなくなりましたが、相互接続についてのルールも変わったのでしょうか。 電話という社会のインフラを提供するサービスで、ユーザの迷惑も顧みず接続拒否が出来るとしたら困ったものです。 しかし、現に拒否しているのだから法律には触れないのでしょう。 だとしたら法制度が悪いですね。

「京都研究会模様(その3)CallManager」

さて、京都研究会に参加された方からCallManagerの概要を説明したスライドが送られてきましたので紹介します。
私は「何か一番の問題ですか?」と質問したのですが、それに対する答えは

「問題点とは、CallManagerを使ったシステムの課題という意味でしょうか? いろんな観点がありますので、一言で説明するのは難しいです。 (信頼性、セキュリティ、運用、etc・・)
(中略) あえて問題点をあげるなら、技術的な話というよりベンダーのサポート・体制・姿勢でしょうか・・・」とのちょっとオブラートにつつんだ答えでした。 しかし、これが表立って言える精一杯のコメントでしょう。 技術的に疑問も持っているがそれはコメントできないとのことでした。

スライドの中の情報でマスターデータベースはパブリッシャーだけが持っているということ、パブリッシャーは仕様上冗長化出来ないこと、が書いてあります。 大元のマスターデータベースが二重化出来ないというのは大きな影響がないのだろうか、という素朴な疑問を持ちました。 障害時にどんな影響があり、リカバリーはどうするのでしょう。 


 
 

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