間違いだらけのネットワーク作り(309) 2003/12/13
「IP電話業者の変節」

今日は情報化研究会大会を駿河台の明治大学リバティータワーで行います。 そのため土曜日というのに6時半に起き、さっき参加者の名簿が完成。 今、こうしてこの記事を書いているところです。 9時には家を出て、銀座でちょっとした買い物をした後、講演資料のコピーと製本を頼んである大手町のKinkosに行き、会場に向かう予定です。 まあ、我ながらよく動くもんだと思います。 ということで来週は今日の大会の内容を紹介できますが、今週は簡単にすませたいと思います。

IP電話業者の変節

ここ2、3週間、複数の大企業を訪問し、IP電話業者からどんな提案を受けているかヒアリングしています。 競合に勝てる新しいアイデアを考えるためです。 口頭だけの場合もあれば、提案書や見積もりを見せていただける場合もあります。 IPセントレックスもどきあり、IP−PBXあり、コールマネージャーあり。 SIPサーバと端末の組み合わせもはっきりして来ました。 感想は何だかなあ。

あきれてしまうのはこれらの業者の変節です。 ほんの1年前まで国産メーカー、外資系メーカーに限らず、IP電話の導入目的として強調していたのは「IP電話にするとLANと電話配線が1本化出来ます。 配線コストも削減できるし、管理も一元化できて効率的です。 IP電話機の増設や移設も簡単に出来ます。」と言うことでした。

これらの業者が今や変節し、「音声のLANとコンピュータのLANは別々にしてください」という提案をしているのがほとんどだ、ということが今回のヒアリングで分かりました。 本当に節操がないですね。 何故そうなったのでしょう? データと音声を同一LANでやってみたけど音質に問題が出やすい?  LANを引き直すのが大変?  

提案の根本とも言える「導入目的」を簡単に変えてしまって、訳のわからない(効果の測定できない)「増力化」とか、「ワークスタイルの改革」とか、高い機器を買わせるための屁理屈に置き換えている。 

ケースバイケースでやり方を変えることは必要ですが、今回のヒアリングではあきれました。 
 

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