間違いだらけのネットワーク作り(304) 2003/11/08
「VoIP−GWの復権?」

今週は大規模ネットワークの設計キックオフがお客様主催であり、SIの担当として「決意表明」というのをしました。 「規模においても、内容においても国内有数のネットワークを目指します」。

10月10日に日経コンピュータ主催で行われたフォーラムのアンケート結果が届きました。

150名の参加者でアンケート回答が98件。 いつもどおり、というと手前味噌ですが、いつもどおりハイスコアです。

コメントのいくつかを引用すると次のとおりです。
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○松田様のお話しにIP電話IPセントレックス導入を検討するうえで、とても参考になりました。東京ガスの事例を参考に弊社での導入メリット等を検討していきたいと思います。

○大変興味深く伺いました。特に、NTTデータ、東京ガス様のご説明はわかりやすく知見の向上に役立ちました。(専門用語が多かった点は、ユーザー企業としては理解するのがたいへんでしたが。)

○PBXの更新時期がきており、PBXレス、IP電話の導入の参考になった

○今までIP電話環境(特にセントレックス)の構築における不明確な部分がわかり、大変参考になった。

○今、一番注目をあつめているIP電話について、言葉は解っても、具体的にどう導入していくのかについて入口部分ではあるが見えたように思う。
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専門誌などで使われている「IPセントレックス」というのが、名前は同じでも東京ガス・モデルとは丸っきり違うということをよく理解してもらえたと思います。 それが証拠にこの講演の直後、金融機関の方が歩み寄ってきて今ベンダーから受けている提案が無意味なことがよく分かったとおっしゃいました。
 

さて、12月13日の情報化研究会大会は締め切り1ヶ月前になりましたが、会場は半分埋まりました。 好調な申込み状況です。 

「VoIP−GWの復権?」

最近、面白い商談がありました。 IP電話のコンペなのですが、IPセントレックスvsIP−PBXという構図です。 お客様が「東京ガスのIPセントレックス」と名前を出すと、PBXベンダーはぐっと値引きをしたそうです。 「松田が提案に来ている」というと、さらに大幅値引きしたそうです。 ずいぶん世の中のために貢献しているんだなあ、とおかしくなりました。

「PBXがそんなに安くなるなら、IPセントレックスはやめてVoIP−GWでデータ・音声統合しましょう。」  これでOKです。 何がなんでもIP電話をやるならIPセントレックス、などと考える石頭ではありません。 PBX以下のことはPBX屋さんに任せて、手離れのいい広域イーサネット+GWだけやるというモデルは大歓迎です。

PBXの設備コストを削減するのが主目的の大企業のIPセントレックス。 でも、PBXが極端にダンピングするなら喜んで使えばいいだけの話です。
素直に考えれば、IP電話の方式選択はいろんなパターンの中から最適なものが選べます。

とは言うものの、IPセントレックスの設計・構築を手がけ始めてちょうど1年が経ち、今思っているのは第二世代のIPセントレックスです。 たくさんのユーザ企業の方々と会話していると次のアイデアというのが出てくるものです。 来年早々くらいには具体的なものになるでしょう。
 
 

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