間違いだらけのネットワーク作り(293) 2003/08/23
「Bad Week?」

先週末から今週にかけて田舎に帰り、墓参りをして来ました。 ヒマなのでずいぶん久しぶりにボーリングをしました。 スコアのつけ方なんて忘れたなあ、と思い息子たちに知っているかと聞くと笑われました。 コンピュータが自動的につけてくれるとのこと。  世の中、こんなところまで楽になっているんですね。 コンピュータはオリベッティでした。 プレーは低レベル。 5人でやって私の155がベストでした。 

子供達は道後温泉本館に行ったことがなかったので、神の湯二階席に連れて行きました。 浴衣と菓子がついており、840円。 貸しタオルとせっけんが50円。 他に霊(たま)の湯個室(1240円)、霊の湯2階席、神の湯一階があります。 お盆なので混んでいましたが、温泉からあがって開け放たれた座敷の縁側で風にあたるのは気持ちの良いものでした。

ボーリングと温泉の盆休み。 田舎くさくて私には最高のパターンです。

Bad Week?

のんびりした数日を過ごして出社するとけっこう大変な日々が待っていました。 ニュースを2つ引用。

○クロスウェイブが会社更生手続きを申請 既存サービスは今後も継続して提供(8.20 日経コミュニケーション)
インターネットイニシアティブ(IIJ)などが出資するクロスウェイブ コミュニケーションズ(CWC)と,その子会社であるクロスウェイブ ファシリティーズ,クロスウェイブ サービスの3社は8月20日,東京地方裁判所に会社更生手続きの申し立てを行ったと発表した。 3社は自主再建を断念し,東京地裁が選任した保全管理人の下で事業再建を目指す。同日,東京地裁より保全管理命令が発令され,保全管理人が選任された。

○新種ワームはBlasterよりも悪質,気が付きにくい上にネットワークを“まひ”させる(8.20 日経コミュニケーション)
8月18日以降,各組織やベンダーが警告を呼びかけている新種ワーム「Welchi(Welchia,Nachi,MSBLAST.D)」の詳細が明らかになりつつある(関連記事)。 新種ワームは,「Blasterと異なり,感染したマシンを不安定にしないために,ユーザーは気が付きにくい」「感染対象マシンを探すために送出するICMPパケットにより,ネットワークがまひする恐れがある」「感染するために起動したバックドア(リモート・シェル)をそのままにする(Blasterの場合には,感染後終了させる)」――などの特徴を持つため,Blasterよりも悪質である。
 

広域イーサネットに先鞭をつけ、ローソンのルータレス・ネットワーク等で私も使ってきたCWCが会社更生法申請。 20日夕刻にCWCから連絡があり、その日のうちにお客様には連絡しました。 いきなり新聞で見たのでは驚いてしまいます。 サービスの継続には問題ないとのこと。 CWCという名前が残る事業継続だといいのですが。 しかし、仮に会社の名前が残らなくても広域イーサネットで企業向けの回線サービスに革新を起こしたという事実は残ります。 CWCの人たちにはこれまでどおり胸を張って頑張って欲しいものです。 このHPにもくり返し書いてきましたが、CWCが広域イーサネットを始めてなければ企業ネットワークの世界は画一的でツマラナイものになっていたでしょう。 最近の保険会社や銀行など大手企業の相次ぐ広域イーサネット採用はCWCなしにはなかったことです。 

MSBLAST.D。 私は直接の被害を受けませんでしたが、ヘルプデスクにはネットワーク障害の申告がかなりありました。 ネットワーク自体は障害ではなく、ウィルスの出すパケットで帯域を取られてしまったのです。 幸いなことにIP電話やVoIPのユーザからウィルスのせいで電話が使えなくなったという申告はありませんでした。 しかし、これくらい被害が広がっているので、ゲートウェイを使ったレガシーなVoIPであれ、IP−PBXやVoIPサーバを使ったIP電話であれ、ウィルスによる帯域の消費で電話が途切れたり、ひどい時にはイントラネットが詰まってIP−PBXとの通信が出来ず電話が使えない、といったトラブルもかなりあったのではないでしょうか?  興味があるところです。 そしてこれからの対策。 帯域を消費するウィルスに企業ネットワークが感染しても電話の帯域を守る対策が不可欠であることをMSBLAST.Dは思い知らせました。  情報化研究会の会員の方、事例があれば教えてください。

ということで、今週はBadWeekかな、と思いました。 しかし、ネットワークの世界が激しく変化する今は革命期なのです。 いろんなことが起こるのは当たり前。 問題が発生すれば対策も出てくる。 それだけのこと。 
 

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