間違いだらけのネットワーク作り(283) 2003/06/07
「もりあがってきたIPセントレックス」

今週木曜日に大学のクラス会が5年ぶりにありました。 法曹(弁護士・裁判官)、銀行に進んだメンバーが多いのですが、 銀行は厳しそうですね。 ネットワークの仕事をしているのはもちろん私一人。 ハゲたり、白髪だったり、老眼だったりしても、75年に入学した当時の面影を皆もっています。 思い出話はほとんどせず、今の話とこれからの話ばかりだったのは、まだまだこれから、ということでしょう。

もりあがってきたIPセントレックス

さて、ネタに困ったときの入会メールだのみ、ということで今週は入会メールの中から個性的なのを3つ部分的に引用させていただきます。 20代、30代の方です。 私より20歳以上年下の人もいます。 こんな若い人が入会する会を主宰しているんですから、私もまだまだこれから、の一人なんでしょう。

Aさん
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業務上の必然性からIPセントレックスに関する情報収集を始め、
松田さんのHPを見つけました。
東京ガスのモデルに関しては少々知っていましたが、
そのプロマネである方のページとは知らず拝見していました。
明確な主張が感じられ、非常に読みやすいページに感心しました。

またその主張がSI事業者寄りである所など、
キャリア勤務の自分の思考回路と微妙に違う点等に妙な関心もしたりしております。
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*仕事のためにIPセントレックスの情報収集をする人が増えている、というのは嬉しいですね。 もりあがっていますねIPセントレックス。 Googleの検索でもヒットするページ数がかなり多くなりました。

*「SI事業者より」ではなく、「ユーザより」であるつもりです。 というより、SIerの存在価値はどこまでユーザと同じ立場に立てるかだと思っています。
ユーザを自社の網で包み込んで縛りたいキャリアや、自社の製品で一色に染めて縛りたいメーカーとは発想が違います。

*キャリアはメーカーは自分の言うとおりに製品を開発をするし、ユーザも自分の言うことなら当然だと信用してくれる、とどこかで思っているんじゃないでしょうか?

*そんな時代が終わろうとしているのがIP電話時代だと思います。 YahooBBやフュージョンがチャンスをつかめる時代なんですから。 
キャリア勤務のAさんとは思考回路が微妙に違うのではなく、まったく違う思考回路でありたいと思っています。
 

Bさん
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間違いだらけの・・シリーズはわからなかった用語や最近のVoIP
情報が伝わってきて非常に勉強になりました。
 当社はユニファイドシステムの製品開発、コンサルティングを
行っておりますが、IP電話によるコンタクトセンター
の開発を計画しております。
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*Bさんはベンチャー経営者。 いいですねえ。 クラス会で銀行に勤めているT氏(実は研究会設立当初のメンバー)が言っていました。 これからは就職するより起業した方がいい、と。  ユニファイドシステムにIP電話を使ったコンタクトセンター、ですか、面白そうですね。 たぶんはやり始めるでしょう。
 

Cさん
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L2とL3では圧倒的にL3-VPNの方が事例が多いです。
理由として、ブロードキャスト問題やNetbios問題、設計の面倒さ
(設計が自由であることの裏返し)があるようです。
既存FR客をL3-VPNに置き換えて、主に保守料で稼ぐ。
顧客には"FRより安い"という点を焦点に、といったところでしょうか。
松田様のよく言われる"フリーな環境"は後回しなようです。
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*Cさんはメーカー系の会社でネットワークエンジニアをしています。 広域イーサネットは設計が面倒だからIP−VPNで、ですか。 ぜんぜん面倒だとは思いませんが、FRからIP−VPNへという単純なセールストーク、設計もワンパターンでやった方が中小の案件を効率的にさばくのに適しているということでしょう。
 
 

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