間違いだらけのネットワーク作り(280) 2003/05/17
「VoIP−GW、いまだ健在」

コンペの1次予選、設計レビュー、新しい設計プロジェクトのスタート、等々今週もあわただしく過ぎました。 コンペの1次予選は無事通過。 新たにスタートした設計プロジェクトも、レガシー・プロトコルの扱いがはっきりしたので障害はなくなりました。 来週はさらに運気が良くなって、新しい仕事をgetできそうな気がします。

今日は久しぶりに八重洲ブックセンターへ行きました。 3階のネットワーク書籍売り場を先ず見ました。 IP電話、SIPの本がずいぶん増えましたね。 私の新著も平台の手前に高く積まれていました。 1冊購入。 何を購入したかは書きません。 こりゃあいい、と思う本があったのでさっと買いました。 専門誌の売り場も一瞥。 NETWORK MAGAZINEのLANスイッチの選び方(ちょっと記憶があいまいです)というのがいい記事だと思いました。 思いましたが、購入せず。 ネットワークも、コンピュータ関係も、最近のベストセラーは入門書か、教訓書ですね。 全体には売れ行きは落ちているようです。 どうして分かるかと言うと、八重洲ブックセンターは毎週火曜日にフロアごとのベストセラー20位をホームページに掲載しているのですが、その中にネットワークやコンピュータの書籍が数年前ほど入らなくなったからです。 5月10日はわずかに1冊。

なぜでしょうね。 売れなくなったのは。 IT不況で、新しくこの世界に入ってくる人が減り、逆に流出しているからでしょうか。 それとも、書店で本を買ったりせず、Amazonで買う人が増えたのでしょうか。 出版社とか、取次ぎは分析しているでしょうね。 興味があります。

1階の文芸書売り場でひいきの作家の作品を探し、車谷長吉の「金輪際」を購入。

VoIP−GW、いまだ健在

ここで言うVoIP−GWはIPセントレックスで使うGWではなく、H.323で使われたきたPBX間の中継部分をIP化する「レガシーな」GWです。 大阪の女性SE、Aさんから面白い話を聞きました。 私はレガシーなGWのニーズはマイライン以降はないだろうと思っていました。 実際、VoFRからの移行などしても経済効果は期待し難いからです。

が、AさんによるとATM交換機を使ったVoATMを単純にL3スイッチorルータ+VoIP−GWで移行するユーザはいまだにいるとのこと。 Aさんは何故かという理由は言いませんでしたが、言われてみて、そうか、と気づきました。 レガシーなGWは中継部分をIP化して通話料を削減するのが当初の目的でした。 その目的はマイラインでほとんど無意味になりました。

今使われるGWは設備コスト、専用線コストの削減が目的だという簡単なことに気づいたのです。 ATM交換機は設備費用も保守費用も高い、ATM専用線も広域イーサネットやIP−VPNと比較して高い。 ATMのハード、回線を捨ててL3スイッチorルータ+VoIP−GWへ移行することで単純に経済効果が得られるということです。 移行もATMに接続していたPBXの回線をGWに接続するだけなので簡単。

大きなトレンドはPBXを使わないIPセントレックスなどのPBXレス・ネットワークへ向かっていますが、手早く、簡単に経済効果が得られるGWはVoATMユーザには効果的です。
 

ホームページへ