間違いだらけのネットワーク作り(274) 2003/04/05
「IPセントレックスがPBXより高い???」

今年の京都研究会が1週間後に迫りました。 現在、28名参加予定。 例年どおり、30名前後になりそうです。 今年のテーマは「広域イーサネット/IP電話の高度利用」。 私の新著のタイトルと同じです。 新著は3月20日頃から書店に配本されていますが、ちょっと分厚くなりすぎて価格もベンダーの翻訳本なみに高くなったので売れ行きを心配していました。 しかし、Yahooのコンピュータ書籍週間売上ランキングでは3月26日時点で4位、4月1日で3位と出足好調のようです。 今週に入ってから新著を購入して情報化研究会に入会を申し込む人や質問のメールを送ってくる方も、出てきました。 

話を京都研究会に戻します。 今回は私からの話もしますが、今、現場でユーザの方がIPセントレックスにどう反応しているのか、どんな課題が浮かび上がっているのか、情報交換やディスカッションが出来ればと思っています。 私が接することが出来るユーザ数はたかが知れていますが、京都研究会ではNTT東西やNTTコミュニケーションの方、ソフトスイッチ・ベンダーの方がたくさん出席するので、眼からウロコ情報に期待しています。 残念なのはメーカーの方の出席が少ないこと。 まだ受付をしますので、特にPBXメーカーの方、お待ちしています。

日経バイトのコラム「勝利の黄金比」がITPROに掲載されています。 読者の投票は「ほとんど読んだ」=94%、「参考になった」=88%。 書き込まれているコメントが面白い。
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[2003/04/01]
SIベンダの開発者です。この春、開発から営業に移してくれとお願いしたが、受け入れられず、その代わり、提案作業から仕事をさせてもらえるようになりました。◆先日、私の描いた初めての、提案書で仕事をいただけることが決定しました。とにかく嬉しかったことをおぼえています。◆そんな近況もあり、「営業と開発,どちらが厳しい仕事か?」のくだりは、ちょっと涙ぐむぐらい、よいお話でした。◆いつもながら、ネットワークの話じゃないよな・・・と思うのですが、読み物としては、いつも楽しみに読ませていただいております。

[2003/04/01]
タイトルの仰々しさはいただけないが、読み終わって、後味の良い記事でした。筆者の心の喜びが伝わってくるようです。
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いつもながら、ネットワークの話じゃないよな、が申し訳ないですが楽しみにしていただいているのが嬉しい限りです。 

IPセントレックスがPBXより高い???

どうも、日経コミュニケーションはIPセントレックス反対派かな?と思わせる記事が3月31日号に出ました。 P.101にPBXとIPセントレックスのコスト比較をしているのですが、その内容がちょっとひどい。  1内線番号あたり月額1100円の使用料と、1台あたり月額2000円の電話機を使うIPセントレックス(メーカーのサービス)とPBXを比較しています。 こんな非常識に高いIPセントレックス使用料や電話機使用料のIPセントレックス・サービスとPBXを比較しても、何の意味もありません。 

なぜ、こんな常識はずれの料金のIPセントレックスをコスト比較に使うのでしょう? PBXを売っているメーカーが安いIPセントレックス・サービスなど提供する訳がない。 PBXメーカーはこれを見て安心するでしょう。 ユーザが見ればIPセントレックスは高い、という先入観を植え付けられますから。  

IPセントレックス・サービスには1台1万円代(月額レンタル料に換算すれば300円〜400円程度)のIP−Phoneを使ったものもありますし、使用料ももっと安価なものがあります。 PBXより高いIPセントレックスなら、導入する企業など出てくるわけないのは誰だって分かること。  「PBXとIPセントレックスの年間運用コスト比較」といった、一般的と思わせる比較をするなら、もっと豊富な情報に基づいてやって欲しいものです。
 

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