間違いだらけのネットワーク作り(263) 2003/01/18
「IP電話のポイントはLAN」

日経バイト誌に連載している「間違いだらけのネットワーク作り」が数ヶ月遅れでITPROに掲載されています。 今月は設計に必要な「鳥の眼」と「蟻の眼」です。
毎回コメントというか、感想を書いてくれる方がいて、それを読むのを楽しみにしています。 今回の記事へのコメントは次の3つ。

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[2003/01/13]
「文学的説明」に同意です。システム開発担当者全てが"文学的"だと大変な事になってしまいますが、ユーザー(クライアント)企業担当者の多くはシステムに関して鳥の目ですから、同じ目線のシステム開発者も必要と思います。

[2003/01/10]
私はこの文章を読んで少し癒されたような気分になりました。心にゆとりを>↓の方

[2003/01/08]
題目と本文に相違があるように思われる。たんなる感想文ともとれるし、結論が明記されていない。理系と文系の差であろうか。私は理系であるため、このような”文学的”な表現は遠まわしで好きではない。はっきり言えば比叡山の話など、どうでもいい。このページは技術を取り扱うページであり、場所違いではないか?

[2003/01/07]
文中に出てくる有意義な議論は、鳥の目と蟻の目を持った者同士が顔を突き合わせるから可能なのだと思う。最近、この「顔の突き合わせ」がとても重要なことに思えている。同じフロアの同じ島で仕事をしていても意志の疎通なんてスムーズに行かないのに、どこぞの大手ベンダは一つの仕事をあっちこっちのグループ会社に振り、普段はメール連絡、後は月に一?二度の全体会議で済まそうとする。これでは鳥の目や蟻の目があったって宝の持ち腐れだろう。道理でクズなシステムばかりが完成するわけだ。このような視点もあるが、いかがだろうか。
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面白いですね。 私は比叡山の話のような旅のエッセイを書いている方が好きなのですが、ITPROでは異色であることは間違いないでしょう。 「少し癒された気分になりました」というコメントはうれしいですね。 2月に掲載される記事は80%、旅エッセイなので、またしかられるかも知れません。

IP電話のポイントはLAN

1月10日に東京ガスIP電話ネットワーク(データ・音声統合網)の評価環境でのテストが始まりました。 IP−Phone−LAN−広域イーサネット−VoIP網(IPセントレックスとクラス4ソフトスイッチを持つIP網)−NTT地域網−電話機、という一番条件の厳しい通話を自分で試してみました。 音質は最高です。 ふつうの固定電話と区別がつきません。 遅延も測定しましたが、ごく少ないです。 エコーなどまったくありません。 前途に大きな自信が持てました。

東京ガスの新聞報道以来、多数の企業から問い合わせがあり、訪問してご説明しています。 先方のネットワークの現状やコストについてこちらからも質問するのですが、これからIP電話を企業に普及させていくためのポイントはLANだな、と改めて思いました。

「Voiceをデータと相乗りさせても大丈夫なLAN」であることが必要ですが、そもそもどんな条件を満たせばOKなのか? ユーザが使っているLANはそのまま使えるのか手直しなり、引き直しが必要なのか、これを明確にする必要があります。

IP電話/IPセントレックスは大企業ほど経済効果を出しやすいのですが、大企業ほどLANが「熱海の旅館」的状況になっている拠点がありがちなのも事実です。 ここをいかに上手に処理するか、がこれからの企業IP電話ネットワークの設計のポイントだと思います。

いつもながら、当たり前のことばかり書いていて自分でもあきれます。 答が書けないのが残念。
 
 
 

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