間違いだらけのネットワーク作り(262) 2003/01/11
「無償SIPサーバの価値」

元日に情報化研究会会員の方へ年賀状メールを送りました。 お年玉というわけでもないのですが、日経バイト1月号に掲載されている間違いだらけのネットワーク作り「勝利の黄金比」をpdfで添付しました。 それを読んだ数人の方から感想文が届きました。 たとえば、

CSK副社長の有賀さん
「添付読みました。なかなかあそこまで徹底できる人はいないと
思いながら、楽しみました。
当社の何人かにも、読め、と言って渡しておきましたが、
松田さん的メンバーはほとんどいないので、どこまで理解できるか?」

京都のIさん、
「送って頂いた記事。色々と考えさせられました。
頑張ろうと気合が入りました。
ありがとうございました。」

東京のOさん、
「新年早々その場の熱気が直に伝わってくるような生き生きとした記事を送って頂いてあり
がとうございました。」

勝利の黄金比=論理30%:非論理70%  営業フェーズの仕事、つまり受注して設計が始まる前の仕事は70%非論理が支配するという当たり前のことです。 しかし、提案内容が優れていて価格が安い、というコンペに勝つためには当たり前の論理的条件だけを追求する「甘い」営業マンや石頭な技術者が世の中には多いのではないでしょうか? 論理で勝つには、まず非論理で勝つことが必要です。 勝利の黄金比というエッセイは大型案件受注の瞬間の話、直後の話、などを書いたものです。

昨日NTT東の方と打ち合わせをしました。 職場に研究会の会員がいて、pdfを社内の掲示板にupしているそうです。 まあ、社内で見えるだけなら問題ないかな、と思います。 日経バイトさん、すみません。

話は変わります。 下のドメインの並びは何でしょう?
@ntt.co.jp
Anec.co.jp
Bfujitsu.co.jp
Cocn.ne.jp
Dbbtec.net
Ehitachi.co.jp
Foki.co.jp
Ginfoweb.ne.jp
Hmesh.ad.jp
Inttcom.co.jp
Jnttdata.co.jp
Kcisco.com
Ldion.ne.jp
Mso-net.ne.jp
Njapan-telecom.co.jp
Omei.co.jp
Pplala.or.jp
Q2iij.net
Rpoweredcom.net
Smelco.co.jp

これは情報化研究会ホームページの接続元ドメインをアクセス数の多い順に並べたものです。  ネットワークにかかわる人の多い会社がやはり上位をしめていますね。  NTTデータの社員もわりと見ています。 感心、感心。 biglobeのホームページ分析サービスの結果です。 

無償SIPサーバの価値

さて、会員ではないのですがNさんという方から貴重な情報をいただきましたので紹介します。
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趣味でオープンソース系のVoIPに関するポータルを運用しています。
コンテンツ開発技術やポータルの側面からVoIPを見ている為、
所謂、電話とは異質かも知れません。
どちらかと言うと、P2P(或いはend-end)な低遅延streamingと言った捕らえ方
でしょうか。

さて早速の本題なのですが、
http://www2j.biglobe.ne.jp/~ClearTK/atm_fr/m021214.htm
にLatestのMSN Messengerではリアルタイム通信サービスが使えない
との記述がありますが、別のExchange向けプロダクトとして配布されている
もので利用可能です。
http://www.microsoft.com/exchange/downloads/2000/IMClientDL_ja.asp

実際に試してみましたが特に問題なく使えているようです。
認証に関するバグも相変わらずあるようですが・・・

とあるLinuxのディストリビューションでは、
SIPサーバーが標準添付されて設定するだけで簡単に使えるように
なっています。CISCOもキャリアグレードのサーバーアプリケーションを
オープンソースで配布しているので、メタル線の品質確保の意味合いを除けば
ネット上のIP電話で全て完結してしまう時代も意外と早くくるかもしれません。
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*メッセンジャーについては認識を訂正します。

*フリーのSIPソフトはたくさん出ていますね。 3年ほど前にVovidaというシリコンバレーの会社がフリーのSIPサーバを提供し、開発用ツールで商売するというビジネスモデルで注目されました。 しかし、実用ではあまり使われずCISCOに買収されました。 Vovida Open Communication Application Library(VOCAL)といいます。

*SIPベースのソフトスイッチとしては別のものが主流になりつつありますね。

*今やSIPのプロトコルスタックがそろっているとか、基本的なサービスのアプリケーションがある、ということに価値はありません。 安定して動くのか、IPセントレックスに代表されるような多様なサービスに対応しているか、そして企業ネットワークに組み込むとさまざまなネットワークの要素で音質が決まりますが、SIPサーバだけでなくSIP端末、LAN、WAN、トータルで品質保証ができるか、といったことが大きな付加価値になっていると思います。

*無償のSIPソフトは、やはりそれなりの価値しかない、ということだと思います。
 

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