間違いだらけのネットワーク作り(229) 2002/05/18
「米国広域イーサネットの明暗」

昨日、W杯の日本代表メンバーが発表されました。 中山が選ばれました。 トルシエが何を考えているかは分かりませんし優秀な監督とも思いませんが、中山が代表に入ったことを素直に喜んでいます。 ボールに食らいついて行くような、闘争本能丸だしの泥臭いプレーが好きなのです。

サッカーに関する関心は93年の「ドーハの悲劇」の時がピークで、それ以後たいした関心は持っていません。 W杯にしても中山が出るなら見てやろう、くらいの関心です。

93年頃には中山に限らず北澤、ラモスなど闘争心のかたまりみたいな選手がたくさんいたように思います。 ドーハの試合で一番印象に残っているのは緊迫した試合の中で、ピッチに出してもらえない北澤がオフト監督にアピールしようと必死にウォームアップしているシーンです。 「俺を出させてくれ」という声が聞こえてくるような激しい動きでした。 結局、北澤はピッチに立てませんでしたが。

私はこのドーハの試合が日本代表のこれまでで最高の試合だと思います。 悲劇的な幕切れが一層記憶に残る試合にした。 ドーハの生き残り、中山がどれくらい日本の試合を熱くしてくれるか見届けたいと思います。

米国広域イーサネットの明暗

米WorldComが全米84都市で広域Ethernetサービスを始める、とのニュースが日経BizTechに今日掲載されていました。 企業向けの包括的なEthernetサービス・スイートを全米で提供するとのこと。 ワールドコムのEthernetサービスは、「Internet Dedicated Ethernet」「Internet Dedicated Gigabit Ethernet Port Only」「Metro Private Line Ethernet」「Wide Area Private Line Ethernet」「Enterprise Ethernet Metro Services」とメニューが多く顧客の必要とする帯域幅、セキュリティ、性能に合わせた導入が可能。

「Metropolitan and Private Line Ethernetサービスは、当初カナダNortel Networksの光Ethernet技術を使用し、米国の84都市で直ちに利用可能とする。」  「Ethernetを顧客のLANから都市圏およびWANに拡大することで顧客は使い慣れた実績のある技術を使えるので、高価な装置を購入したり、ネットワーク管理を行う専門の担当者を雇う必要がない」(同社) というのは、まさに日本の広域イーサネットと同じセールスポイントです。 

広域イーサネットの積極的ニュースがある一方、MANにおける広域イーサネットの草分けで、このページでも紹介したことのあるYipes(ヤイプス)は3月末に破産法11条を申請し、企業再建に入りました。 一説によればMANから外に出るための長距離事業者との接続に伴う費用などが圧迫になったとのことですが、本当のところは分かりません。

日本では主要キャリアがさらなる広域イーサネット・サービスの拡充に向けて、新たな設備投資を始めるとの噂も入ってきました。  価格競争と設備投資競争という、相反する競争の中でキャッシュがショートするキャリアが出なければいいですが。

話は変わります。 広域イーサネット上でIP電話を設計している人に面白い話を聞きました。 IP電話へVoIPサーバから保留音を流すのにマルチキャストを使う。 IP−VPNではマルチキャストが使えないので、広域イーサネットにした、とのこと。 面白い理由もあるもんだ、と思いましたが、保留音を流しっぱなしにしなきゃいけないIP電話システムの「粗雑」な作りにもアキレました。 ちょっと工夫をすれば、そんな帯域の無駄使いはしなくていいだろうに。
 

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