間違いだらけのネットワーク作り(225) 2002/04/20
「こまったレガシー」

今日は京都研究会。 結局、32名参加となりました。 メガデータネッツと最近の企業ネットワークをテーマにしていますが、キャリア、メーカー、エンドユーザと、さまざまな立場の方が参加するのでどんな話が出るか楽しみです。 研究会では毎回必ず思いがけない情報があるものです。 参加者の半分は常連で、京都研究会も3回目、という方がかなりいます。 旧交を温めるのも、初めて参加する方に会うのも楽しみです。 

こまったレガシー

今週、はじめて訪問した企業。 ネットワークの更改を計画しており、その内容を伺ったのですが。 ちょっと、このレガシーには困った、という状況でした。 つい最近、端末更改しているのですが、その端末がX.25とTCP/IP両方を使っており、新しいネットワークでもX.25は捨てられない、というのです。 何か特殊事情があってのことなのか知れませんが、ちょっと気の毒な状況だな、と思いました。 これはシングルベンダーの弊害ではないか、というのが第一印象です。 

この例に限らず、いろいろなタイミングで導入され、オープンな部分とレガシーでベンダー独自の部分が混在している状況をどういうタイムスケジュールと方法でオープンな世界に統一するか、というのはシステムやネットワークの大事なポリシーだと思います。 大事なことは資産の除却というロスがないことを最重要視して移行ポリシーを考えたのでは、いつまでたってもベンダー独自部分が残り、結局ながい眼で見たとき損をするということです。

あるタイミングでリセットし、オープンな世界に統一。 あとは短いサイクルでOpen−to−Openのネットワーク、システム更改を計画していく。 Openで階層化されたシステムにしておけばシステム更改とネットワーク更改は同期を取る必要はなく、上述の例のように、ネットワークが端末に思いっきり足を引っ張られることもありません。

それにしても、こまったベンダーがいるものです。

以上、これから京都に出かけるので今日は短めです。

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