間違いだらけのネットワーク作り(223) 2002/04/06
「MDN、IP−VPNの断片情報」

日経BP社から2月のNET&COM2002での講演、「広域イーサネットvsIP−VPN:脱・常識が生む最新ネット構築術」のアンケート結果が届きました。 39セッション中、総合1位とのこと。 評価項目が8項目あり、そのうち5項目が1位でした。 下の表はその一部です。 出席いただいた200名あまりの方のうち、175名の方が回答しています。

ネットワーク「話術」者を標榜する私としては大満足の結果です。 これも、このHPを読んでいる皆さんの応援が大きいと思います。 その証拠がアンケートに書かれたコメントから読み取れます。 
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・「間違いだらけ…」いつも日コミと照らし合わせて読んでいます。 どういう人なのか、興味があり応募しました。 広域イーサ、私も
賛成です。 我社はIP−VPNですが…。 これからもご活躍期待してます。

・元々、講師のHPを見ていて今回の講演を聞きに来たが、とても話が面白かった。 広域イーササービスを作るのに役立つ話が多かった。
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日経コミュニケーションの記事に対するコメント、記事を読み比べている熱心な方がいらっしゃるんですね。 これからも、興味深い記事はしっかりコメントしましょう。 アンケートにコメントを書いていただいた方、安心してください。 どなたが書いたか、記入者の個人情報は一切、私には分かりません。 プライバシーは完全に保護されています。 たくさんのコメントを書いていただきましたが、主だったものをいくつか引用させていただきます。

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・広域イーサネットの有効度がものすごくわかりやすかった。 VoIPを担当していたが、推進をあらためてやめようと思う。

・タイトルに結論ありという事でセッションが始まったが、内容はもっと楽しく興味深い事が多かった。 いつもながら歯切れがよく、
眠くならないセッションだった。

・ユーザーへネットワークシステムの提供を仕事としておりますが、お客様に良いものをという考えを前提にしなければならないこと
には同感です。 私はあるキャリアに属していますが、法人営業として自社のサービスに不満はあります。 営業部の意見を核とした、良
いサービスをキャリアとして提供できるよう努力したいものです。

・技術の活かし方、営業の活かし方、落とし所がとても面白かったです。 とても賛同します。
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皆さんのアンケートとコメントで、ずいぶんエネルギーを頂きました。 ありがとうございました。
 

MDN、IP−VPNの断片情報

年度始めの第1週、徹夜をしない主義の私がはやくも木曜日にしてしまいました。 もっとも完全徹夜は決してしないので、自宅に帰って3時間ほど睡眠はとりましたが。 そんなあわただしい中、正直言って「これは」というほど勉強になる情報は入ってこなかったのですが、MDN、IP−VPNについて断片的な情報が会員の方から寄せられたのでご紹介します。

MDN(メガデータネッツ)について
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>MDN、安さ爆発ですが、設計上気をつけるべき点はどこでしょう?(これは私の質問です)

ホームページにも掲載していらっしゃいましたが、安いサービスにはわけがあるというところでしょうね。

速度保証タイプはともかく、一部保証のタイプは数分という時間で測定しても最低保証帯域から最大帯域までかなりの揺らぎがあります。
この揺らぎが、使われるアプリケーションに影響する可能性がある場合も考えられます。
(中略)
注意点を一言でいうなら、「10%保証には(今のところ)手を出すな」といったところでしょうか。

いろいろ悪い情報もお聞きになっていると思いますが、それでもインターネットVPNやxDSLを使ったネットワークよりずっとよいと思っています。
(後略)
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*先週のVoIPの品質保証でも書きましたが、エンドユーザはコストと品質のバランスでサービスを選択できるべきだと思います。
しかし、MDNのようにATMベースのサービスでPCRとか、MCRとか、ゆらぎ、といったことをエンドユーザが理解するのは困難。
 結果的に誰でも分かる、料金だけで選択してしまうのではないでしょうか。 困ったもんです。 カローラとクラウンの違いくらい、ネットワーク・サービスの違いも簡単に理解できればいいんですが。 総務省にはVoIPの品質基準より、よりデジタルに評価できるデータ通信サービスのグレードを決めて欲しいですね。

*京都研究会ではここに書けないことも含めて、徹底的にMDNを究めたいと思います。

IP−VPNについて
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IP-VPNと広域LANサービスの実像は大変参考になりました。
IP-VPNではルーティング等が制限されているとみなさんいいますがルータでGREトンネル等を利用すれば、OSPFとかEIGRPも使用可能
になりますし(運用管理上は多少問題がありますが・・)、どのキャリアサービスも工夫をすればいろんな付加価値サービスをユーザに
提供できると私は考えています。
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*CISCOベースのIP−VPNでも「GREトンネル」というのを使えばOSPFなどが使えるのですか?  

*これは入会メールからの引用ですが、私とは視点の違う、面白い意見ですね。 もちろん、入会していただきました。
私はキャリアのサービスやベンダーの製品を鵜呑みにせず、批判してより良いものになれば、あるいは正しいものが選択されるようになればいいと考えるのですが、「どんなサービス」も工夫すれば、というのも面白いです。 サービスはシンプルで分かりやすく、使いやすいものがいいと思っているので、面白いと思うだけで賛成はしませんが。

*ところで、GREってどんなもんなんでしょう。 Googleでも検索して調べてみましょう。
 
 
 

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