間違いだらけのネットワーク作り(218) 2002/03/02
「メディコンの秘密@」

今日は第16回情報化研究会。 いつもは出かける前にこの記事を書くのですが、起きた時間が遅かったので帰宅してから書いています。 今回の研究会、これまでの16回の土曜研究会の中でも、1、2位をあらそう面白さでした。 44名参加。 広域イーサネット・サービスの黒子的存在のメディア・コンバータ。 これまでの開発経緯や起ったトラブル、などについてQ&A含め2時間近く話していただきました。 講師をお願いしたAさんはその世界で有名らしく、余計なことを話されたら困る(?)とでも思ったのでしょうか、広域イーサネット・サービスでメディコンを使っているキャリアさんや、スイッチ・ベンダーの方がたくさん参加しました。

今夜はもう遅いのでこれは面白いと思ったことを断片的に書き、来週、少し整理した形でまとめたいと思います。
 

メディコンの秘密@

○メディコンの主要部品はPHYチップとMACチップ。 PHYのメーカーは世界で2、3社。  MACチップも世界で数社。 PHYもMACも品質や性能にほとんど差はない。 ということはメディコンの品質・性能にも大きな差は考えにくい。

○これらのチップはもともとLAN−SW向け。 メディコンを安くするためSWと同じMACチップを使っているが、これはMACアドレス学習機能があり、時にトラブルの原因となることがある。

○第一世代のメディコンは通信事業者の拠点間を光を使ってつなぐために、キャリアの要望によって作られた。 10M/100Mの全二重のみだった。 半二重は意外と複雑。
 

○第二世代のメディコンは保守機能が一般的になり、メディコンはキャリアの使用に耐えるものになった。
 

○第三世代のメディコンは標準化がポイント。 第二世代はメーカー独自のため他メーカーとの混在は難しい。
 

○標準化はTTCが先行し、この4月に仕様が公表される。 一芯型メディコンに絞って標準化。 IEEEの標準は来年9月予定。 すでに保守機能に仕様の差異がある(?)。
 

*終了後のパーティでは広域イーサネットのトラブル談、最近広域イーサネットの導入を決めた方のキャリア選択理由、ちょっと弱気なキャリアさんの発言など、面白い面白いと聞いているうちに1時間30分が過ぎました。

*3月20日(水)にATCで下記講演をします。 NET&COMでの話も包含しますので、聞き逃した方はいらしてください。

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