間違いだらけのネットワーク作り(208) 2001/12/15
「フュージョン・コミュニケーションズ見学記」

ホームページにあるとおり、来年2月のNET&COMで、「IP−VPN vs 広域イーサネット−「脱常識」が生む最新ネット構築術」という講演をすることになりました。 2000年以来、3年連続3回目になります。 実は6月頃、はやばやと講演の依頼があったのですが、テーマが決まったのは10月くらいです。 「ウケている」のが依頼の理由とのこと。 話が技術的でなく、文学的なところがいいのでしょうか? 今回も皆さんを退屈させず、ちょっと意外な切り口とユーザ事例を紹介したいと思っています。

フュージョン・コミュニケーションズ見学記

さて、今日は第15回情報化研究会。 例によって出かける前にこの記事を書いています。 今週、研究会の講師をしていただくフュージョン・コミュニケーションズの平山さんに見学をさせていただく機会があり、大手町本社にあるオペレーションルームとラボを見せていただきました。

11月末現在、VoIPサービスの加入者は約96万とのこと。 最近さかんにTVコマーシャルを打っていますが、100万突破も目前のようです。 今日の研究会に申し込んできた方のメールに、フュージョンさんの音質が非常にいいので、その秘密を聞きたい、ということを書いた方がいました。 一つはっきりしたのは遅延時間が少ないことです。 もっとも条件が悪い区間でも数10ミリ秒だそうです。 ここに書いていいかどうか分からないので、「数10ミリ秒」などとぼかしていますが、予想以上に遅延が少ないのです。 IP−VPNなどでVoIPをやると、片方向200ミリ秒とか、へたをすると300ミリ秒といった遅延になるのと比べるとその速さが際立っています。

オペレーションルームで思わず、ニコリとしてしまったのはトラヒックをMRTGでグラフ化していたこと。 キャリアのバックボーンでも使われているんだな、と変に納得しました。 大雑把なトラヒックの把握には充分ということでしょう。  MRTGのグラフを見て分かったのは、意外に、と言ったら失礼かもしれませんが、ビジネスアワーのトラヒックが多いことです。 てっきりコンシューマーが主体なので、ほとんど夜しか使われないんじゃないか、と思っていたのですが。 長距離のマイラインをフュージョンにしている企業もけっこうある、ということでしょうか。
 品質の良さが認知されれば企業での利用がもっと伸びるでしょう。 そういう意味では企業向けのコマーシャルも打った方がいいように思います。 「正月がタダ」というのでは企業相手のサービスとは思えません。

ラボにはJuniper、Extreme、Cosin(IP−VPN用)、Sonus(VoIP−GW)、SS7制御ソフトを動かすSUNのマシンなどがありました。 

さて、今日は時間がないので、これで終りにします。 

ちょっと関係ない話ですが、このホームページをのせているBIGLOBEがHP分析サービスというのを月150円ではじめたので、さっそくインストールしました。  どこのドメインからのアクセスが多いのか? ベスト3は@NTT、ANEC、B富士通でした。  やはりネットワーク技術者の人口に比例しますね。
 
 
 

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