間違いだらけのネットワーク作り(200) 2001/10/20
「間違いだらけのネットワーク作り」
 

今週で「間違いだらけのネットワーク作り」も200号になりました。 年2回は休むので、年50号、200号はちょうど4年ということになります。

「200号を記念してというわけではないのですが」という文句で始まるメールが日経BP社から届きました。 「企業内データ・音声統合網の構築技法」の在庫が切れたので増刷するとのこと。 これで第3刷です。 このホームページを見ていただいている方の貢献が大きいと思います。 多くの人に役立てていただき、ありがたいと思っています。

さて、200号を区切りにこの記事を週刊から、不定期に切り替えます。 このページはもともとVoice関係の記事が多かったのですが、VoIPについて詳しい方も多くなりました。 ここ半年ほどはIP−VPN、広域Ethernet関連を多く書きましたが、新鮮な情報が頻繁に発せられる状況ではなくなりました。 これからはいい悪いの論議でなく、これらの新サービスを使って、よりよい企業ネットワークの構築に地道に取り組んでいこうと思います。

今後は、参考にしていただけるテーマが見つかった時に、随時記事を追加したいと思います。 月に1〜2回程度ではないかと思います。
これまで熱心に毎週見ていただいた方、ありがとうございました。 これからも時々のぞいてください。

週刊情報通信ニュースインデックスは毎週つづけます。 これまでとの違いはリードとして、ちょっとしたコメントをつけようと思います。
なお、ネットワーク掲示板は休止させていただきます。
 

「間違いだらけのネットワーク作り」

 現在、土曜日の朝6時50分。 研究会へ出かける前のまさに朝飯前です。 今回は時間をかけられないので、大会で私が話すスライドの1枚を紹介します。
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●大きな間違いは基本的なこと、簡単なことで起きやすい

●大きな間違いほど気づきにくい

●大きな間違いをしない、あるいは大きな間違いに気づくにはどうすればいいか?
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*小さな間違いは誰でも気づきます。 ネットワーク機器の設定間違いのようなものです。 ネットワークが動かない、あるいは意図しない動きをしますから、 誰でも気づくのです。

*大きな間違いは何故おこるのでしょう? どうすれば気づくのでしょう? 今日はそんな話をしたいと思います。

以下は研究会後の追加です。

研究会で最初に話していただいたCSK有賀副社長「ドットコムバブル、クラッシュからの脱出」で印象に残ったのは、クラッシュから立ち直るには「正しいことを正しくやる」ということでした。 昼食を食べながら有賀さんと話して意見が一致したのは「これからはハイテクより、ローテクの方が収益を得易い=ユーザにとって価値がある」ということです。

2人めの講師、波多さんのIPv6の話はいつもながら分かりやすくしてくれました。 やはりIPv6の意味はアドレス空間の大幅な拡大だ、と思いました。 印象に残ったのは莫大な数の変化はアプリケーションの質の変化も生むということ。 温度計や介護用ベッドにセンサを取り付けるアイデアなど、具体的に説明してくれました。

最後の私の話はネットワーク・ビジネスの売上は近いうちに80%がローテクの保守・アウトソーシングサービスになるだろう。 知恵を使う設計、安価になったハードの比重はもっと下げて行きたい。 そして、保守やアウトソーシングサービスで大切なのはお客様に接するヘルプデスクや保守の人だ、という話をしました。 

「正しいことを正しくやり」、「大きな間違いをしない」ためには、ブランドや実績といったものの先入観にとらわれず、客観的にユーザ要件に合った製品やサービスを選択する、という当たり前のことをするしかない、と改めて思いました。 
 
 
 
 

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