間違いだらけのネットワーク作り(122) 2000/04/01
「米国の話題」

今週は約2ヶ月ぶりに広島へ行きました。 広島は現地に優秀な営業マンがいるおかげで、ここ3年ほどでかなり仕事をさせてもらっています。 今回はATMネットワークの拡張の話と、新規と2件の商談をしました。 お客様との会話というのは最も重要な情報源ですが、とりわけ新規の場合はニーズやコンペティターの情報が入って楽しいですね。 ここに多くは書けませんが、今回の一番の感想は「SOHOルータ、あなどり難し」でした。 

4月15日(土)の京都での土曜研究会は現時点で26人の方から申し込みが来ています。 NTTコミュニケーションズ京都営業所の塚田さんに36名の会議室を確保していただいたので、あと10名参加可能ということになります。 それにしても東京での土曜研究会が30〜40名程度なので関西では10数名がいいとこかな、と予想していましたがうれしい誤算です。 東京からの参加が10名近くいるためです。 やはり「京都」、「祇園」というのが効いているのでしょうか? ITとは対極にある京都のとろんとした風情を皆さんと楽しもうと思います。

米国の話題

ボストンに本社のある情報通信のコンサルティング/リサーチ会社であるtheYankeeGroupのことはこのページでも何度か取り上げています。 その日本支社長であるホフマンさんが先週米国出張から帰られたので、最近の米国の話題を聞きました。 そのさわりをご紹介します。 例のごとく*以下は私のコメントです。

VoIP

・まだトライアル段階。
・キャリアはVoIPを独立したサービスとしては提供しない。 高速IP接続サービスの一部として提供している。
・大企業はレガシーな電話ネットワークをIPをインプリするために捨てる用意は出来てない。
・もっとも先進的な企業(dot.com companies)がVoIPを適用している。

MPLS

・使われてない。
・通信業者ではLevel3が2001年の第一四半期から使う。
*MPLSを使った次世代IPネットに気合を入れているのは日本だけなんですね。

IP−VPN

・まだ、ベンダーの売り文句。 広く使われていない。 なぜならフレームリレーが普及しており、大部分のユーザがそれでVPNを作っているからだ。
・IP−VPNが信頼できるものだと思わせるにはユーザの教育が必要。
・IP−VPNの料金はフレームリレーと同等。 
*日本のユーザもフレームリレーにIPをかぶせてIP−VPNだと売り出すと喜んで買う、何てことをせずに実質的な利用価値で判断して貰いたいですね。

キャリア・ネットワーク

・DWDMへの投資が積極的。
・SprintのIONやAT&TのINC。

Wholesale Carrier Services(Carrier's carrier service)market

・収入の大部分は電話。 データは増えている。 98年で12%、2002年で19%。
・リーディングベンダーはAT&T、Frontier、IXC、L3、MCI WorldCom UUNet、Quest、Sprint、Williams。
*IPデータが電話を追い越すといっても、収入では電話なんですね。 それにしても知らないキャリアが多いこと。
 
 
 

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