間違いだらけのネットワーク作り(115) 2000/02/12
「予習の合間に」

今日は3連休の合間の土曜日なのですが、ゆっくりこの記事を書いている時間がありません。そこで、このページの読者からのメールと、2月26日土曜研究会の「ポリシー・ベース・ネットワーキング」の講師を依頼しているHさんからのメールを紹介したいと思います。

このページの読者Sさんからのメール

前略 唐突に失礼します。松田様の著書を拝読しましたのは、昨年7月[企業ネットワークの新構築技法]です。 NTT関連に勤める私は、LAN・WAN等の勉強の為会社の命で東京へでてきましたが、ここへ来る事前研修の中で貴書をいただいた訳です。 ここへ来てからも2〜3度読み返し参考になる所を探しておりましたが、大企業間では、ATM交換機が結構導入しているように見えましたので、“当分はフレームリレーでのNW構築”に重きを置いた貴書が古いというよりは時の進歩の急激さを感じていました。 そこへ今回[企業内データ・音声統合網の構築技法]を目にしましたので、リアルタイム的対応さに、やはり・というかなるほどと思いました。 (中略) また中々これだ!と思った本にめぐり合えていなっかたなかでしたので有りがたく思いました、情報化研究会のホームページともども活用させていただきます。 今後ともご活躍をお祈りし、挨拶といたします。草々

*SさんはNTT−TE(テレコムエンジニアリング)というNTTの保全・工事会社の方です。NTTの社内研修に前著が使われていたとは知りませんでした。 前著はATMはまだ、というトーンだったのですが、新著はATMだけでなくVoFR、VoIPもカバーしました。 Voice over Packetsの技術的問題や設計手法はATM、フレームリレー、IPに共通することが多いからです。 そして「画一的設計」でなく、「技術や製品を選択する」ということを勧めたいというのも大きな理由です。 毎週のように新著への好意的な感想メールを頂きありがたいと思っています。

「ポリシー・ベース・ネットワーキング」の講師、Hさんからのメール

MRTGの議論とは切り離して別の機会にSNMP/MIBのチュートリアルを設けてはいかがでしょうか。 MRTGの管理者は極端な言い方をすれば、SNMPは知らなくてもMIBを知らねばなりません。 MRTG利用者はMIBを知る必要もありません。 しかし、MRTGを何のためにどのように使おうか、MRTGの欠点はなにかを研究しようとすると、どうしてもSNMPの知識まで要求されます。 MRTGだからできないのか、それともSNMPである限りMRTGじゃなくったってできないのかは原理を理解する必要があります。

RFC1213を読んでも

          sysUpTime OBJECT-TYPE
              SYNTAX  TimeTicks
              ACCESS  read-only
              STATUS  mandatory
              DESCRIPTION
                      "The time (in hundredths of a second) since the
                      network management portion of the system was last
                      re-initialized."
              ::= { system 3 }

が何を意味するのか理解できなければ、せっかくのMIB木の中に自分の捜し求めるMIBがどこに埋もれているのか探すこともでみませんから。 (中略) MIBに関する分野では「MIB木の歩き方」なんてテーマでしゃべらせていただくと、面白いお話ができると思います。 (後略)

*このように頼もしい方がいて、土曜研究会で教えていただけるのは楽しみです。 しかも、ベンダーの講演にありがちな製品の宣伝ではなく、ユーザとしての話なので実用性が高いと思います。 2月26日の土曜研究会は現在のところ41名が出席予定です。 わざわざ大阪、京都、名古屋から参加する方もいます。 盛り上がりを期待しています。
 
 

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