30回目の韓国旅行は雨続き(2007年8月12日〜8月16日)・1日目
                  

8月12日(日)

明け方4時半前に起きて急いで荷造り、5時過ぎに家を出る。
夏のこの時間はすでに明るい。
ご近所のお宅の前になじみの猫(笑)がいたのでちょっと構っていく。
行きの便は羽田8:20→金浦10:35のJAL8831便である。



羽田空港での搭乗手続きと出国手続きはこのお盆の時期でさえ本当にすぐに終わるので楽である。
羽田空港の国際線ターミナル、いつにもまして韓国人でにぎわっている。
学生が多い。
日本旅行を楽しんで朝便で帰るところなのだろう。
搭乗を待つこの時間は毎回ワクワクしていいものだ。
機内食は前回同様に冷やし中華だった。
まずまずの味だ。

※冷やし中華にフルーツポンチ。

ソウルへついてからあれこれ食べるのでこのくらいの少ない量でちょうど良い。
ソウル・金浦空港には時間通りに着く。
羽田は晴れてとても暑かったのにソウルは雨で蒸している。
今日はこれから国内線に乗り換えて麗水へ行くことにしている。
が、金浦空港の国内線カウンターに行くと麗水空港が悪天候で欠航です、と言われた。
なるほど、空港内の出発便のモニターを見ると韓国南部、各方面の飛行機に欠航が出ている。
麗水には夕方前に着き、少し観光した後うなぎを食べようと思っていたのだが。
高速バスで行けないこともないが、時間はかかるし現地の荒れた天候の中で無理に観光しても疲れるだけだ。
麗水はきっぱりとあきらめ、今日はソウルに泊まることにした。
そうだ、気になっていた「新大元旅館」に泊まろう。
自由気ままな一人旅、こんな感じで好き勝手に予定を変えられるところがよい。
新大元旅館は地下鉄3号線、景福宮駅地上出口から歩いてわずか30秒のところにある。

※新大元旅館

まだお昼過ぎなので旅館は閑散としている。
旅館の若いアジョッシに聞くとツイン部屋しか空いていないという。
部屋を見せてもらうとなかなかきれいなオンドル部屋だ。
30000Wだそうだ。
すぐにここに決めた。
ところで6畳ほどのこの部屋にはなんと螺鈿(らでん)の小さめの引き出しや壷まで置いてある。
ちょっと高級感のある雰囲気でホテルのオンドル部屋みたいだ。

※新大元旅館のツインオンドル部屋。きれいで居心地良い。

お腹がすいた。
実はこの旅館に来る途中でちょっと古そうな中華料理店をチェックしていたのだ。
チャジャン麺が食べたくなり迷わずそのお店に行く。
予想通りレトロな感じの薄暗い中華料理店だった。
チャジャン麺は3000W、おいしかった。
    
※新大元旅館そばの中華料理店にてチャジャン麺を。たまねぎスライスに味噌をつけて食べると最高。

近くのテーブルでも家族連れが全員チャジャン麺を食べていた。
いつも自分が食べた料理とそのお店の写真はデジカメで撮ることにしている。
料理はいいとしてこのお店の前にちょうど警官が立っている。
そう、このあたりは青瓦台付近のエリア、あちこちに警官がいるのだ。
あれこれ店の構図を変えようとカメラを構えながらあちこち動いていたらやっと警官が店の前からどいてくれた(^^;)
午後は地下鉄2号線に乗り、奉天へ。
ソウルの新しい猫カフェである「Gio Cat」に行く。

奉天駅から商店街を抜けて数分歩くが迷わずに着いた。
猫カフェの中は結構混んでいる。
お店の中に入ろうとしたらアガッシに靴カバーをつけて入ってください、と備え付けの靴カバーを渡された。
手もアルコール消毒するよう言われた。
日本の猫カフェでは当たり前だが、ここもなかなか管理が徹底している。

店内は韓国猫、洋猫など10数匹の猫がいた。
若い猫がおおい。
   
※この三毛猫は韓国猫。名前は「スナ」というそうだ(笑)

中の雰囲気やつくりは日本の猫カフェと全く同じだ。
猫タワーもあるし猫のおもちゃもある。
飲み物はアイスコーヒーを頼む。
5500Wと高いがこれは入場料込みなのだろう。
   
猫がいるところはやはり癒される。
ここでけっこう長い時間まったりと過ごした。
   
※すやすや〜。どんな夢を見ているのだろう。

この後少し奉天駅周辺の商店街周辺を歩きまわった。
夕方からはいつも行く鍾路のチムジルバンでボケ〜ッと過ごす。
この時間がまたたまらない。
夜はピマッコルにある焼き魚の食堂でイシモチの塩焼き定食(5000W)を食べる。
韓国の焼き魚はちょっと塩気が強いがその塩自体がおいしい気がして魚の味を引き立てている感じがする。
おいしかった。
   
※光化門付近のピマッコルにて。いしもちの塩焼き定食。おいしい。

食堂を出ると小雨だった雨が土砂降りになっている。
もう夜の街歩きする気が起きない。
明日はKTXで釜山へ行く予定である。




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