石垣島〜竹富島〜小浜島5日間の旅(2009年5月9日〜5月13日)・四日目
    

                                       

                              

            

 5月12日(火)

例によって朝早く、6時前には目覚める。
窓を開けるとどこからともなく牛の鳴き声が聞こえてくる。
それ以外は音がしない。なんとものどかな朝だ。
ニュースを見たいと思ったが部屋にはテレビがないので持参のポケットラジオで聞く。
NHKは聞こえるが民放はよく聞こえず。代わりに台湾からの放送がたくさん聞こえる。
ここ竹富島、那覇へ戻るより台湾へ行く方が近いのだ。
朝食は8時とのこと、それまで散歩に出かける。
竹富島の朝の集落はとても気持ちがよい。
住民があちこちで集落内の真っ白な路地を掃いている。
約25分ほどかけて歩き、コンドイビーチへ行ってみる。
さすがにまだ誰もいない。
相変わらずきれいなビーチだ。

  
※朝の島の集落とコンドイビーチ。


朝日が昇ってくると急に暑くなってきた。
1時間ほど散歩をしたところで旅館へ戻る。お腹もすいてきた。
旅館内の食事スペースへ行くとすでに朝食がセッティングされていた。
鮭、島豆腐、あえもの、海苔、味噌汁。旅館の朝ごはんそのものだ。
だが、大きなパイナップルのスライスが付いてくるとことが沖縄らしい。
このパイナップル、非常に水気があって甘かった。

※高那旅館の朝食

9時前には旅館を出る。
港まで旅館の方が車で送ってくれる。
八重山観光の高速船で石垣島へ。


※平べったい竹富島。しばらくはまたおあずけだ。

竹富島ののどかな風景に目が慣れてしまっていたので、石垣島の港が大都会に見える。
初日、石垣島に着いたときはなんてのどかな所だろうと感じたのだが。

※竹富島から戻ると石垣島のこの風景が都会に見える。

離島ターミナルで高速船を降りると休む間もなく今度は小浜島行きの高速船に乗る。
小浜島までは安栄観光の高速船にしてみた。
安栄観光の高速船はしぶきを上げながら本当によく飛ばす。
小浜島までは25分程度、すぐに着いた。



  
※安栄観光の高速船で小浜島へ


  
※小浜島の港の前のレンタルバイク屋さんでスクーターを借りる。

港の前にあるレンタルバイク屋さんでスクーターを借りる。
自転車もあるがやはりスクーターのほうが断然楽とのこと。
まずは島で一番高い大岳(うふだき)に行ってみる。
なるほど、島内の道は坂が多くスクーターにしてよかったと思う。

  
※大岳の展望台までの階段。暑くてしんどい。

標高は99mとのこと。しかし暑い中画像のような長い階段を登るのは少々しんどい。
が、展望台から見える景色は格別だった。
パッチワークのような畑とその向こうに広がるエメラルドグリーンの海、本土では見られない。
その海の向こうには西表島が見える。
すぐそこだ。

  
※パッチワークのような畑、海を挟んで西表島。


  
※島内はこんな風景があちこちにある。

続いてちゅらさん展望台へ。
ここからの景色もまたすばらしい。
海がプールのような色になっている。

  
※ちゅらさん展望台


  

続いて、レンタルバイク屋さんで教えてもらった廃業ホテルのビーチへ。
リゾートホテルのようだが行ってみると本当にやっていない。
本館とビーチに沿ってコテージ風の建物がある。
外国に来たような風景だ。
そのホテル前に広がるビーチはとてもきれいだ。
誰もいない。
ここでしばらくビーチコーミングをして過ごす。

  
※まるで外国の風景みたいだ。残念ながらこのリゾートホテルは廃業している。


  
※ヨーロッパにいるような風景だ。


  
※廃業ホテルの前のビーチは最高の景色

  

続いてシュガーロードを見た後、島の集落へ行く。
シュガーロードはまるで北海道の一本道のようだ。
ちゅらさんの舞台となったこはぐら荘も健在だ。


  
※シュガーロードとこはぐら荘

お腹がすいてきたので食堂へ行く。
ポーク卵定食(\500)を食べる。
島の昼下がり、食堂内は地元の客が一人いるだけ。
なんだかまったりとした雰囲気だ。


  
※島の食堂でポーク卵定食

午後も引き続きスクーターで島内を走る。
マングローブ林、小浜小中学校、製糖工場などを見て回り、夕方前に港へ戻る。
小浜島は予想していた以上に印象的な島だった。
やはり次回は泊まってみたい。

  
※小浜島小中学校と製糖工場

夕方前、石垣空港から那覇へ戻る。


※石垣空港。那覇へ戻ります。

那覇の建物ばかりの風景を見るとこれまたなんて都会なんだろうと感じてしまう。
すっかり離島ののどかな風景に目が慣れてしまったようだ。
今日の宿は那覇グランドホテル、ここはよく利用しているお気に入りのホテルだ。

※那覇グランドホテルから見える風景。

夜は牧志公設市場周辺のアーケードをぶらぶらしつつ、桜坂のブラットバーカラカラへ。

 
※牧志公設市場前のアーケード

店内に入ると「あら、久しぶりねえ〜」と顔なじみになった店のおばさんから声がかかる。
「それにしても焼けているわねえ〜、どこへ行ったの?」
おしゃべりを楽しみながら飲むオリオンビールはおいしい。
このお店の斜め向かいにホテル建設が決まったようだと教えてもらった。
ところが、工事がとっくに始まっている期間なのにまだ更地のままだというのだ。
桜坂一帯はゴミゴミした、昔ながらの飲み屋、スナックが集まる所、ホテルができたら雰囲気が全く変わってしまうだろう。
私が沖縄へ着いた2〜3日前に国際通りの向こう側、昔のダイエーのあったところに大きな書店ができたそうだ。
ジュンク堂とのこと、この本屋さんは大阪へ行った時にはよくお世話になるお店だ。
開店割引セールをやり、ものすごい人出だったらしい。


 
※ブラットバーカラカラでオリオンビール。

オリオンビール、もずく酢、島野菜のてんぷら盛り合わせ、チキナータシヤメー(からし菜チャーハン)。
どれもとてもおいしく、よい時間を過ごせた。

   
※島野菜のてんぷら盛り合わせ、もずく酢、チキナータシヤメー(からし菜チャーハン)

明日は最終日である。

 

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