4年ぶりの石垣・竹富旅行(2005年11月19日〜11月21日)・1日目
   

11月、うまく1日だけ月曜日に有給が取れたので土日あわせて3連休、4年ぶりに沖縄・八重山方面へ行くことにした。
JALのマイルも適度に貯まっており(笑)羽田⇔那覇は特典航空券で行けることになった。
このため飛行機の実費区間は那覇⇔石垣のみ、交通費はかなり安くすむことになった。
八重山は沖縄本島とはまた違った雰囲気を味わえてとても気に入っている場所である。
羽田から那覇に着くと「ああ、沖縄はのんびりしていていいなあ」と思うのであるが、那覇から石垣へ着くと「同じ沖縄なのに石垣島はのんびりしていていいなあ」と感じる。
さらに石垣島から竹富島へ渡ると「ああ、時間が止まっているなあ(笑)」、この各区間でのギャップも八重山旅行の楽しみのひとつである。

11月19日(土)
行きは羽田→那覇(JAL1923便・12:40→15:25)、さらに那覇で乗り換えで那覇→石垣(ANA1773便・16:40→17:40)。
石垣島は本当に遠く、羽田から5時間かかってしまう。羽田から石垣への直行便もあるがこれはなかなか席が取れない。
午前中、ゆっくりと自宅を出る。私鉄1本で羽田空港まで行けるので本当に楽である。
11時過ぎに羽田空港に着く。以前にも書いたが羽田空港はカレーの香りがする。
お腹が空いてきたのでカレーショップでポークカレーを食べる。
香りはとても良いのだが本当にポークの細切れしか入っていない(^^;)
土曜日ということもあり羽田空港はとても混雑している。
私は沖縄へ行くのであるが他方面行きの運行状況や空席状況もモニターでチェックする。これが意外に楽しい。
JAL1923便は定刻どおり出発したが滑走路手前で停まってしまった。
なんでも、この前の飛行機に鳥がぶつかり安全を確認しているとの事。結局30分ほど遅れて離陸となった。
今回、私は右の窓側の席を取った。
羽田を離陸後15分ほどで自宅上空を通過するのを確認できるからである。
が、今日は雲がとても多くて下の様子はまったく確認できなかった。
アナウンスによると沖縄地方は曇りで風がとても強いとのことである。が、現在22度とのことでだいぶ暖かそうである。
機内誌を見たりウトウトしたりするうちに那覇へ着いた。
那覇空港はいつも搭乗口付近にたくさんの蘭の花がかざってあり南国の雰囲気を感じさせてくれる。
ここでしばらく休憩、約1時間後に今度は石垣行きのANA最終便に乗り換えである。
本当はマイル積算の関係からJTAに乗りたかったのであるがあいにく満席だったのである。
4年ぶりの石垣島、本当に楽しみである。
那覇空港内をしばらく歩き回る。と、手持ちのお金が少ししかないことに気づきキャッシュコーナーでお金を下ろす。
気づいてよかった(^^;)沖縄の街中へ行くと地元の銀行が大部分なのだ。
石垣行きも定刻どおり出発した。那覇から石垣まで約400キロ、所要時間は1時間で羽田−大阪間とほぼ距離が同じである。
もう台湾がすぐそこである。
いつもだとエメラルドグリーンの海をバックに宮古島や多良間島などを確認できるのだがあいにくの天気で確認できないまま石垣に着いた。
そう、着陸前に丸くて平坦な竹富島はちゃんと確認できた。
石垣空港はとても小さく、滑走路に着陸した飛行機はブレーキのかけるとすぐにUターンして小さな空港ビル前まで戻る。
久しぶりの石垣島、曇っていて風が強いがとても暖かく、南国の空気である。
この南国独特の空気はなぜかほっとさせられる。
今は17時40分を過ぎているがまだ明るい。
タクシーで今日の宿泊予定ホテルのそばである市役所前まで乗る。
タクシーはなんとクーラーをやっている。
道の両側にはやしの木が並び、石垣島に来たんだ〜と感じさせてくれた。
ホテルに行く前に石垣島に来たときに必ず寄るお店に行く。
「かみやーき小(グヮー)」という八重山かまぼこ屋さんだ。
昔、石垣島に初めて来たときにぶらぶら散歩していてたまたま見つけたお店である。
かまぼこといってもさつま揚げであるが、石垣島ならではの海産物やコショウなどを使って作られたとてもおいしいさつま揚げなのだ。
詰め合わせを1セット買って自宅に送った。
いつものようにさつま揚げを一袋(結構な量だ;;)おまけでくれた。これは夜のおつまみになる(笑)
今日のホテルはコラボレーションホテル、楽天で予約した。
スナックなどが入った8階建ての雑居ビルで7階部分がホテルなのである。
しかも各部屋にはテラスがついていて部屋からは海も見える。
フロントでチェックインすると「明日の朝食はお部屋に用意してありますが足りないようでしたら遠慮なく...」と説明があった。
部屋に入ってみると食パンが2枚ビニール袋に入っているのがあった。
また、ドリップ式のコーヒーや紅茶やお茶のほか、冷蔵庫にはマーガリンやジャムなども用意されていた。
ちゃんとトースター(一度に2枚焼けて、焼けるとパンが飛び上がる懐かしい機械)もある。

すでに夕方6時をまわっている。やっと暗くなってきた。
以前から気になっている「しましん」という居酒屋がこの近くにあるというのを普段お世話になっている方のHPで知り、今日はそこへ行ってみようと思っていた。
念のためフロントで場所を聞く。電話帳で住所を調べてくれたがやはりすぐ近くだ。
さらにフロントの方は丁寧に明細地図で確認してくれた。
が、実際に行ってみると......どうしても見つからない。
時間がもったいないのですぐ近くにあった「しま膳」という郷土料理の居酒屋に入った。
店内はちょっと古い感じで沖縄民謡がかかっており、とても雰囲気が良い。
沖縄に来たからにはまずはオリオンビールの生を頼む。
これがおいしい。
ついでゴーヤーチャンプルーをつまみにしてビールを楽しんだ。
 
土曜日の夜のせいか、店内は空いている。地元の方が数人いるだけである。
続いて小エビのから揚げと地元の泡盛「八重泉」を注文する。
沖縄民謡を聴きながら泡盛をちびりちびりと楽しむ。これがとても良い。
泡盛をおかわりした後、最後にガサミカニのカニ汁を頼んだ。
ガサミカニはマングローブ林の沼地にいるカニだそうだ。
しばらくすると大きなドンブリに入った汁が出てきた。
白味噌のみそ汁の上に大きなカニがドカッと乗っている。
 
ガサミカニはまったく生臭さがなく、加えて味も旨みも出ていてとてもおいしかった。
お店の方の話だと、このカニはやはり汁物にして食べるのが一番いいらしい。
味噌も赤味噌だとカニの味が負けてしまうから白味噌にしているとの事だった。
とても居心地が良い店だったので長居してしまった(^^;)
酔い覚ましにホテル周辺を散歩する。道は以前から知っているので迷う心配はない。
ホテル周辺は居酒屋やスナックが多いエリアで、気になる居酒屋も多数あった。
「社長室」という看板のスナックもある。面白い。

「もしもし、今、社長室にいるんだけどね」なんていう会話を電話でしたら面白そうだ。
「海坊主」という喫茶店を見つける。ちょうどコーヒーでも飲みたいと思っていたのでさっそく入る。
メニューを見ると、普通のコーヒーは350円、とても安い。
と、ブルーマウンテン\450の文字が目に入った。
これまた安い。
ブルーマウンテンを頼んだ。
酒を飲んだ後でもあり、おいしいコーヒーだった。
この喫茶店はカレーが人気なようで、カレーを食べている地元の方が何人もいた。
コンビニでビールとつまみを買い、ホテルに戻った。
もちろんホテルのテラスで南国の暖かい風に吹かれながらビールを!と思ったのだが.........
雨が強く降ってきた(^^;)
明日はホテルのすぐそばの離島桟橋から竹富島へ行く予定である。

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