年初めの韓国旅行は順天から(2008年1月3日〜1月6日)・1日目
    

              
2008年1月3日(木)

 JAL8831便(羽田8:20→金浦10:45)に乗るべく明け方に家を出る。
夏だったらこの時間はすっかり明るく、セミも一斉に鳴き始める時間なのだが今は真冬、真っ暗で夜の寒さが残っている。
羽田空港では混雑する時期ではあるがチェックインから出国手続きまでわずか10分程度で終わらせることができた。
国際線ターミナルはソウル便に加えて上海便もつい最近になって就航し始めたせいかさまざまなお店が増えていた。
JAL8831便は満席かと思ったらざっと見た感じ6〜7割程度の席の埋まり具合だ。
定刻より若干早く出発した。ありがたい。
  
※左:羽田空港にて。ソウル・金浦空港行きJAL8831便。
  右:機内から見た富士山。手前は山中湖。


今日はきれいに晴れているので富士山がはっきりと見える。
機内食は冷たいめんたいこご飯と野菜の煮物、これにみそ汁がついた。
まあ、韓国であれこれ食べるのだからこれくらいでちょうどよい(笑)

※機内食。冷たい明太子ご飯に野菜の煮物。飲み物はみそ汁と緑茶。

ソウル・金浦空港には定刻よりも10分程度早く着いた。
金浦空港でいつもお世話になっているHさんと会う。
正月を韓国で過ごし、これから帰国だそうだ。
帰りの便までまだ時間があるようなので空港内で一緒にランチをする。
ブテチゲがある食堂に入った。
一人5000Wでなかなかのものだった。

※金浦空港内の食堂にて。ブテチゲ。火にかけたばかりでまだかき混ぜていないので全体に赤くなっていない。

食堂のアジョッシがいきなり日本語で話しかけてきたので、なぜ日本人だと分かるのですか?と聞いたところ、「見れば分かる」と(笑)
短い時間だったがHさんと食事をしながら久しぶりのおしゃべりを楽しんだ後別れた。
私はこのあと、金浦空港の国内線ターミナルへ向かった。
麗水(ヨス)行きの国内線に乗るためである。
ヨス空港からは空港バスで順天(スンチョン)へ向かう予定だ。
ヨス行きの便は予約をしていなかったので希望の便に乗れるかどうかちょっと不安だったがヨス行きの便はカウンターですぐに入手できた。
大韓航空1339便で金浦を13時に出発、ヨスには13時55分に着くようだ。
運賃は66900Wであった。
  
※左:ヨス行き大韓航空1339便のチケット。レシートみたいな長い紙だ。
  右:韓国国内線、各地へ頻繁に便が出ている。


バスだと安いのだがこれだと到着が夜になってしまう。
機内はほぼ満席だった。
大韓航空に乗るのは久しぶりだ。
途中、飲み物のサービスがありコーヒーをもらった。
ちょっと薄めのコーヒーだった。


ヨス空港には時間通りに着いた。
とても小さな空港だ。
空港ビルの外へでて順天行きの空港バスを探す。
すぐに見つかったが「空港バス」というよりもなんだか自動車教習所の送迎バスみたいな感じの小さなバスだ。
確か、順天市内まで30分ほど、3000Wか2500Wだったと記憶している。
ジーパンをはいた、普段着姿のアジュンマが運転手だ。
こりゃあ、旅館の送迎バスみたいだ。
もちろん車内放送はない。
バスが市内の各要所に着くとアジュンマが大きな声で「○○で降りる人〜!」と叫ぶ。
韓国初日、このあたりでやっと自分が今、韓国にいることを実感してきた。
バスが順天駅に着いたところで私は降りた。

※順天(スンチョン)駅

駅前は高いビルがほとんどなく、ちょっとごみごみした感じで地方の街の雰囲気がいっぱいだ。
まずは宿探しだ。
これが楽しみの一つである。
駅前に立ち、ざっと見ただけでもかなり多くのモーテルや旅館を確認できる。
ちょっと大きめで目立っている「バリモーテル」に入ってみた。
  

1泊30000Wで部屋にはPCもあるという。
受付前に各部屋の写真が大きく掲示されている。
ここで2泊することに決めた。
受付のアジュンマはとても感じがよくて好感が持てる。
部屋は広くて大画面テレビにPC,給湯給水器、冷蔵庫(無料の缶飲料3本)、浴室もきれいで広々、トイレはウォッシュレット付きだ。
  
※順天駅前のバリモーテル、部屋は申し分ない環境だ。

荷物を置いて休む間もなく外へ出る。
とりあえず、順天駅前の観光案内所へ行く。
明日の順天シティツアーの参加予約をするためだ。
案内所にこの時にいた方は日本語ができなかったので韓国語での予約となったが簡単に済んだ。
明日の集合場所や時間などの説明を簡単に受けて予約手続きはおしまい。
時間が中途半端に余っている。
順天駅周辺の地理を知りたいので市外バスターミナルへ向かって歩く。
途中、市場があり、ここでしばらく時間を使ってしまう。
が、だんだんと寒くなってきて体が冷えてきた。
市外バスターミナルの運行表を見ているとヨス行きがほぼ5分おきに出ていることに気づく。
ヨスまで1時間くらいだし、暖かいバスの中から車窓見物も悪くないのでヨスを往復することにした。
ヨスまでの運賃は3500W,自動販売機でチケットを買うようになっている。
バスは大型の立派な市外バスだ。
 
※ヨス行き市外バス。5分おきくらいに出ている。
 
これでしばらく地方都市の風景を楽しむ。
ヨスに近づくにつれてあちこちで「2012 EXPO」の垂れ幕が目立ってくる。
この年にヨスで万博が開かれることが決まったらしい。
  
※左:麗水(ヨス)市外バスターミナル。
  右:市内にて。エキスポ2012の麗水への誘致成功を祝う垂れ幕


ヨスのバスターミナルに着いたがもう暗くなり始めていて市内をあちこち見るのがおっくうになってきたので周辺だけ様子を見に歩き回ってまた市外バスで順天に戻る。
なんと、私が乗った順天行きの市外バスは乗客が2人だけであった。
順天⇔ヨスの市外バス、やたらと運行本数が多い感じがする。
夜は順天駅前のキムパブ店(3軒あるうちの1軒)で全部いりキムパブ(モードゥムキムパブ)を買い、コンビニでビールやつまみ類など買いモーテルで韓国ドラマを見ながら夕食を楽しんだ。

※順天駅前のキムパブ(海苔巻き)専門店。駅前に全部で3軒もある。

  
※左:モードゥムキムパブ(全部いり海苔巻き)。肉、ツナマヨ、エゴマの葉、卵、ニンジン、たくわん、とにかく具だくさんの海苔巻き。
  右:缶ビールに韓国製チーズかまぼこ、燻製卵。


  
※ヤクルト社製のカップウドン。日本のと変わらない味。

テレビをつけるとなんと冬ソナが放映されていて久しぶりに見入ってしまった(笑)
テレビは100チャンネル近くあり、次々と私のお気に入り韓国ドラマを放映するのでなかなか寝られないのであった。
明日はまる一日、順天シティツアー参加である。
朝の9時50分に駅前の観光案内所へ集合するように言われている。

                  

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