春の韓国 菜の花の青山島と桜満開のソウル4泊5日 (2010年4月17日〜4月21日)・1日目

    

                                       

                           

4月17日(土)

会社の代休を使って今日から5日間の訪韓である。
今回は釜山へ入り、全羅南道へ抜け、そのままソウルまで北上するコースでまわった。
久しぶりに長い旅行ができる。

成田エクスプレスで成田空港第2ビル駅へ向かう。
まだゴールデンウイーク前だが車内は観光客らしき人たちでそれなりに混んでいる。
車内販売が来たので鎌倉ハムを使用しているという、大船軒のサンドイッチを買う。
この手のサンドイッチのパン生地やハムはパサパサしてまずいのが多いが、これは意外においしかった。


  
※大船軒のサンドイッチ 鎌倉ハムを使用しているという

成田空港に着くがまだ時間に余裕がある。
展望デッキでぼんやりと飛行機でも見ようと思って行ってみたら降雪のため閉鎖中とのこと。
そういえば今朝は関東南部でも4月としては41年ぶりの降雪を観測していたのだった。
自宅を出る際も雪が降っていてびっくりしたのだった。


※関東南部では4月としては41年ぶりの降雪

釜山行きJAL957便は時間通りにスポットを離れるも離陸待ちの飛行機の混雑により滑走路手前でだいぶ待たされる。
機内はざっと見たところ8割程度の席が埋まっている。
釜山便の需要はそれなりにあるようだ。


  
※釜山行きJAL957便

しばらくすると例によってきれいな富士山が見えてくる。
今日は天気が悪いので見えないかもしれないと思っていたのだが。





個人用テレビで釣りバカ日誌を見る。
このシリーズ映画はとても面白く気に入っている。
だが、最後まで見終える前に韓国に着いてしまう。
機内食はすっかりおなじみになった空弁シリーズ、今回も春らしい感じのするお弁当だ。
ちょっとずつしか入っていないがどれもおいしかった。
飲み物はリンゴジュースにする。この時間からビールは飲みたいと思わない。



※機内食

定刻より若干遅れて釜山金海空港に着く。
外はとても暖かい。自宅を出た際は雪が降っていて震えていたのだが。
一般タクシーで老圃洞の総合バスターミナルへ行く。
時間は30分くらいかかったか。料金は23000Wほどだった。
バスターミナル内へ入ると独特の韓国のにおいがしてくる。
やっと韓国に来た感じがする。
窓口で光州行きのチケットを買う。やった、優等バスだ。
優等バスだとちょっと高いが座席がとてもゆったりしているのだ。
次の光州行き高速バスの発車まで1時間半ほどある。
光州までは3時間半ほどかかり、運賃は22500Wだった。
まだ時間があるのでバスターミナル前に広がる青空市場を見に行った。
これがとても楽しかった。
市場内は慶尚道訛りの韓国語でいっぱいだった。


  

  


ゆっくりと市場を見たつもりだがまだ時間がある。
バスターミナルに隣接の釜山地下鉄老圃洞駅から地下鉄に乗り隣の梵魚寺駅まで行く。
駅周辺を少し歩きまわってみる。
なぜかこの駅の周辺は画像のような花屋がたくさんあった。
花飾りまで売られている。

  


バスの時間が近づいたので再度釜山地下鉄で老圃洞駅へ戻る。
すでに光州行きのバスが停まっていた。
チケットに書かれたシート番号(12番)の席へ行くとアジュンマがすでにすました顔で座っている。

マッシー:「アジュンマ、ミョッポンニセヨ?」(おばさん、何番ですか?)
アジュンマ:「クボンニョ」(9番です)
マッシー:「クボン?チョギジャナヨ〜!」(9番?あっちじゃないですか〜!)
韓国の高速バスに乗るとよく出逢うシーンだ。

私の席に間違えて座っていたアジュンマをどかして?腰を下ろす。
一人掛けの広いシートだ。
光州に着くまで3時間半かかるので広いシートは助かる。
バスは途中、ソムジンガン休憩所(サービスエリア)へトイレ休憩に寄った。
韓国のサービスエリアは楽しい。
いろいろなおいしそうな香りが漂っている。
焼き栗のいい香りがしたので行ってみるとなんと日本語で「焼ポン」、「新栗 入荷しました!」などと書かれた店があった。
屋台で売られている普通の焼き栗とは違うようだ。
3000W分買ってみる。
栗は殻がピスタチオ状に向きやすいように割れている。
中の栗は屋台の焼き栗とは違い、焼き芋のようにホッコリとしている。
初めて食べる触感だ。おいしかった。


    
※釜山発光州行き優等高速バス           ソムジンガン休憩所                   ホコホコの焼き栗、焼ポン

途中、混雑することもなく、バスは日本では考えられないくらいのスピードで飛ばし続け、光州には時間通りに着いた。
もうすでに日が落ちて真っ暗だ。7時半をまわっている。
光州は全羅南道、久しぶりだ。


  
※光州高速バスターミナル ユースクエア

旅館街が近くにあるのを知っていたのでまずは宿を確保する。
この旅館街はこれまで2回利用している。
今回はファンリョン荘モーテルに泊まることにした。
1泊3万W、部屋は画像のような感じだ。
ごくごく標準的な地方都市のモーテルだ。
給湯給水機があるのは助かる。


    
※光州バスターミナルから歩いて数分、ファンリョン荘モーテル。付近にはモーテル、旅館がたくさんある。


    
お腹がすいたので近くのEマートとコンビニへ晩ご飯を買いに行く。
Eマートのプライベートブランドの弁当(キムパブ、いなり寿司、大学芋のセット)とやはりEマートのPBのエッグポテトサラダ、コンビニで光州産のマッコルリや小さなキムチなどを買う。
キムパブは普通の味、いなりずしは昔ながらの日本のいなりそのもの。
そして大学芋がとてもおいしかった。シナモン系のホットクと同じ味だった。
無等山というこの光州マッコルリはカルピスソーダみたいでとても飲みやすく、一ビンをすぐに飲んでしまった。
アルコール分はビールと同じ程度だ。
この旅行では全州のマッコルリ、ソウルのマッコルリも後日飲んだがどれもそれぞれ味が違っていて楽しめた。
明日は莞島経由で青山島まで行く予定である。



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