台湾新幹線に乗る・台湾2泊3日の旅(2008年7月25日〜7月27日)・1日目
    

              


7月25日(金)

 JALのマイルがたまってきたので今回は3年ぶりに台湾へ行くことにした。 今回は2泊3日だがまともな観光ができるのは2日目のみである。新しくできた台湾新幹線に乗り、台北⇔高雄を往復するのが目的なので2泊3日で充分だ。
 毎度のことながら成田空港まで行くのが面倒である。横浜駅から成田空港行きのバスに乗ったがこれだと運賃は3500円、約1時間半で着く。早朝だというのにバスはそれなりに混んでいた。
 いつも韓国ばかり行っていて利用するのも羽田空港ばかり、だから数々の海外航空会社が集まる成田空港へ行くといかにも国際空港らしい感じがする。
 10時発の日本航空641便台北行きに乗る。

※成田空港にて。台北桃園行き日本航空641便

が、この便は平日のせいか空いていて6割程度の座席の埋まり具合だ。 成田空港を離陸したのち、しばらくすると自宅上空を飛んでいるのが分かった。 自分の住む町を空から見るのはとても楽しい。またしばらくすると富士山も雲のなかから顔を出した。
  
※眼下に見えるのは羽田空港、富士山も。

 機内食は韓国線と違ってそれなりのものがでてくる。今回はデミグラスソースがかかった大きなメンチカツがでてきた。私の好みの味だ。デザートのムースもなかなか。飲み物はリンゴジュースをもらった。

※デミグラスソースのかかったメンチカツは特においしかった。まだ午前中なのでアルコールはパス。

 台北の桃園国際空港からは国光のリムジンバスに乗って台北駅へ向かった。1時間ほど乗って125元(約437円)。やっぱり台湾のバスは安い。台北駅は前回来たときにはあちこち工事をしていたのであるがすっかりきれいになっていた。それにしても蒸し暑い。
  
※台北駅に着いた国光の空港リムジンバス。台北駅の駅舎は博物館みたいな建物だ。

まずは宿を確保したい。三越の裏あたりに安ホテルが数軒あったのを思い出して行ってみる。明日は台北駅から新幹線に乗るので駅のそばが良いのだ。だが、どの宿も満室だ。かといって駅前にある天成大飯店のような高いホテルは泊まりたくない。スムーズに宿が決まらない。これも旅の面白さだ。
 台北駅からMRTで一つ先の中山駅へ行ってみる。駅から歩いて5分くらい、路地の裏にいくつか安そうなホテルがあるのを見つけた。天津大飯店というホテルに入って部屋があるかどうかきくとあるという。1泊1200元(約4200円)だそうだ。ここに決めた。暑い中、安さを求めてこれ以上はあちこち歩き回りたくない。フロントの対応も感じがいい。部屋は日本のビジネスホテルよりも若干広め、きれいだしベットも大きいしいい感じだ。
  
※今回の宿はMRT中山駅近く、天津大飯店。1泊1200元、なかなか感じのいいホテルだ。

 部屋に荷物を置いて少し休む。エアコンの涼しい風が心地よくて外に出るのがおっくうになる(^^;)ホテルの周りをまずは歩き回ってみる。東京下町、浅草のような雰囲気のするエリアだ。異国に来ている感じがしない。
  
※ホテル周辺は東京下町のような路地があちこちに。

 そう、明日は新幹線に乗るので念のため今日のうちに台北駅へ切符を買いに行く。窓口のほか、銀行ATMのような大きな自販機でも買えるようになっている。自販機で買ってみた。もちろん全部中国語表示だがたやすく買えた。日時や行き先、片道か往復かなどを画面上で操作するだけ、クレジットカードも使えた。

※2日目は新幹線で高雄へ。

 明日の台北⇔高雄の切符を確保したところで南陽街やその先にある二二八公園周辺をぶらぶらと歩き回る。どこからともなく漂ってくる八角の香りは台湾にいることを実感させてくれる。
 夜は台北駅で駅弁を買い(60元、約210円)、コンビニでビールやおつまみ、豆花などを買いこんで今日の日程はおしまい。夜市は明日行く予定である。なお、台北駅の駅弁はご飯の上に骨付き肉、ゆで卵、ゆでたキャベツ、湯葉のようなものなどが乗っており、いずれも八角をはじめ台湾ならではの独特の味付けになっていておいしかった。
  
※台北駅の駅弁。八角の香りがし、独特の味付けでおいしい。安い。

 コンビニで買った台湾ビール、あまりの暑さのために500mlを買ったがすぐに飲み干してしまった。おつまみにピーナツを買ったのだが、これは普通のバターピーナッツではなく、にんにく風味のもので大変美味しかった。実はこれが気に入ってしまい、帰りにお土産にも買ったのだった。

※台湾ビールとにんにく風味ピーナッツ。

 豆花は「十勝紅豆豆花」という商品名、冷たいのど越しがとてもここちよい台湾デザートだ。

※十勝紅豆豆花
       

                            

                  

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