半年ぶりのソウル&初めての済州島5日間の旅(2007年6月3日〜6月7日)・2日目
    

             



6月4日(月)

 昨夜は遅くまでテレビで韓国ドラマを観てしまった。
今日は前半はバスに乗って済州民俗村&ピョソンの海水浴場、後半は東門市場と龍頭岩海水ランドの予定である。
モーテルの部屋の窓を開けて朝の景色を眺める。
朝の街の香りがする。
  
※モーテルの部屋から見える景色。正面のチェジュ・スイスホテルの左が海。写真ではうっすらとしか確認できないが。

しばらくは朝の散歩、モーテル付近をブラブラと歩く。
川が流れているのだが、川沿いにはつつじやや柳の木があり日本にいるのかと錯覚を起こしてしまいそうな光景がある。
 
※日本にいるみたいだ。この橋、夜はライトアップされる。

お腹が空いてきた。
モーテルから市外バスターミナルまでタクシーで移動する。
約10分、2600Wだった。

※済州市外バスターミナル

ここで朝ごはん、バスターミナル内の小さな食堂でククス(2500W)を食べる。
イワシダシのきいた、かけそばだ。
キムチがよく合う。

※ククス2500W。煮干ダシのやさしい味。

バスターミナル内はリュックを背負った観光客風の人が多い。
済州民俗村は済州島の東部に位置し、市外バスターミナルからバスで約60分程度かかる。
バスは1時間に2〜3本出ている。片道3000Wだ。

※ピョソン・民俗村行き市外バス

旧済州の町を抜けると北海道にあるような平野の一直線の道路をノンストップでひたすら走り続ける。
バスの中ではKBSラジオがかかっている。
あちこち濃い緑がとても多くて本土とは景色の様子がやっぱり違う。おもしろい。
一直線の道路をずっと走り続けるとピョソンという小さな町に着く。
ここでほとんどの客が降りる。
民俗村はここからさらに数分走った所だ。

民俗村は19世紀頃の島の集落、建物を復元して野外に展示してある、広い博物館だ。
韓国時代劇「大長今」も一部のシーンはここで撮影されたそうだ。
チャングムが医女の勉強をしているあたりの時期だ。
ちゃんと当時の撮影シーンがおのおのの関連場所に掲示され、分かりやすく説明されている。
当時の家々が並び、それを低い石垣が囲む光景は竹富島の集落によく似ていると感じた。
  
私も大長今の当時のシーンを思い出しながら各所の展示を見てまわる。
大長今の台本が展示されている建物があった。
韓国ドラマの台本を見るのは多分、初めてだ。
中身を読んだがどのシーンだかは思い出せなかった。
 
2時間半ほどかけてゆっくりと民俗村内を見たあと出口付近になぜかダチョウが飼われているコーナーがあった。
ダチョウ、目の前で見るのは久しぶりだ。
やっぱり大きいなあ〜。
暇だったらしく、私が柵のそばまで見に行ったらダチョウもこちらに寄ってきた(笑)

民俗村を出た後はすぐ近くにあるピョソンの海水浴場を見に行った。
ちゃんとシャワー施設や更衣室、トイレが完備されている。
例によって時間をかけて砂浜沿いにビーチコーミングをしてみる。
予想通り、中国から流れ着いたと思われるジュースのペットボトルやお菓子の袋などが簡単に見つかった。

※ピョソン海水浴場のビーチにて。中国から流れ着いたと思われる紅茶のペットボトル。

それにしてもこのピョソンのビーチ、砂浜が真っ白で水も本当にきれいだ。
所どころに黒い溶岩の塊があり、この島が火山でできていることを感じさせる。
 
民俗村とビーチコーミングを充分楽しんだところでまたバスで旧済州へ戻る。
民俗村内を長時間歩き続けていたので疲れてバスの中ではずっと寝ていた(^^;)
今度は旧済州、空港、新済州などを循環するバスに乗って車窓の景色を楽しむ。
それにしてもこの旧済州、新済州エリアはホテルや旅館などの宿泊施設が本当に多い。びっくりする。
東門市場を見る。
けっこう大きな市場だ。
済州産のみかんやハンラボン(デコポン)、すいかなど、果物を売る店が非常に多くて南国沖縄の市場のようだ。。
魚介類の店も多い。
やはりオクトム(アマダイ)やカルチ(太刀魚)が目だつ。
  
※東門市場。オクトム(甘鯛のひもの)を売る店


 
※みかんがきれいに並べられている


この2種類は訪韓中にどこかで食べなければならない。
済州産のみかんを使っているというチョコレートを市場で買った。
ブラックチョコとオレンジクリームが層になったチョコだ。
みかんのさわやかな香りがしたがこれは香料のせいだろう。
でもおいしかった。
一旦、モーテルで休んだ後、タクシーで龍頭岩海水ランドへ向かう。
モーテルから約10分の距離にあるこの施設は大浴場で海水風呂が楽しめるし、もちろんチムジルバンもある。

※龍頭岩海水ランド

海水風呂、入ってみた。
私はアトピーでまずいかなあと思ったがなかなか気分がよかった。
ちょっと湯をなめてみたが海水よりしょっぱかった(^^;)
深緑色をした、緑茶風呂もあった。
香りは感じられなかったが。
チムジルバンは空いていたので写真を撮った(^^;)
 
チムジルバン内。この部屋はゲルマニウム房。室内は70度。ここでゴロゴロと寝転がる。

やっぱり大浴場&チムジルバンの組み合わせは本当にリラックスできる。
夜は食堂でオクトム(甘鯛のひもの)の定食を食べた。7000Wだった。
ワカメスープがついてきたがこれでもか、と思うくらいにワカメがたっぷりと入っていた。

※オクトム定食7000W。

オクトムは初めて食べたが予想以上においしかった。
アジのひものよりも味が豊か、塩加減もバッチリだった。
食後は腹ごなしに市場やモーテル付近を少し散歩した。
明日は朝早くチェジュを出て済州航空でソウルに向かう。
というわけで今回の済州島は旧済州の東門市場、龍頭岩付近、および東部の民俗村とピョソン海水浴場をまわったのみであった。
ロケ地、街歩き。見所があまりに多すぎるので一度ではとても見切れない。


      

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