韓国旅行4泊5日 蔚山〜清道〜槐山〜ソウル(2009年8月8日〜8月12日)・1日目
    

                                       

                           

8月8日(土)


今日から1週間の夏休みである。
久しぶりに長い旅行ができる。
羽田空港の国際線ターミナルは相変わらず狭いもののチェックイン、出国審査はこのお盆の繁忙期でさえ5分足らずで終わってしまう。
本当に毎回ありがたいことだ。
何気なく空港内の到着案内版を見てみるとなんとANAではグアム線も羽田に乗り入れているようだ。
期間限定のチャーター便だろうか。
そういえばこの秋からJALでも北京行きが開設されるようだ。
昔のように台北行きができると台湾へ行く機会も増えるのだが。


    
※羽田空港国際線ターミナル内の到着案内板     搭乗予定のソウル・金浦空港行き8831便。


日本航空8831便に乗る。
これに乗ると10時35分には金浦空港へ着いてしまうので初日から有効に時間を使えるのだ。
機内は相変わらず満席に近い状態だ。
機内食はこんな感じ。
毎回書いているがここ1年ほどで韓国線の機内食はとても良くなった。
飲み物はリンゴジュースをもらう。


  
※機内食

定時に金浦空港へ到着、まずは国内線ターミナルへ移動して蔚山行きのチケットを買っておく。
13時ちょうど発のアシアナ航空の蔚山行きが難なく買えた。
85200Wだった。
出発までしばらく時間があるのでこの7月に開通したばかりの地下鉄9号線に乗りに行く。
金浦空港駅から次の停車駅、空港市場駅まで乗る。
駅構内も車両も新しいにおいがする。
車内の案内版はとても分かりやすい表示だ。

  
※車内の案内板                       空港市場駅。

空港市場駅を出るとこんな感じ。
すぐ近くに空港市場という、在来市場が広がる。
空港と昔ながらの在来市場、このアンバランスがなんともいい。


※空港市場駅を出たところ。


空港市場は薄暗い感じの昔ながらの市場、沖縄の牧志公設市場の周辺に広がるアーケードによく似ている。

  
※空港市場の様子


しばらくこのエリア内を歩き回った後再び9号線で金浦空港駅へ戻る。

※9号線の車内はこんな感じ

昼ご飯は空港内の食堂で冷麺を食べる。
緑茶冷麺、値段は8000Wと空港価格である。
左上に映っている赤い汁が入ったものは五味子茶だ。
まずまずの味だったが食べ終わった後に空港内の安いフードコートへ行けばよかったと後悔する。


※緑茶冷麺


金浦空港の国内線ターミナルは土曜日のせいか家族連れでにぎわっている。
済州島行きの搭乗口などは行列ができている。

  
※国内線ターミナル、出発案内板。          アシアナ航空8605便 蔚山行き


蔚山行きは定刻通りに出発、機内はほぼ満席だった。
途中、飲み物のサービスがあり、私は甘いトマトジュースを頼んだ。
中華圏の甘いお茶は閉口するが甘いトマトジュースは意外においしい。


※機内サービスではトマトジュースを

時間通りに蔚山空港へ着く。
小さな地方空港でなんだか懐かしい感じのする所だった。
飛行機は滑走路にスムーズに着陸後、すぐにその滑走路上でUターンして駐機場へ向かう。
石垣空港みたいだ。


※蔚山空港

空港からタクシーでバスターミナルへ向かう。
時間は20分程度、確か10000Wもしなかったと記憶している。
さて、宿探し。
バスターミナル周辺にはデパートに観覧車、各種食堂に卸売市場まである。
ここは慶尚道、道行く人々はやはり訛って話している。
地方に来た感じがする。
旅館、モーテルはバスターミナル周辺に腐るほどあった。
ちょっとこぎれいそうなルネサンスモーテルに入ってみる。
1泊50000Wとのこと。


※ルネサンスモーテル

なるほど、部屋はとても広々していて気持ちがいい。
きれいだ。
浴室、トイレもかなり広い。
ベッドでの寝心地もなかなかだ。


  
※ルネサンスモーテルの客室の様子

荷物を置いてさっそく外へ出る。
まずはモーテル前から市内路線バスに乗って長生浦のくじら博物館へ行く。
バスの運賃は1000Wだった。
主だったバス停にはあと何分で自分が乗るバスが来るか表示されている。
まあ、これはソウルでも同じだ。
が、バスの車内に電光表示板があり、あと何分でどのバス停に着くのか次々に表示されるのにはおどろいた。
利用しやすい路線バスだ。

  
※蔚山の市内バス停の案内板。あと何分で自分が乗る路線のバスが来るのかわかる。




※バスの車内の電光版。あと何分でどのバス停に着く予定か次々と表示される。

くじら博物館は工場地帯のはずれにあった。
家族連れで大変にぎわっている。
くじらの種類、歴史、加工品の紹介などさまざまな展示がされており、非常に興味深いものだった。
日本語のパンフレットも用意されているほか、展示物も主だったものは日本語表記されていた。
見ごたえのある展示内容ばかり、時間をかけてゆっくりと見て回った。

  
※くじら博物館


※館内の様子


くじら博物館のまわりは工場地帯なので街歩きには向かない。
バスで市内繁華街へ戻る。
バスの車窓から大きな在来市場らしきものが確認できた。
思わず降車ブザーを押す。
スアム市場という大きな市場だった。
きれいな明るいアーケードの市場、食料品中心でけっこう楽しめた。


  
※スアム市場


時間があるので市場周辺の集落も歩いてみる。
高層アパートもあるがこの辺はまだまだ無秩序に広がる古い戸建ての家が多い。
充分に歩き回った後、宿へ戻る。
韓国は日が長い。
夜7時を過ぎてもまだまだ明るいのだ。


  
※市場周辺の住宅地

夜はコンビニでラーメンやおにぎり、ビールに燻製卵、キムチなどを買いこみ、宿で韓国ドラマを見ながら食べる。



※夜はコンビニであれこれ買いこんだ。

今日の日程はこれでおしまい。
朝、羽田発JAL8831便を使うと初日はこれだけ回れる。
明日はワイントンネルと韓国ドラマ「テロワール」のロケ地である清道へ向かう予定である。

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