韓国ドラマ「あんぱん」ロケ地・全州旅行記(2006年1月4日〜1月7日)・4日目
1月7日(土)
寒かった韓国旅行も今日でおしまいである。
が、帰りの飛行機は夜7時過ぎの出発、最終日だがゆっくりと過ごせる。
早朝の高速バスで2日間過ごした全州よりソウルへ戻る。
ソウルに着くまでの約3時間、ずっと寝ていた。
ソウルへ着いたのは9時過ぎ、全州のゆったりした雰囲気に慣れてしまったのか、なんだかとても都会に来た感じがする。
ソウルもとても寒い。
何か温かい朝食が食べたい。
ミョンドンのシンソンソルロンタンへ行く。ここはソルロンタンはもちろん、キムチもとてもおいしくて気に入っている。
私としたことが、写真を撮り忘れてしまった(^^;)
朝のミョンドンは昼間の騒ぎが嘘のように閑散としている。
ゴミだけがあちこちに散らかっている。
店内に入って驚いた。なんとほとんどが日本人である(^^;)
みんなテーブルでガイドブックを広げている。
ソルロンタン、なんと6000Wに値上げされていた。
韓国で6000Wの朝食は高いなあ(^^;)
でも味は相変わらずとても良い。おかげで体が温まった。
朝の閑散としたミョンドンをしばらく散歩した後は地下街へ。
新しくなった小公洞地下商街を見たかったのである。
今までこの地下商街は薄暗くて古臭い雰囲気いっぱいのものだったが、リニューアルされて大変明るい地下街に変わっていた。
初めて韓国へ来た時、市庁からミョンドンへ抜ける道として少し不安を抱えながらこの地下街を何度となく歩いた記憶がある。
当時、初めて歩く韓国の地下街を見て韓国の地下街はこんなに暗いものなんだ〜、と少しびっくりした記憶もある。
そんなちょっと思い出ある場所なのだ。
市庁前広場へ出てきた。
子供たちが楽しそうにスケートをやっている。
※ソウル市庁前広場。非常に寒い;;;
とても良い風景だが、本当に寒い....。
寒いのでとりあえずインサドンへ出てイエッチャッチプという伝統茶店へ行く。
ここで体を温めがてらゆっくりと過ごす。
朝の中途半端な時間(10時半過ぎ)のせいか、店内に客はいない。
こういう店はとても雰囲気がよく、不思議と心が落ち着く。
メシル茶(梅茶)を注文する。
※インサドンにて。梅茶。
温かい梅茶はこれまたリラックスできて大好きである。
お茶を楽しみながら店内に流れている韓国の伝統音楽を聴いてまったりとする。
体もあたたまり、全州からの移動による疲れもとれたところで店を出る。
とりあえず、安国方面へ歩き始める。冬ソナのユジンの家付近をもう一度歩いてみたくなったのである。
あのあたりはかわら屋根の雰囲気ある韓国ならではの家々が見られるのでもう一度見たいと思っていたのだ。
中央高校の正門前に来て驚いた。
両隣の個人商店(本屋と雑貨屋)ではヨン様をはじめとする韓国俳優のブロマイドやキーホルダーなど店先に目立つように陳列している。
明らかに中央高校やユジンの家を訪れる日本人向けのものだ。
中央高校へ通う学生たちは自分の高校の周りでこういう品物が売られる様子を見てどのように思っているのか知りたくなった。
ユジンの家の周辺は変わらずかわら屋根の家々が健在、その雰囲気を充分に味わえた。
ここまでくるとソウルとは思えないほど静かな街だ。
このあたりは山あり谷あり坂道も多く、道路もせまい。
その狭い道路いっぱいに緑色のマウルバスが通って行く。
次回機会があればこのバスはぜひ乗ってみたい。
安国駅周辺の街歩きを充分楽しんだところで今度は地下鉄でムアジェ駅へ移動する。
ムアジェ駅は韓国旅行して間もない頃間違えて降りてしまった駅である。
確か坂道が多くて印象的な街並みだったのを思い出してまた行きたくなったのだ。
数年ぶりに行ってみると、駅周辺は以前来た時とは変わっていないようだ。
確かに駅前は坂が多く長崎のような感じもする。
※ムアジェ駅周辺の住宅街。どこへ行ってもこのようなものすごい急坂ばかり。
時間がまだあるのでそんな駅周辺の坂の多い場所に立つ家並みを見ながら散歩する。
目的もなくこのように散歩するのは後になっても意外に印象に残っている。
あちこち歩き回っているうちに結構時間が経ってしまった。
体も冷えてきたし、この辺で金浦空港のEマートへ向かう。
前回の訪韓の際には時間が全然なくてEマートに寄れなかったので今回はたっぷりと時間をとってある。
3時過ぎ、金浦空港内のスカイシティフードコートでマンドゥラーメンを食べる。
韓国風の餃子がトッピングされたラーメンで、ラーメンのスープが餃子の中までしみこんでいておいしい。
※マンドゥラーメン。金浦空港スカイシティフードコートにて
お腹も満足したところでEマートで買い物開始。
韓国のスーパーマーケットは見ているだけで本当に楽しい。
食料品は高くはないのでついついたくさん買ってしまう(^^;)
韓国のみかんを買って帰りたいのでまずは果物売り場へ行く。
みかんはビニールにつめ放題のものと最初からアミ袋に入っているものと2種類あった。
ビニールにつめ放題のほうはかなり客が群がってすごいことになっている(^^;)
あらかじめ、ビニール袋をぎりぎりまで引き伸ばしてからみかんを詰めているツワモノもいる(^^;)
私はおおぜいの客がべたべた触ったみかんは買いたくないのであらかじめ網袋に入っているみかんを買った。
その他、魚肉ソーセージやインスタントラーメン、菓子やパン類などたくさん買い込んだ。
食べ物ばかりである(^^;)
※Eマートでは餅つきのイベントがおこなわれていた。
買い物も終わったところでそろそろ帰国便のチェックイン開始の時間である。
金浦空港はやっぱり良い。
出国手続きもガラガラですぐに終わってしまった。
帰りは羽田空港に着くと思うと気がとても楽である。
※JALの帰国便の機内食。いつも付いてくる韓国製のゼリーはおいしい(笑)
今回の韓国は例年になく寒い思いをしたが好きなドラマのロケ地をまわれて楽しかったし、更に次回への課題もできて充実した旅行であった。