2005年は群山・全州から〜(2005年1月4日〜7日)・1日目

                            
1月4日(火)

冬の韓国は何度か訪れているがあのキリッとした鋭い感じの寒さにはなかなか慣れることができない。
そんな寒さも旅の楽しみの一つと考えて今年初の韓国旅行がスタートした。
今回訪問予定の群山、2002年に映画「8月のクリスマス」ロケ地を見るためにすでに訪れたが、その後のロケ地の様子を見たいのとロケ地以外の街歩きもしたかったため、全州は本場のビビンバプを専門店で食べたかったのと古い街並みを見たかったため、こんな単純な理由で今回の旅を決めた。
行きは羽田−金浦のJAL便、帰りはインチョン−成田のJAL便である。
1回の単純な往復旅行で4つの空港の雰囲気が楽しめる。
大人気の羽田−金浦便はJALを利用すると自宅からも早起きせずに私鉄1本で羽田空港へ行くことができる上、昼過ぎにはソウル市内に入ることができる。
羽田を離陸したJAL便は東京湾上空を南下し、しばらくすると向きを西へ変える。なんと自宅上空を飛んでいることが分かった。窓から家は確認できなかったが、近所の高速道路や学校、ごみ処理場の煙突が良く見えて決め手になった。
機内食は例のとおり冷たいご飯と簡単な煮物が合わさったもの。5分で食べ終える。
今回は定刻よりも25分ほど早くソウルへ到着した上に入国手続きもほとんど並ばずに済み、時間がかなり節約できた。
韓国訪問の際には毎回インチョン空港で携帯電話を借りているが今回は行きは金浦、帰りがインチョン。
金浦空港で借りた携帯をインチョン空港で返却できるか心配だったが、金浦空港のSKテレコムカウンターで聞いてみると大丈夫との事、一安心した。
空港ビルの外へ出るとキリッとした寒さが伝わってくる。天気は良く、風もないのであるが気温はマイナス6度との事。
手がすぐにかじかんで痛くなってきた。
ソウル市内へは地下鉄で向かう。金浦空港からはこれが安くて便利だ。
地下鉄内では「チョノン!、チョノン!(1000ウオン!)」と言いながら手袋売りのアジュンマがやってくる。
手袋は黒いもののみだが車内では結構買っている人がいる。
金浦空港駅内で久し振りに地下鉄のアナウンスを聞くと韓国に来たことを感じさせてくれる。
今日はチョンガクへ出てチョゲ寺のサモ・モーテルに宿泊しようと思っている。
チョンガクは相変わらず、若い人たちで賑わっている。時間はまだ午後2時半過ぎ。金浦便は本当に時間を有効に使える。
サモモーテル、予約なしで行ったがいつものとおり大丈夫との事。

1階にあったコーヒーショップがなくなり、新たに「同感」という食堂ができていた。映画の「同感」からとったのだろうか。
部屋はオンドル部屋を希望した。
すでに暑いくらいにオンドルが効いている。
温かい床に直に寝転がるととても気持ちがいい。部屋が広いのでなおさらだ。
このところ毎回のようにサモモーテルに宿泊しているので自分の家に帰ってきたように安心してしまう。
少し休んだ後、明日からの群山と全州行きのための観光パンフレットをもらいに近くの韓国観光公社へ行く。
館内には韓国ドラマを紹介したコーナーがあり、ここは日本人観光客が結構集まって写真を撮ったりしている。
・・・外は相変わらずとても寒い。ポケットに手を突っ込まないと歩けない。
次に永豊文庫。ここでは本や韓国映画「僕の彼女を紹介します」などのVCDを買った。欲しいものを手に入れることができ満足。
今度は、リンク先の方がよく行っている、ソウル駅裏のシルロアムサウナへ行く。

このシルロアムサウナ、一度行ってのんびり過ごしてみたかったのだ。
こんな寒い日はなおさらだ。
受付で8000W払い、入浴したあとはずっとチムジルバンで寝転がる。天国のように気持ちが良い。
途中、インターネットをしたり、軽食を食べに行ったり。館内で全部済ませることができ、言うことなし。
昨年、アプクジョンのデザイナークラブ地下のチムジルバンへ行ったが、雰囲気は同じだ。
子供達は冬休みなのだろうか、平日なのに家族連れも結構来ている。
今日はこのチムジルバンでず〜っとのんびりとして過ごした。
サモモーテルへの帰り道、ファミリーマートの前でいつも売っているホットク屋さんで1枚ホットクを買う。
今日の予定はこれでおしまい。
明日は群山、出発が早いがまたサモモーテル前のチョゲ寺のお経が目覚ましになるだろう。

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